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ブルックナー (1824-1896)

CD 交響曲第5番 ベルナルド・ハイティンク&バイエルン放送交響楽団

交響曲第5番 ベルナルド・ハイティンク&バイエルン放送交響楽団

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検索結果:22件中1件から15件まで表示

  • ★★★★☆ 

    haru  |  奈良県  |  不明  |  2011年01月12日

    J.O.さん、クラシックの最新録音のダイナミックレンジを落としたら、クラシック録音レーベルとしては品質を否定することになり自殺行為です。JPOP録音とは違います。再生装置が小規模で対応できないなら、ロッシーなフォーマットに変換し直すとかして、個別に対応していただくしかないです。

    16人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    バケペン  |  神奈川県  |  不明  |  2013年03月23日

    すでに多くの皆さんが絶賛されていますが、聴いてみて自分も絶賛せずにはいられないような名演奏です。録音もとても良い。しかも安い(購入時はさらに安かった)。ハイティンク、かつて日本の評論家には常々凡人と言われていたけど、この人の価値を見抜けなった人達こそ凡人です。悠揚として、しかるべきには快調なテンポ、強奏時にも崩れないバランス、とにかくいい演奏です。この曲は快演が多いですね。曲が素晴らしいのかな。

    9人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    Abbadian  |  東京都  |  不明  |  2010年11月28日

     素晴らしいの一言。ハイティンクの長い音楽家人生が,今円熟の極値を迎えつつあることが痛感させられる感動的な演奏である。ここにはブルックナーの音楽に必要な全てがあり,如何なる過剰もない。BRSOも,ブルックナーの音楽への確信を持ってリードするマエストロに全面的な信頼を寄せていることがよく分かり,(ファンの方には申し訳ないが)ヤンソンス指揮の時とは比較にならない,ブルックナーに相応しい充実したサウンドを創造している。それにしても最近のハイティンクのライウ録音には本当に外れがない。LSOとのベートーヴェン全集(凄い!)やR.シュトラウス,フランス国立Oとのマーラー,そして今回のBRSOとのブルックナーと,いずれも最大限の賞賛を与えられるべき見事な出来栄えである。以前はハイティンクを軽視していた自らの耳を恥じつつ,今後の彼の録音は全て傾聴するつもりである。BRSOも,ハイティンクとの録音をもっともっと行ってほしい。

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  • ★★★☆☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2011年06月27日

    絶賛の嵐の中、恐縮ながら。ブルックナーをよく知る大ヴェテラン指揮者、超優秀なオーケストラ、この組み合わせで予想される通り、一切の冒険や破綻と無縁な演奏。もちろんそれは悪いことではありません。プロ中のプロのスーパー・ハイレベルの仕事です。ですが、ここに聴かれるのは「予想通りの円満さ」に過ぎず、生き生きとした音楽行為ではない、という気がしてなりません。落ち着いたテンポ、はみ出しのないバランス、確かにそれは安心して聴けるブルックナーではありますが、裏返せば、積極性や表現意欲に欠ける、そういう姿勢にもなります。ついちょっと前に、マーク&都響のディスクでこの曲を聴いたので、そこで堪能した「生きた音楽」がここにないことに、私個人は不満を禁じえないのであります。

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  • ★★★★★ 

    錦糸公園  |  東京都  |  不明  |  2011年04月09日

    ブルックナーのオルガントーンとはこれだと冒頭から聞き惚れてしまった。SACDの録音も極上の部類で、強奏だけでなく弱音もしっかり音が鳴っており、最後まで音の洪水にどっぷりひたることができる。演奏時間的には長めの方だと思うけれども、実時間と実際の演奏における前進性の矛盾が絶妙のバランスを醸しだており、それがまた心地よく、全曲があっという間に終わってしまう。最終楽章最後のコラールは、それまでのテンポ設定からすると、そこまで落とすか、というギリギリのところまで倍テンポ化する。しかし、ブルックナーが意図したであろう教会の中に響き渡る音の大伽藍が出現し、この名演の白眉を飾っている。最後のティンパ二を決然と叩かせて終曲の大見得を切る。この曲のベストを競う名演と言ってよいと思う。

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  • ★★★★★ 

    としちゃん  |  宮城県  |  不明  |  2011年04月24日

    廉潔な官能!ただただ偉大。極上の録音とヨーロッパ最高峰の技量が見事で、圧倒された。ウィーン盤は、あんまりにも退屈で、即叩き売ったものだが。最後の盛り上がりでは、かのクナッパーツブッシュ=ミュンヘン盤を凌ぐ。

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  • ★★★★★ 

    算∂ring  |  Tokyo  |  不明  |  2011年01月14日

    ハイティンク/バイエルン放送交響楽団の演奏で,ブルックナーの交響曲第5番に注目盤の登場である。2010年2月12日,ミュンヘンのフィルハーモニー・ガスタイクにおけるライブ録音。バイエルン放送響はまた何という魅力的で透き通るように美しい音楽を奏でることか!?その特質は,必要にして十分なホール・トーンと渾然一体となり,音符の一つ一つはまばゆい光を放ち,その場に居合わせた聴衆の感動をのせて消えてゆく・・・。第一楽章,模範的と言いたいほどの見事な立ち上がりから圧倒的な頂点が築かれる。一点,注意しておかなければならないのは,全編を通して,ティンパニや金管楽器にはみ出しは一切無いということだ。ということは,荒びた迫力はどこを探しても皆無ということになる。しかし,それに対して,根源的な迫力不足を嘆くのは野暮というもの。少なくとも,ハイティンク/シュターツカペレ・ドレスデンのブラームス交響曲第一番にみる不足≠ヘ,全くない。ハイティンクのバランス感覚を,尊重すべきだ。とにかく,この第一楽章は見事であり,完璧という人もいるだろう。そして,第一楽章のハイ・クォリティを途切れさせることなく,ハイティンク/バイエルン放送響は,第二楽章,第三楽章,そしてフィナーレへと着実に歩みを進めてゆく。しかし,まだまだ終わりではない。本演奏のクライマックスは,フィナーレのラスト3分半を待たなければならないのである。テンポを落とし,ややもすると押しつぶされそうになる程の音楽の重みに,耐えに耐えるバイエルン放送響。特に,土台を支える弦楽器群が凄い。なんという音力であろうか!巨大なコーダの幕開けに,息をつく暇もなく,まばゆい光を放ちながら,全ての音符がなだれ込む。瞬間,音楽を聴く喜びが,感動が,爆発する!!まさに,記念碑的な名演奏であるといってよいだろう。

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  • ★★★★★ 

    愚猿  |  茨城県  |  不明  |  2011年03月01日

     恥ずかしながら私はこれまでブルックナーの音楽にあまり馴染みがなかった。とにかく長く単調で、私のような低レベルの愛好家には理解のできない高踏的な音楽だと決め込んで敬遠していた。ところが、このCDは私のブルックナー観を一変させた。ブルックナーの音楽は低俗の私にも共感できる美しい音楽だったのだ。その美しい響きは私の心を揺さぶった。ハイティンクとバイエルン放送交響楽団の素晴らしい演奏がなせる業であることは勿論だが、それを忠実に録音し、SACDに仕上げた技術陣の功績もまた特筆されるべきだと思う。各楽器が絶妙のハーモニーを保ち、またそれぞれの音色が実に美しい。今まで私が聴いてきたCDとはまるで違う美しいブルックナーなのである。長すぎるとか単調だとかいう不謹慎な思いに駆られる間もなく、全曲を聴き終えた。これは素晴らしいCDである。今更、凡俗の私がレビューを書くまでもないことではあるが、もしブルックナーの音楽について似たような感想をお持ちの方がいらしたら参考になるのではないか、と思いあえて筆を執った。

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  • ★★★★★ 

    silver  |  岐阜県  |  不明  |  2018年08月03日

    これを聴いて文句を言ってる人は、普段どんな立派な演奏を聴いてるのでしょうか? イヤイヤすごいですよ、これ。テンポは適切だし、湧き上がってくるエネルギーが音の大伽藍を築く。ライブならではの熱気と相俟ってこれ以上の演奏はそうそう無いでしょう。これこそ僕の求めていたブル5。ハイティンクってやっぱりスゴイんだな・・・。ちなみに演奏後の拍手は入ってません。御安心を。

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  • ★★★★★ 

    G.v.Eisenstein  |  栃木県  |  不明  |  2012年08月19日

    購入後しばらく放置したままだったのですが、聴いてみてビックリ!ハイティンクはいつからこんな深い響きを出すようになったのでしょう。これは形が整っているとかどうのこうの言う前に、紛れもないブルックナーの響き…(ちなみにシカゴの7番ではそうは思わなかったのですが)。この自然体のブルックナー、確かにヨッフム以来の体験かも知れません。

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  • ★★★★★ 

    ま〜さん  |  東京都  |  不明  |  2011年02月10日

    この演奏には凄く感銘を受けた。最後の最後にぐっとテンポを落として、がっちりと足場を固めながら、頂点を目指していく。壮大なゴチック建築を想起させる名演である。しかしこのテンポについていくオケも凄いと思う。さすがに最後のトランペットによる主題は爆演にかき消されて聴き取れないが、ハイティンクの音楽を堪能出来る1枚である。同じオケによる自主制作盤でありながら、ハイティンクが指揮したシカゴ響のそれと比較すると、演奏内容・録音ともに数段上に思える。

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  • ★★★☆☆ 

    yama/music  |  神奈川県  |  不明  |  2013年12月11日

    晩年のハイティンクは円熟味を増し風格を備えた巨匠の1人となりつつあることは決して否定はしませんが、このブルックナーから満足は得られませんでした。ブルックナーの組み合わせとしても最高のオーケストラを得て、分厚い響きと重心の低いまことに立派な演奏であることは間違いないでしょう。でも、これは今まで数多く聴いてきて自分の中に何となく形造られてきたブルックナーのイメージとは違う。例えば、2楽章のアダージョにはもっと懐深く、オーストリアの森を思わせる美しさと哀調感も感じさせて欲しい。終楽章、音響としては確かに豪壮で堂々と、迫力もあり、SACDは素晴らしい音で鳴り響く。しかしながら、本来こうした演奏を聴いて自然に起こってくる興奮、ウォーすごい!という感激が全くない。結果的には、立派ではあるが平板で中庸を備えた演奏としか言いようがない。多くの方が絶賛しているのに、私の聴き方がどこかおかしいのか、一抹の不安も覚え何度か聴きかえしてみたのですが同じでした。レコ芸などでプロの評論家の方々がどう評価するか知りたい気もします。本当は元々前からハイティンクは好みの指揮者の1人だったのですが、最近ではアルプス交響曲、少し前にリリースされたベートーベン、ブラームスの交響曲などでも物足りなさを感じていました。

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  • ★★★★★ 

    masato  |  新潟県  |  不明  |  2012年03月26日

     恐らく私が知る中で最も美しく鳴り響いているブルックナー。ブルックナーというより,もしかしたら私が知る中で最も美しく鳴り響いているクラシック録音かもしれない…。職人ハイティンクとバイエルン放送響だから美しい響きがするなんてことは容易に想像できることですが,その想像をはるかに超えた素晴らしさ…もう,呆気にとられるレベル。  私が5番で最も注目するのはピチカートとパウゼ。そのピチカートの粒立ち…最高だ。1速・2速・3速の3速マニュアルのようにしか聴こえない平板なピチカートを聴いたこともありますが,ここに聴けるピチカートは一つ一つ微妙にニュアンスも異なり,正に“無段階変則”の趣き。  そしてパウゼ。ブルックナーやシューベルトは,パウゼが生きていないと退屈なものに感じてしまうのですが,ここに聴ける(?)パウゼはピチカート同様,最高。こんなに美しい余韻は初体験だ。ティーレマンのものも美しかったが,こちらは美しいだけじゃない。最高の録音も味方して,“深い”!  私が最も好きなブルックナーの5番は,ヨッフムのライブ。ついでフルトヴェングラーやクナッパーツブッシュやカラヤン…と続く。残念ながらそれらの仲間入り…とまではいかなかった。だけど,ブルックナーの5番を最も美しく演奏し,最も美しく録音したのはこのアルバムだ。それは間違いない。

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  • ★★★★★ 

    J.O.  |  東京都  |  不明  |  2011年01月03日

    待ってました!ハイティンクのブル5。 ’88録音のウィーンフィルとの演奏はあまり評判が良くないようですが、今回は違います。ライブということもあって、力のこもった指揮振りです。 ゆったりした、この曲に相応しいテンポ取り。ブルックナー休符の扱いも絶妙で、ドップリとブルックナーの世界に浸ることができます。 ウィーンフィルを指揮したときより、トータルで2分ほど短くなっています。歳を取る毎にテンポが遅くなって衰えを隠せなくなる指揮者が多いですが、彼の場合は曲にもよりますが、若い頃に比べても、テンポの設定に大きな変化は見られません。若い頃からテンポ設定は完成されていたと言えます。これは凄いことだと思います。演奏についてはは文句無しの五つ星です! 但し、本盤の収録状況についての評価は下がります。 SACDをCDプレーヤーで再生、パソコンにリッピングしたものを再生と、二通り聴いてみました。 全般的に、シュターツカペレ・ドレスデンとのライブ収録よりは格段に鮮明で聴き易くなりました。SACDではホールトーンがかなり強調されて耳に絡み付き、平面的な音に聞こえます。一方パソコン再生では、余計な響きが整理されて、楽器の位置感も良好。本来の響き具合はこの程度なのではないかと思えます。2本のスピーカーの間に、立体的な音が構築される感じでした。 参ってしまったのは、ダイナミックレンジが広すぎることです。弱音部分、特に出だしのコントラバスのピツィカートはかなりボリュームを上げないと聞こえません。これが聞こえるようにボリュームを設定すると、強奏部分では大音響になってしまいます。実際の演奏会場ではもっと大きな音で聞こえるはずです。ライブ収録なのですから、もっと現実的なダイナミックレンジに設定して欲しいところです。オーディオルームなど整った環境でないと、通常の一般家庭の環境で本盤の良さを引き出すのは、かなり厳しいと感じました。

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  • ★★★★★ 

    あいすまんじゅう  |  東京都  |  不明  |  2010年11月30日

    Vn両翼配置.ややオフ気味の録音で充分に残響が録られている。 華やかなVPOと双壁の透明感のあるBRSOの弦を堪能できる。 同時期に出て期待していたブロムシュテットが期待外れ(全体に緩い) だったので期待して聴いたが、フィナーレの後半以外は最高だ。 ラストで(VPO盤でもやっているが)速度を落とすのだが、やりすぎでは? でも噛めば噛むほどのハイティンクなので、これはこれでありだと思うようになった。ラストで昂揚感を期待すると肩透かしを食らうかも。

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