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ブルックナー (1824-1896)

CD 交響曲第5番 ベルナルド・ハイティンク&バイエルン放送交響楽団

交響曲第5番 ベルナルド・ハイティンク&バイエルン放送交響楽団

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  • ★★★★☆ 

    haru  |  奈良県  |  不明  |  2011年01月12日

    J.O.さん、クラシックの最新録音のダイナミックレンジを落としたら、クラシック録音レーベルとしては品質を否定することになり自殺行為です。JPOP録音とは違います。再生装置が小規模で対応できないなら、ロッシーなフォーマットに変換し直すとかして、個別に対応していただくしかないです。

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  • ★★★★★ 

    J.O.  |  東京都  |  不明  |  2011年01月03日

    待ってました!ハイティンクのブル5。 ’88録音のウィーンフィルとの演奏はあまり評判が良くないようですが、今回は違います。ライブということもあって、力のこもった指揮振りです。 ゆったりした、この曲に相応しいテンポ取り。ブルックナー休符の扱いも絶妙で、ドップリとブルックナーの世界に浸ることができます。 ウィーンフィルを指揮したときより、トータルで2分ほど短くなっています。歳を取る毎にテンポが遅くなって衰えを隠せなくなる指揮者が多いですが、彼の場合は曲にもよりますが、若い頃に比べても、テンポの設定に大きな変化は見られません。若い頃からテンポ設定は完成されていたと言えます。これは凄いことだと思います。演奏についてはは文句無しの五つ星です! 但し、本盤の収録状況についての評価は下がります。 SACDをCDプレーヤーで再生、パソコンにリッピングしたものを再生と、二通り聴いてみました。 全般的に、シュターツカペレ・ドレスデンとのライブ収録よりは格段に鮮明で聴き易くなりました。SACDではホールトーンがかなり強調されて耳に絡み付き、平面的な音に聞こえます。一方パソコン再生では、余計な響きが整理されて、楽器の位置感も良好。本来の響き具合はこの程度なのではないかと思えます。2本のスピーカーの間に、立体的な音が構築される感じでした。 参ってしまったのは、ダイナミックレンジが広すぎることです。弱音部分、特に出だしのコントラバスのピツィカートはかなりボリュームを上げないと聞こえません。これが聞こえるようにボリュームを設定すると、強奏部分では大音響になってしまいます。実際の演奏会場ではもっと大きな音で聞こえるはずです。ライブ収録なのですから、もっと現実的なダイナミックレンジに設定して欲しいところです。オーディオルームなど整った環境でないと、通常の一般家庭の環境で本盤の良さを引き出すのは、かなり厳しいと感じました。

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  • ★★★★★ 

    クラ之輔  |  東京都  |  不明  |  2010年12月31日

    第4楽章のフィナーレが秀逸。5番は好きでCD漁ってきましたが、この浄福感は格別。録音も優秀なのではと思量。うまく言えませんが、いつも圧倒されるこの曲の「大伽藍」性に加え、大伽藍が聳える天空の神々しさ、清清しさまでも堪能させてくれる、そんな演奏です。ハイティンクは素晴らしい、また是非来日してください。

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  • ★★★★★ 

    COCO  |  千葉県  |  不明  |  2010年12月19日

    端正な表現のなかに、ブルックナーの音楽を過不足なく伝えた秀演。ハイティンクの昨今のブルックナー演奏から見ると、やや抑制の効いた感があるが、起承転結が明確で、聴き応えの確かな大人の演奏である。録音も秀逸ですばらしい。

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  • ★★★★★ 

    独居人  |  東京都  |  不明  |  2010年12月05日

    残響時間の長いホールでのライブ。 そのホールトーンをDSD録音で余すところなく収録している。 ステレオ感、解像度とも充分で一音一音が美しく響く。 金管が融合した音はまさにオルガントーン。 オーケストラが一つの楽器のようだ。 これは狙って出したのだろうか、ブルックナーの理想の音響だ。 インテンポで淡々と進むが時にアッチェレランドも多用して変化をつけている。 ここにあるのは田舎の朴訥さではない、まさに威風堂々たる洗練度の高いゴシック建築。 音質は超優秀録音である。

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  • ★★★★★ 

    あいすまんじゅう  |  東京都  |  不明  |  2010年11月30日

    Vn両翼配置.ややオフ気味の録音で充分に残響が録られている。 華やかなVPOと双壁の透明感のあるBRSOの弦を堪能できる。 同時期に出て期待していたブロムシュテットが期待外れ(全体に緩い) だったので期待して聴いたが、フィナーレの後半以外は最高だ。 ラストで(VPO盤でもやっているが)速度を落とすのだが、やりすぎでは? でも噛めば噛むほどのハイティンクなので、これはこれでありだと思うようになった。ラストで昂揚感を期待すると肩透かしを食らうかも。

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  • ★★★★★ 

    Abbadian  |  東京都  |  不明  |  2010年11月28日

     素晴らしいの一言。ハイティンクの長い音楽家人生が,今円熟の極値を迎えつつあることが痛感させられる感動的な演奏である。ここにはブルックナーの音楽に必要な全てがあり,如何なる過剰もない。BRSOも,ブルックナーの音楽への確信を持ってリードするマエストロに全面的な信頼を寄せていることがよく分かり,(ファンの方には申し訳ないが)ヤンソンス指揮の時とは比較にならない,ブルックナーに相応しい充実したサウンドを創造している。それにしても最近のハイティンクのライウ録音には本当に外れがない。LSOとのベートーヴェン全集(凄い!)やR.シュトラウス,フランス国立Oとのマーラー,そして今回のBRSOとのブルックナーと,いずれも最大限の賞賛を与えられるべき見事な出来栄えである。以前はハイティンクを軽視していた自らの耳を恥じつつ,今後の彼の録音は全て傾聴するつもりである。BRSOも,ハイティンクとの録音をもっともっと行ってほしい。

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