SACD

Violin Sonata 1, 2, 3, Scherzo: 漆原朝子(Vn)Snyder(P)

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
FOCD9235
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ライブ盤, ハイブリッド

内容詳細

漆原朝子のヴァイオリンの音色は、あたたかく、落ち着きがある。ピアノのスナイダーともども、表現が決して押しつけがましくならず、こまやかで味わい深い。聴いていて癒される。2004年6月3日、神戸新聞松方ホールでのライヴ録音。(治)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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二十五年以上前からの漆原さんのファンです...

投稿日:2010/12/24 (金)

二十五年以上前からの漆原さんのファンです。「生真面目」がドレスを着ているようなお嬢さんでした。楽器との相性が悪くて苦戦を強いられていた時期もありましたね。さて本盤ですが、音色はウェット、細かいアーティキュレーションはあまり使わず、ブラームスの渋さとリリシズムと情熱に対し、正面突破を挑んだ傑作です。日本人の、日本人による、日本人のための名演という感じがします。

ひろの さん | 東京都 | 不明

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有名な曲で山ほど録音がありますが、「ブッ...

投稿日:2010/10/30 (土)

有名な曲で山ほど録音がありますが、「ブッシュ=ゼルキン」と並ぶベストだと思います。  ブラームスのバイオリン・ソナタ、特に第1番は最愛といっていいほど好きな曲ですが、中学生の時初めて聴いたのが往年の名デュオ「ブッシュ=ゼルキン」で、以来、それに匹敵する演奏がありませんでした。 この曲にはデリケートな感情の襞があり、それを感ずる感性がないと全くつまらない演奏になってしまいます。漆原さんの演奏は、しっとりとした抒情の中、静かにピアニストのベリー・スナイダーさんとの会話を慈しむ感があり、若くして既にある意味人生に対して諦観を持っていたブラームスの心の襞をいささかの誇張もなく表現しています。 ピアノがまた素晴らしく、一つ旋律が出てくると必ず対照的な旋律が出てきて追いかけていく、目立たないけれど、ブラームスの作曲の「芸」の粋を聴かせてくれ、時として、バイオリンの音を忘れてしまうほどです。(漆原さん、失礼!) 「ブッシュ=ゼルキン」との違いは、漆原さんのデュオは現役で、ライブを聴けることで、我々は本当に幸せだと思う。

スナフキン さん | 東京都 | 不明

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数あるこれらの曲の名盤の中でもさらに屈指...

投稿日:2010/01/08 (金)

数あるこれらの曲の名盤の中でもさらに屈指の名演ではないでしょうか。シェリング、オイストラフ、パールマンといった「定番」よりも品格の高さ、柄の大きさ、デリカシーの細やかさで勝る。女流の名演ではデ・ヴィートがありますが、ヴァイオリンだけ取ればそれさえ超えているかも。シゲティやブッシュ、スポールディングといった往年の名演と比較した方が良いような高みに達していると感じます。いい意味で現代離れした、何の衒いも気負いもなく、純粋に音楽に没入しきった至高の演奏です。このソナタの良さを本当に味わいたい方には、ネームバリューや評論家のご託宣に惑わされず、まずこの演奏を聴いていただきたいですね。

Theta さん | AUSTRALIA | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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