CD 輸入盤

クラリネット・ソナタ第1番、第2番、6つのピアノ小品 L.コッポラ、シュタイアー

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
HMC902187
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

シュタイアーの新譜はブラームス晩年の作品
名手コッポラと組んだ傑作クラリネット・ソナタ
1875年製スタインウェイ・ピアノの渋く輝く音色


鍵盤楽器の鬼才アンドレアス・シュタイアーの新譜はブラームス。ブラームス最晩年の屈指の名曲クラリネット・ソナタ、およびピアノ小品(ソロ)というプログラムです。クラリネットを演奏するのは、フライブルク・バロック・オーケストラのメンバーでもあり、モーツァルト最後の協奏曲集(HMC901980 廃盤)でクラリネット協奏曲を収録、世界を魅了したロレンツォ・コッポラ。
 コッポラとシュタイアーによるクラリネット・ソナタというだけでも既に心躍りますが、もうひとつ注目なのが、楽器です。クラリネットは、ブラームスがクラリネット作品を書くきっかけを与えた当時の天才奏者ミュールフェルトも使用していた、ベルマン&オッテンシュタイナー・モデルの楽器を使用。1875年製のスタインウェイと、バランス的にも音色的にも、素晴らしく融け合っています。
 クラリネット・ソナタ第1番では、冒頭のシュタイアーの前奏から、ただならぬ雰囲気。終楽章の活発なピアノに触発されたようなコッポラのクラリネットも圧巻です。第2番では、やさしく甘い第1楽章の旋律で、コッポラがとろけそうな音色を奏でます。幻想曲風な第3楽章の幕切れも、ピアノの音色が独特の世界をいっそう盛り上げます。
 クラリネット・ソナタ2作の間に収録されているのはシュタイアーのソロ。晩年のブラームスが自分の作品、ひいては人生を振り返って懐かしんでいるような作品を、シュタイアーが彼ならではのやわらかな語り口と、スタインウェイの銘器の音色を最大に活かしながら、いつくしむように奏でています。(キングインターナショナル)

【収録情報】
ブラームス:
● クラリネット・ソナタ第1番ヘ短調 op.120-1
● 6つのピアノ小品 op.118
● クラリネット・ソナタ第2番変ホ長調 op.120-2


 ロレンツォ・コッポラ(クラリネット/B管、ベルマン・オッテンシュタイナーのモデルによるシュヴェンク&セゲルケ製、バンベルク、2001年)
 アンドレアス・シュタイアー(ピアノ/ニューヨーク・スタインウェイ、1875年製)

 録音時期:2013年10月
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

収録曲   

  • 01. Allegro Appassionato - Lorenzo Coppola/Andreas Staier
  • 02. Andante Un Poco Adagio - Lorenzo Coppola/Andreas Staier
  • 03. Allegro Grazioso - Lorenzo Coppola/Andreas Staier
  • 04. Vivace - Lorenzo Coppola/Andreas Staier
  • 05. Intermezzo. Allegro Non Assai, Ma Molto Appassionato - Andreas Staier
  • 06. Intermezzo. Andante Teneramente - Andreas Staier
  • 07. Ballade. Allegro Energico - Andreas Staier
  • 08. Intermezzo. Allegretto Un Poco Agitato - Andreas Staier
  • 09. Romanze. Andante - Andreas Staier
  • 10. Intermezzo. Andante, Largo E Mesto - Andreas Staier
  • 11. Allegro Amabile - Lorenzo Coppola/Andreas Staier
  • 12. Allegro Appassionato - Lorenzo Coppola/Andreas Staier
  • 13. Andante Con Moto - Allegro - Pi Tranquillo - Lorenzo Coppola/Andreas Staier

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 シュタイアーの演奏はチェンバロやフォル...

投稿日:2015/06/20 (土)

 シュタイアーの演奏はチェンバロやフォルテピアノなどのピリオド楽器での演奏しか聴いてこなかったので、スタインウェイ(といっても1875年製の時代楽器だが・・・)をどのように奏するのか興味があり買ってみた。   一聴しての感想。クラリネット、ピアノ共に楽器のせいだろうか、私がブラームスについて持つイメージにしっくりくる内容だった。しっとりと落ち着きと深みをもち、仄かにかげりがある演奏に好感をもった。曲の性格上、クラリネットがピーピー積極的に叫ぶような音は好みでない。ここではシュタイアー、コッポラの両者は弱音も交え、お互いの楽器に寄り添いあうような音楽作りがされている。  また、拾いものだったのは作品118のピアノ小品集。ロマンティックに切なく歌を紡いでいる。それでいて甘ったるいムード音楽に堕ちない範囲にとどまっている。シュタイアーってこんな演奏もするんだと少し驚いたものだ。大好きな作品118-2、夢見るような(または想い出にひたるような)音の散らし方が泣かせます。

うーつん さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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