DVD

交響曲第8番 朝比奈隆&大阪フィル(1994年7月9日ライヴ)

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TBRDVD1002
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
画面サイズ
:
通常
:
カラー
フォーマット
:
DVD

商品説明

東武レコーディングズ第3弾
朝比奈芸術の真骨頂 朝日放送アーカイヴより完全初出DVD
ブルックナー:交響曲第8番 1994年7月9日ライヴ


1994年7月9日、朝比奈隆86歳を祝うバースデイ・コンサート(大阪ザ・シンフォニーホール)における超名演が今映像作品として初のソフト化! 亡くなる三ヶ月前まで採り上げた巨匠の愛奏曲ですが、エネルギッシュにグイグイとオーケストラを引っ張る当演奏こそ、その矍鑠たる舞台姿(舞台袖からステージに至る光景も含まれております)も含めベストに相応しいものと言えましょう。これぞDVDで見るに相応しい名演です。当演奏のほぼ二週間後には、東京サントリーホールでも同曲を取上げ、その名演も語り草です。

【ヘンリー・フォーゲル(元シカゴ交響楽団総裁)のライナーノートより】
1994年7月24日、妻と私は東京サントリーホールで、朝比奈隆の指揮のもと大阪フィルハーモニーによるブルックナー交響曲第8番の途方もなく圧倒的な演奏の目撃者となる栄に浴した。この演奏こそ、まさしく、私に−当時私はシカゴ交響楽団の総裁だったが−巨匠朝比奈をシカゴに招くことを決意させたものだった。
当DVDにおける演奏は東京での公演の2週間ほど前のものであるが、あの時私の心を虜にしたあらゆる特質がはっきりと見て取れる。アントン・ブルックナーの音楽が朝比奈の芸術家としての魂の中心を占めているのは明らかだ。彼はこの曲が本当に好きで、その長いキャリアを通じて幾度も取り上げた。この深い愛着と見識はこのディスクを聴くだけでなく、また見ることによって顕著となる。音楽がその賞賛に満ちた高みに到達するとき、崇高な美しさの瞬間、また圧倒的な緊張に溢れたときどきに、ただ朝比奈の表情を読み取ることで、どんなに深く彼に、そして彼を通して大阪フィルハーモニーのメンバーにこの音楽が語りかけているか知ることとなる。(東武トレーディング)

【収録情報】
・ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(ハース版)
 大阪フィルハーモニー交響楽団
 朝比奈隆(指揮)

 収録時期:1994年7月9日
 収録場所:大阪、ザ・シンフォニーホール(朝比奈隆86歳バースデイ・コンサート・ライヴ)

 画面:カラー、4:3
 音声:リニアPCMステレオ
 NTSC

内容詳細

朝比奈隆の86歳を祝うバースデイ・コンサートの模様を収録した映像作品。名演としてファンの間で語り継がれているコンサートで、朝比奈の雄姿もしっかりと捉えられたファン必見の映像だ。(CDジャーナル データベースより)

総合評価

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朝比奈先生のブルックナー、こうして映像と...

投稿日:2012/05/19 (土)

朝比奈先生のブルックナー、こうして映像とともに残っていたことはまことに喜ばしいことであります。この時でもずいぶんとご高齢ですけど、実に矍鑠たるもの。さて、演奏は、いかにも実演らしく、あとになるほどノッていく感じ。第1楽章はまだちょっとしたところで呼吸が合わず、やや乱れが気になり、手探りが続く。第2楽章はようやく「つかめてきた」感じ。そして第3楽章以降は完全に一体となった、すばらしい名演。しかも、朝比奈先生の強烈な個性で聴かせるのではなく、あくまでもブルックナーの極上の音楽の力で聴かせます。立派だなあ。感服の至りであります。映像は画質は結構、映像処理はなんだか意味不明な個所もあるけど、まあいいんぢゃない。音質は優秀。私は、これ、大いに結構だと思いました。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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学生時代東京公演を聞き逃したが、その公演...

投稿日:2010/05/16 (日)

学生時代東京公演を聞き逃したが、その公演記録であるキャニオンCDで感銘を受けた私にとって朝比奈隆のブルックナーは青春の思い出そのもの。本DVDも立派だと思います。しかし、時折みられる(聴かれる)管楽器のミス、しかも「入り」のミスにはがっかり。そりゃないよ、というところでホルンが入りを間違える。CD化された演奏で、最後の最後でトランペットが落ちたと騒がれたが、あれは落ちたのではなく(ちゃんと吹いている)聞こえづらいのであり、DVDでもきちんと吹いている。やはり聞こえにくいが。おそらくバランスを考えるとトロンボーンが強すぎたのだろう。SACD化された東京公演のCDの方が素晴らしいと私は思いました。

としちゃん さん | 宮城県 | 不明

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気迫十分、これぞ世界に冠たるブルックナー...

投稿日:2010/02/11 (木)

気迫十分、これぞ世界に冠たるブルックナーである。 ひょっとすると、2001年7月のサントリーホールのライヴCDに演奏内容、味わいの深さでわずかに及ばないかもしれないが、年齢を重ねた朝比奈の演奏上の深みの問題か、CDとDVDというメディアの音質上の問題かもしれない。 この日聴きに来ていたシカゴ響の総裁は、この演奏が決定打となり、朝比奈をシカゴ交響楽団に客演させる事になったそうだ。 僕も1992年に大阪フェスティヴァル・ホールでこのコンビ(朝比奈/大阪フィル)によるブル8を最前列で聴いたが、それは素晴らしい演奏であった。 朝日放送の録画であるが、画面が全体に白く飛び気味なのはきになった。しかしながら、この映像をDVD化してくれたことには、感謝の意を表したい。 この映像で見れる朝比奈は元気いっぱいで、年齢からくる衰えは見られない。指揮台までの足取りもしっかりとしている。そして、ひとたび指揮棒を持つや、オケをグイグイと引っ張ってゆく。 これは朝比奈絶頂期の貴重な録画と言ってよかろう。

カラジャン さん | 山口県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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