CD 輸入盤

ホルスト:『惑星』、エルガー:『エニグマ』変奏曲 ボールト&LPO、LSO

ホルスト (1874-1934)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
5677492
組み枚数
:
1
レーベル
:
オリジナル盤発売年
:
1997
フォーマット
:
CD

商品説明

初演者ボールトの総決算! ホルスト『惑星』
1978年ステレオ録音。伝説の名指揮者アルトゥール・ニキシュに学んだドイツ仕込みの重厚アプローチで20世紀の英国楽壇を支え続けた巨匠エードリアン・ボールトは、ホルストの『惑星』を初演した指揮者としても著名な存在。テレビCMなどで頻繁に使用され、ポップスにアレンジされることも珍しくないこの人気曲も、当初は「なにか妙な雰囲気の、得体の知れない曲」と見られてイギリス以外ではほとんど取り上げられもせず、ステレオ録音が一般的になってからようやく認知された作品で、SP時代から実に5回もこの曲をレコーディングし、この作品の普及にひとかたならぬ功績のあったボールトは、まさに名実ともに『惑星』のスペシャリストというにふさわしい指揮者です。そんなボールトの最後の『惑星』録音である当CDは、雄大なスケールの中にホルスト特有の神秘主義的描写を巧みに織り込んだ稀代の名演として知られるもの。この当時ボールトは既に90歳を越えていたのですが、衰えを知らないグランド・マナーの凄みは健在で、小手先の技に頼らない骨太なアプローチが秀逸です。ボールトが最晩年まで楽団会長を務めていた子飼いのロンドン・フィルの熱演も聴きもの。アナログ完成期の優秀な音質です。カップリングは、こちらもボールトが得意としていたエルガーの『エニグマ』変奏曲。ロンドン交響楽団との1970年録音です。

収録曲   

クラシック曲目

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  • Sir Edward Elgar (1857 - 1934)
    Variations on an Original Theme, Op. 36 "Enigma"
    演奏者 :

    指揮者 :
    Boult, Adrian, Sir
    楽団  :
    London Symphony Orchestra
    • 時代 : Romantic
    • 形式 : Variations
    • 作曲/編集場所 : 1898-1899, England
    • 言語 :
    • 時間 : 30:2
    • 録音場所 : 08/1970, Kingsway Hall, London, England [Studio]
  • Gustav Holst (1874 - 1934)
    The Planets, Op. 32/H 125
    演奏者 :

    指揮者 :

    楽団  :

    • 時代 : 20th Century
    • 形式 : Suite / Tone Poem
    • 作曲/編集場所 : 1914-1916, England
    • 言語 :
    • 時間 : 48:37
    • 録音場所 : 1978, EMI Abbey Road Studio no 1, London, UK [Studio]

総合評価

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EMI録音の最良の部類に入るもの。やや冷た...

投稿日:2014/02/28 (金)

EMI録音の最良の部類に入るもの。やや冷たい質感が曲の怪しさとマッチしている。ホールの大きさがはっきりとわかる深々としたなにやらブラックホールを思わせるような録音。演奏は指揮者、オケともに手の内に入ったものでとてもジェントルで格調高い。

七味とうがらし さん | 新潟県 | 不明

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この曲に何を求めるかによって評価が分かれ...

投稿日:2013/01/19 (土)

この曲に何を求めるかによって評価が分かれよう。この演奏はマッシヴで音の塊がズドンズドンと迫るようだ。繊細さより力強さを感じさせる。ゆったりテンポで聴きてにジックリと曲を聴かせるヒューマンな音楽だ。オーケストラの煌びやかさや颯爽とした演奏を期待すると裏切られるかも知れない。私はこの演奏が好きだ。但し、併録の「エニグマ変奏曲」は他にもっと優れた演奏がある。評価は「惑星」のもの。

かんたあびれ さん | 神奈川県 | 不明

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 圧倒的名演!まさしく『惑星』の決定版!...

投稿日:2012/06/14 (木)

 圧倒的名演!まさしく『惑星』の決定版! カラヤンファンということもあり,カラヤンの新旧両盤を愛聴してきましたが,これだけの音質改善を体験させられると,カラヤンファンであろうと,太刀打ちできない。 カラヤン盤は本当にいい。旧盤には見事な勢いがあるし,新盤にはいい感じの黄昏感が漂う。他にも,マゼール盤は個性的で絢爛。デュトワ盤は精緻。レヴァイン盤は技術的に文句のつけようが無い完璧さ。ところが,どの盤も,このボールト盤に溢れている“人間味”が不足している…。 そもそも,作曲対象が神秘的なもの…,幻想的なもの…,を表現したものなのだから,上記のカラヤン〜レヴァインの盤も十分に名盤たりうるのだろうけれど,「人から見た宇宙」「人が作曲した宇宙」「人が演奏する宇宙」なのだから,やはりどこかに“人間味”“人間臭さ”が欲しい。 専門知識を屈指して専門用語で説明できない自分がもどかしい…。“人間味”溢れた,とんでもなく魅力的な『惑星』…こうとしか言えない…。

masato さん | 新潟県 | 不明

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人物・団体紹介

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ホルスト (1874-1934)

“惑星”で有名なイギリスの作曲家グスターヴ・ホルストは、1874年9月21日、英国グロースターシャー州のチェルトナムにスウェーデン移民の子として生まれます。父は音楽教師、母はピアニストだったこともあって、家庭環境は非常に音楽的でした。1887年、チェルトナム・グラマー・スクール入学。1891年、同校卒業。管弦楽のための間奏曲、スケルツォ作曲。1892年、ウィック・リッシントンでオルガニストの職に就

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