モーツァルト(1756-1791)

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CD 輸入盤

ドビュッシー&モーツァルト歌曲集 バンゼ(S) シフ(P)

モーツァルト(1756-1791)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4618992
組み枚数
:
1
レーベル
:
Ecm
:
Europe
フォーマット
:
CD

商品説明

吉田秀和氏絶賛! 

ユリアーネ・バンゼ / ドビュッシー&モーツァルト歌曲集

レコード芸術誌掲載の「ディスク 吉田秀和(DISC◎Hidekazu Yoshida)」にて、ドビュッシーの歌曲に関する文章を披露して話題になっている吉田秀和氏。 バンゼ盤への記述はたとえばこんな感じです。

...ロマンチックといったら言いすぎかもしれないが、でも、この柔らかさ、この温かさは、私たちは、すでに、いろんな音楽で馴染んできたものである。しかも、こんなに美しく演奏されると、いつきいても快よい。その響きには、私たちを、そっと気づかないうちに、ごく自然に、夢の国に誘い連れていってしまう魔法のような力がある。うまいものである...(レコード芸術2003年7月号より)


バッハから20世紀作品にいたるさまざまな作品に、すぐれた歌唱を聴かせてきたドイツのソプラノ歌手、ユリアーネ・バンゼ。
 彼女の声質はしっとりとしたうるおい感を湛えながらも透明度の高さをもあわせもつ美しいもので、これにシャープで克明なラインを描出する精緻な解釈が加わることで、歌曲の持つ複雑で繊細な味わいが豊かに表現されているのがポイント。

 その歌唱の見事さは、これまでにも来日公演や数々のCDにより話題を呼んできましたが、今回ECMからリリースされるアルバムは、彼女の代表盤というにふさわしいクオリティの高さに達しており、ドビュッシーにモーツァルトを組み合わせるという凝った選曲に加え、名ピアニスト、アンドラーシュ・シフによる雄弁な伴奏が深い感銘を与えてくれます。

 音質の良さもかなりのもので、ECMポリシーともいうべきそのクールな質感が心地よい刺激を与えてくれるのが嬉しいところ。バンゼの歌も声量の豊かさを実感させるほどのレンジで収録されており、シフのピアノの多彩な音色変化もきわめて美しく再現されています。ちなみにレコーディングは2001年1月4〜6日、ノイマルクトのライトシュターデル(バーバラ・ボニーのDECCAでの録音などもありました)で、シュテファン・シェルマンのエンジニアリングによっておこなわれています。
 また、ECM NEW SERIESならではのジャケット・デザインのセンスの良さも印象的で、ジャン=リュック・ゴダール監督による大作《映画史》からの画像を使用した美しいフロント・カヴァーは、所有する喜びを倍加さてくれます。

ユリアーネ・バンゼ
1969年7月10日、南ドイツのテトナングに誕生。15歳から声楽の勉強を始め、ミュンヘン音楽大学でブリギッテ・ファスベンダーとダフネ・エヴァンゲラトスに師事。
 1989年、ハリー・クップファー演出によるベルリン・コーミシェオーパーの《魔笛》でパミーナを歌ってオペラ・デビュー。その後、ザルツブルク、ウィーン、グラインドボーン、ミュンヘン、ブリュッセッル等、世界のオペラ・ハウスに次々と出演。コンサートでもブーレーズ、ラトル、アバド、シャイー、マゼール、ラトル、プレヴィン、リリング、シノーポリなど現代の優れた指揮者たちと数多く共演しています。


1.ドビュッシー:美しき夕べ(2:17)
2.ドビュッシー:月の光(3:36)
3.ドビュッシー:ピエロ(1:44)
4.ドビュッシー:出現(3:53)
5.ドビュッシー:パントマイム(2:30)
6-8.ドビュッシー:華やかな宴 第1集(全3曲)(3:00+:26+3:14)
9.モーツァルト:寂しい森の中で K.308(3:10)
10.モーツァルト:鳥よ、年ごとに K.307(1:33)
11.モーツァルト:いましめ K.433(2:02)
12.モーツァルト:魔法使い K.472(2:05)
13.モーツァルト:すみれ K.476(2:33)
14-19.ドビュッシー:忘れられた小歌(全6曲)(3:02+2:40+2:40+3:22+2:06+2:25)
20.モーツァルト:春への憧れ K.596(3:17)
21.モーツァルト:ルイーゼが不実な恋人の手紙を焼いた時 K.520(1:45)
22.モーツァルト:ラウラに寄せる夕べの想い K.523(5:03)

ユリアーネ・バンゼ(S)
アンドラーシュ・シフ(Pf)

収録曲   

Claude Debussy

  • 01. Beau Soir
  • 02. Clair De Lune
  • 03. Pierrot
  • 04. Apparition
  • 05. Pantomime

Claude Debussy / Fetes Galantes,1er Livre

  • 06. En Sourdine
  • 07. Fantoches
  • 08. Clair De Lune

Claude Debussy / Ariettes Oubliees

  • 09. C'est I'extase Langoureuse
  • 10. Ll Pleure Dans Mon Coeur
  • 11. L'ombre Des Arbres
  • 12. Chevaux De Bois
  • 13. Green
  • 14. Spleen

Mozart

  • 15. Das Un Bois Solitaire Kv 308
  • 16. Oiseaux, Si Tous Les Ans Kv 307
  • 17. Warnung Kv 433
  • 18. Der Zauberer Kv 472
  • 19. Das Veilchen Kv 476
  • 20. Sehnsucht Nach Dem Fruhlinge Kv 596
  • 21. Als Luise Die Briefe Ihres Untreuen Liebhabers Verbrannte Kv 520
  • 22. Abendempfindung Kv523

ユーザーレビュー

総合評価

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初め、ドビュッシー&モーツァルトなのに、重さがある...

投稿日:2008/03/04 (火)

初め、ドビュッシー&モーツァルトなのに、重さがあるかな〜と感じ馴染みにくかったのですが、しばらく聴くうちに、濃厚なビターチョコレートを思わせる歌唱が大好きになってしまいました。ピアノはパイ生地のように軽くサクッとしています。こんなドビュッシー&モーツァルトって初めてです。レースやリボンや、粉おしろいのような、ふわふわしたニュアンスを全く感じさせず、むしろ辛口で大人な、ちょっと退廃的なムードが漂っています。素敵です。ヘビロテ中です。

キュウリのサンドウィッチ さん | 東京都世田谷区 | 不明

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人物・団体紹介

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モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

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