ホルスト (1874-1934)
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ホルスト (1874-1934) レビュー一覧 9ページ目

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商品ユーザーレビュー

437件
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  • ウィリアム・スタインバーグは正直な所、伴奏指揮者と...

    投稿日:2013/01/26

    ウィリアム・スタインバーグは正直な所、伴奏指揮者と言うイメージがあるが、このボストン交響楽団を降って録音した惑星は名演といって良い。 まず驚かされるのが、火星である。 これほど速いテンポの演奏があるだろうか。 6分30秒強位の演奏で、普通七分から八分位が通常なのでこれは異常なテンポだ。 それでいて、情熱的でしっかりと考えられた音楽なので聴き手を飽きさせない。 火星ばかりが注目されるがその他の楽章もスジの通った解釈なので全曲楽しく聴けるだろう。 惑星に隠れがちだがシュトラウスのツァラストラも名演でボストン交響楽団のソリスト、金管の鳴りっぷりは素晴らしい。 目の覚めるような録音ではないが、リマスタのお陰か、年代のわりに音質は良い。

    レインボー さん

    2
  •  「惑星」1曲でしか知られていないホルストの全体像...

    投稿日:2013/01/20

     「惑星」1曲でしか知られていないホルストの全体像を知る上で、好企画と思います。ボールト最後の録音である「惑星」だけでも十分元が取れますが、セント・ポール組曲など、むしろこちらの方がホルストらしい佳作が収録されています。「合唱幻想曲」を指揮しているイモージェン・ホルストは娘さんです。

    Tan2 さん

    1
  • この曲に何を求めるかによって評価が分かれよう。この...

    投稿日:2013/01/19

    この曲に何を求めるかによって評価が分かれよう。この演奏はマッシヴで音の塊がズドンズドンと迫るようだ。繊細さより力強さを感じさせる。ゆったりテンポで聴きてにジックリと曲を聴かせるヒューマンな音楽だ。オーケストラの煌びやかさや颯爽とした演奏を期待すると裏切られるかも知れない。私はこの演奏が好きだ。但し、併録の「エニグマ変奏曲」は他にもっと優れた演奏がある。評価は「惑星」のもの。

    かんたあびれ さん

    2
  • 本盤におさめられたホルストの組曲「惑星」は、プレヴ...

    投稿日:2013/01/12

    本盤におさめられたホルストの組曲「惑星」は、プレヴィンによる2度にわたってスタジオ録音している。最初の録音が本盤におさめられたロンドン交響楽団との演奏(1973年)、そして2度目の録音がロイヤル・フィルとの演奏(1986年)である。いずれ劣らぬ名演と評価したいが、私としては、プレヴィンの全盛期はロンドン交響楽団とともに数々の名演を成し遂げていた1970年代前半であると考えており、本盤におさめられた演奏の方をより上位に掲げたいと考える。プレヴィンは、自らの得意のレパートリーをロイヤル・フィルとともに再録音しているが、例えばラフマニノフの交響曲第2番などにもみられるように、ロンドン交響楽団との旧録音の方がより優れているケースが多いと言えるのではないだろうか。それにしても、本演奏は素晴らしい。何が素晴らしいかと言うと、とにかく奇を衒ったところがなく、組曲「惑星」の魅力を指揮者の恣意的な解釈に邪魔されることなく、聴き手がダイレクトに味わうことが可能であるという点であると考える。同曲はあまりにもポピュラーであるため、個性的な解釈を施す指揮者も多く存在しているが、本演奏に接すると、あたかも故郷に帰省してきたような安定した気分になるとも言えるところだ。プレヴィンは、クラシック音楽の指揮者としてもきわめて有能ではあるが、それ以外のジャンルの多種多様な音楽も手掛ける万能型のミュージシャンと言える。それ故にこそ、本演奏のようなオーソドックスなアプローチをすることに繋がっていると言えるだろう。楽曲を難しく解釈して峻厳なアプローチを行うなどということとは全く無縁であり、楽曲をいかにわかりやすく、そして親しみやすく聴き手に伝えることができるのかに腐心しているように思われる。したがって、ベートーヴェンなどのように、音楽の内容の精神的な深みへの追及が求められる楽曲においては、いささか浅薄な演奏との誹りは免れないと思うが、起承転結がはっきりとした標題音楽的な楽曲では、俄然その実力を発揮することになると言える。組曲「惑星」も、そうしたプレヴィンの資質に見事に合致する楽曲と言えるところであり、加えて、後年のロイヤル・フィルとの演奏とも異なり、若さ故の力強い生命力も相まって、素晴らしい名演に仕上がったと言っても過言ではあるまい。聴かせどころのツボを心得た演出巧者ぶりは心憎いばかりであり、プレヴィンの豊かな音楽性が本演奏では大いにプラスに働いていると言える。クラシック音楽入門者が、組曲「惑星」をはじめて聴くに際して、最も安心して推薦できる演奏と言えるところであり、本演奏を聴いて、同曲が嫌いになる聴き手など、まずはいないのではないだろうか。いずれにしても、本演奏は、プレヴィンによる素晴らしい名演であり、同曲をはじめて聴く入門者には、第一に推薦したい名演であると評価したい。音質は、1973年のスタジオ録音であり、数年前にリマスタリングが行われたものの、必ずしも満足できる音質とは言い難いところであった。ところが、今般、シングルレイヤーによるSACD盤が発売されるに及んで大変驚いた。音質の鮮明さ、音圧、音場の幅広さのどれをとっても、従来CD盤とは段違いの素晴らしさであり、あらためて本演奏の魅力を窺い知ることが可能になるとともに、SACDの潜在能力の高さを思い知った次第だ。いずれにしても、プレヴィンによる素晴らしい名演を超高音質のシングルレイヤーによるSACD盤で味わうことができるのを大いに歓迎したいと考える。

    つよしくん さん |40代

    4
  •  聴いてみてビックリ…想像していたものと大きく異な...

    投稿日:2012/12/22

     聴いてみてビックリ…想像していたものと大きく異なっていました。若きメータということで,バリバリにエネルギッシュな…を想像していたのですが,見事第1曲『火星』から裏切られました。『木星』も『土星』も中々の落ち着いたドッシリとした演奏。逆に『金星』『水星』『海王星』などの美しさ,静謐さ,精緻さ…など絶品。ボールト,カラヤン,スタインバーグ,レヴァイン,マゼール,デュトワ…ほんと『惑星』には魅力的な名演が多々! 『火星』『木星』『土星』ではそれらに少し遅れをとったとしても,『金星』『水星』『海王星』では決して負けてはいないのではないかと思います。おまけに,これにはワクワク感満点の『スター・ウォーズ』のおまけ付き!(“おまけ”などとは言えないような素晴らしい演奏ですが)。あの冒頭…何度聴いてもワクワクです。

    masato さん

    3
  • さすが名盤・優秀録音。 厚み、力感、スケール、奥深...

    投稿日:2012/12/13

    さすが名盤・優秀録音。 厚み、力感、スケール、奥深さがある。<火星>だけはレヴァイン/シカゴ響に少し譲るかもしれないが各曲とも素晴らしい演奏。シングル・レイアーCDのダイナミックな醍醐味を充分堪能できる。SACDのほとんどはHYBですが音質を重視してもっとシングル・レイアーCDを販売してほしいところです。

    こまち さん

    2
  • ホルスト「惑星」と言えばボールト指揮の何種類かの演...

    投稿日:2012/12/13

    ホルスト「惑星」と言えばボールト指揮の何種類かの演奏がすぐ思い浮かべられますが同じ英国オーケストラを振ってのプレヴィンもさすが映画音楽にも長く携わって来ただけに名演を残しています。つまり1973年LSO(&アンブロジアン・シンガーズ)演奏盤(トータルタイム50’37)と1986年RPO(&ブライトンMFCO)演奏盤(同50’55)でありまして本盤は後者即ちプレヴィン57歳の時の収録です。演奏としてはRPO自体もう何度も演奏しているマァ「十八番」曲なのでどう演奏されてもそれなりに納得出来る仕上がりにはなっているのでしょうが全体にはSFロマン世界へ誘ってくれる若干濃い口の美しい抒情性に満ちた印象を持ちました。勿論各曲・・・各星の性格を表情を上手く付け分けてはいますが決して変化球に走らず・・・彼のキャリアからの慢心さが無くその辺りで聴く側からすれば「空振り」感触に近いものを持った星も無きしも非ずと言った処でしょうか。演奏第一印象を決定付ける「火星」(タイム7’15)は力感バランスよくスケール感も適度であります。ポピュラーな「木星」(同7’52)での中間部のメロディは意外と粘つかないものの色彩感豊かな運びはプレヴィンならではでしょう。「天王星」(同5’56)から「海王星」(同7’53)にかけては、両星の曲をコントラストつけて動→静へと進み〆は静かに女声コーラスを伴うものなのですがちょっと私にはその変化が頼りなかったです。しかしプロ中のプロ・・・それがプレヴィンの意図あっての事なのでしょう・・・聴き深めたいと思います。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

    一人のクラシックオールドファン さん

    0
  • ボールト盤が2種、そしてこのプレヴィン盤。EMI系の...

    投稿日:2012/12/11

    ボールト盤が2種、そしてこのプレヴィン盤。EMI系の「惑星」名盤が続々SACD化され、うれしい限りである。これらがオリジナル・アナログ盤の音に復活していくのは実に素晴らしいことだが、それにつけても従来のCDが上下の周波数をカットしていたことの愚かさをいっそう痛感する次第である。ところで、近いうちにストコフスキーSACDシリーズが発売されるだろうが、その際にぜひロス・フィルとの惑星も加えてほしい。大名盤であるにもかかわらず、すでにSACD化されたボールトやプレヴィンはもちろん、ストコと同時期の録音ですでにSACD化されたカラヤン(こちらはDECCAだが)と比べても、CDのままではあまりにも音質に差がありすぎて悲しくなるのである。

    ゆりぞう さん

    1
  • 今年はDeccaのメータとEMIのプレヴィンという「惑星」...

    投稿日:2012/12/01

    今年はDeccaのメータとEMIのプレヴィンという「惑星」録音の頂点に位置する優秀録音が相次いでSACDで発売されたが、エンジニアの技術(DeccaのJ・ロックに対してEMIはC・パーカー)と、ホールアコースティック(ロサンジェルスのロイスホールに対しロンドンのキングスウェイホール)の差により、本プレヴィン盤のサウンドの方が圧倒的に勝っている。パワフルな低域とシネマスコープのように広く、ステージ奥深くまでパンフォーカスされたサウンドステージ、そして美しいアンビエンスを伴った豊饒で明晰なサウンドはまさに大英帝国の風格を感じさせ、これが曲の神秘的な曲想と完全に溶け合っている。さらに今回のディスクで特筆すべきはパーカーによるセッション時のマイクセッティングスケッチが掲載されていることである。かかる定盤をいまさらながら大枚をはたいて購入する者にとっては、評論家の月並みな賛辞や、曲目解説などは全くもって不要であり、マスターテープの世代や、セッション時の録音機材や録音風景、さらにはマイクセッティングからリマスタリングエンジニアによる解説こそ欲しい情報だ。そういった意味ではEMIジャパンの一歩進んだ姿勢は大いに評価したい。ちなみに悪評高いケース内の広告を見ると、次回のケンペのR・S全集には「新発見のオリジナルアナログマスターテープ使用」とある。次回は是非ともこれに関する詳細情報を細大漏らさず掲載してほしいものである。

    meji さん

    7
  • カラヤンが本領発揮できる楽曲ではある。初演指揮者の...

    投稿日:2012/11/20

    カラヤンが本領発揮できる楽曲ではある。初演指揮者のボールト/ロンドンの演奏も結構好きだが、このコンビの「音」の方が私はいいなぁ。楽曲自体、魅力的な旋律にあふれ、且つドラマチックであるだけに、相当なポンツクが指揮をしない限り「駄目だこりゃ」な演奏にはならないと思うが、それだけに抜きん出た演奏を聴かせるのは難しいのだと思う。そういった意味でカラヤンは一枚上手の演奏を聴かせてくれる。流石である。

    爺さん さん |40代

    0

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