CD 輸入盤

ブラームス:交響曲第3番、シューベルト:交響曲第8番『未完成』 C.デイヴィス&シュターツカペレ・ドレスデン

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
PH08043
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

=エディション・シュターツカペレ・ドレスデン=
名誉指揮者デイヴィスによる極上のライヴ
シューベルト『未完成』&ブラームスの第3交響曲


Profilの呼び物シリーズ、エディション・シュターツカペレ・ドレスデンに注目度満点のタイトルが登場します。コリン・デイヴィスが指揮した、ブラームスの交響曲第3番とシューベルトの『未完成』は、1992年10月にゼンパーオーパーで行われた演奏をライヴ収録したものです。

【デイヴィス&ドレスデンによる録音の数々】
長年、シュターツカペレ・ドレスデンの首席客演指揮者を務め上げ、1991年に楽団初の名誉指揮者に任命されたデイヴィスは、超弩級の手ごたえで度肝を抜いたエルガーの交響曲第1番ほかベルリオーズの『レクィエム』『テ・デウム』ティペットの『われらが時代の子』といったモニュメンタルなライヴ演奏の数々を刻むいっぽうで、同オケとはディスコグラフィの充実ぶりでも知られています。
 これまでにデイヴィスはシュターツカペレ・ドレスデンとモーツァルトの後期交響曲集ベートーヴェンの交響曲全集アラウを独奏に迎えたピアノ協奏曲全集などを録音しており、そのいずれもが深みを湛えた弦に味わいの木管、いぶし銀のブラスから醸し出される腰の落ち着いたひびきで根強い人気を得ています。
 デイヴィスはシューベルトの交響曲も1994年から1996年にかけてセッションで収録して全集を完成させていました。

【デイヴィス&ドレスデンによる『未完成』】
デイヴィスはシューベルトの『未完成』を1982年にもボストン響とセッションで録音して作品との相性の良さをうかがわせていましたが、それ以上にシュターツカペレ・ドレスデンとのセッション録音の出来栄えがたいへん素晴らしかったので、このたびの内容にもおおいに期待が膨らむところです。
 シュターツカペレ・ドレスデンのシューベルト録音といえば、過去にすぐれた演奏が多いことでも知られ、『未完成』については、ともに交響曲全集を完成させているサヴァリッシュが1967年にセッション録音、首席指揮者ブロムシュテットが1978年にセッション録音しているほか、やはり首席指揮者シノーポリによる1992年のセッション録音などがありました。

【デイヴィス&ドレスデンによるブラームス録音】
いっぽう、デイヴィスにとってブラームスは、1988年収録の第3番をはじめ、バイエルン放送響とセッション録音で交響曲全集を完成させていますが、ここではサウンドカラーが異なるドレスデンとの顔合わせということでよりいっそう注目される内容といえそうです。

ちなみに、1992年10月22日と23日の両日とも、デイヴィスとシュターツカペレ・ドレスデンはこのアルバムに収録されたプログラムを演奏していますが、この2曲は直後の同年10月25日から11月12日にかけて計12回行われた日本公演のプログラムにも含まれていたもので、当時詰めかけた聴衆をおおいに沸かせたと伝えられています。(キングインターナショナル)

【収録情報】
・シューベルト:交響曲第8番ロ短調D.759『未完成』
・ブラームス:交響曲第3番ヘ長調Op.90

 シュターツカペレ・ドレスデン
 サー・コリン・デイヴィス(指揮)

 録音時期:1992年10月22日
 録音場所:ドレスデン、ゼンパーオーパー
 録音方式:デジタル(ライヴ)
 収録:MDR

収録曲   

  • 01. Symphony No. 8 in B minor ('Unfinished'), D. 759: 1. Allegro Moderato
  • 02. Symphony No. 8 in B minor ('Unfinished'), D. 759: 2. Andante Con Moto
  • 03. Symphony No. 3 in F Major, Op. 90: 1. Allegro Con Brio
  • 04. Symphony No. 3 in F Major, Op. 90: 2. Andante
  • 05. Symphony No. 3 in F Major, Op. 90: 3. Poco Allegretto
  • 06. Symphony No. 3 in F Major, Op. 90: 4. Allegro

総合評価

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重厚で深みのある伝統的な演奏様式とドレス...

投稿日:2016/12/03 (土)

重厚で深みのある伝統的な演奏様式とドレスデン特有の見事に融和したコクのある音色をしっかり踏襲しながらも、温かみと愛情溢れる表現が全編を満たしており、特にブラームス3番は、最近の演奏では聞くことができない熱く濃厚なロマンティシズムが感じ切った各パッセージや息遣いから零れ落ちており、聴くものの胸を熱くさせる好演。この頃の両者によるブラームス1番も見事な演奏でCD化されないかと願っている。

no music no life さん | 奈良県 | 不明

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響きがすばらしい。艶があって充実している...

投稿日:2015/04/26 (日)

響きがすばらしい。艶があって充実している。かなりの力演。 このオケの響きについて「いぶし銀」と評する習慣があるが、実際に聴いたことのある人ならわかるとおり、まったくいぶし銀とはちがう響きがする。 実演どころかCDすら聴かずに、「慣用句」をつかった感想にはご注意ご注意。

くまたろ さん | 東京都 | 不明

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このシリーズは、メンデルスゾーンのスコッ...

投稿日:2013/04/01 (月)

このシリーズは、メンデルスゾーンのスコットランドの編集が不適切だのと厳しい指摘があるため、このシリーズはなかなか手が出ず、セール価格だから買ったようなものだが、ライヴだけにコリン・デイヴィスという名前から一般的にイメージする穏健さ、端正さというものとは違った側面を見せてくれる一枚。端然とした紳士的品のよさというものから一皮剥けて、劇的な表現、スケールの大きさ、ライヴらしい高揚感が感じ取れる。特にブラームスの3番は思わぬ拾い物だ。テンポは遅めで重厚な演奏だ。SKDも東側の時代に比べややアンサンブルの緻密さが緩んできた感は否めない(ブロムシュテットの全集と比較すれば瞭然)が、特に未完成では木管セクションが実に美しい響きを聴かせている。同じ日のライヴのはずだが、未完成よりブラームス3番の方がテープの音が微妙に劣化しているように思える。

eroicka さん | 不明 | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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