CD 輸入盤

ブラームス:クラリネット・ソナタ第1番、第2番、ヴィトマン:ピアノのための間奏曲集 アンドラーシュ・シフ、イェルク・ヴィトマン

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4819512
組み枚数
:
3
レーベル
:
Ecm
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


2人の偉大なアーティストの友情とブラームスへの思いから生まれたアルバム

2人の偉大なアーティスト、ピアニストのアンドラーシュ・シフと作曲家でクラリネット奏者のイェルク・ヴィトマンが初めて一緒に行った録音です。1894年に書かれたブラームスの後期の傑作、クラリネット・ソナタ作品120の2曲を共演しています。その2つのソナタの間に入れたヴィトマンの作品、『ピアノのための間奏曲集』をシフが独奏しています。
 ブックレットのヴィトマンによるライナーノーツによると、この曲はアンドラーシュ・シフとの友情と、二人が共に敬愛しているブラームスへの思いから生まれた作品だということです。録音はドイツのノイマルクトで行われました。(輸入元情報)

【収録情報】
1. ブラームス:クラリネット・ソナタ第2番変ホ長調 Op.120-2
2. ヴィトマン:ピアノのための間奏曲集(第1曲:I/第2曲:Zart singend/第3曲:Mit dunkler Glut [Agitato sempre]/第4曲:Wiegenlied [Ruhig fliesend]/第5曲:Lento un poco andante)
3. ブラームス:クラリネット・ソナタ第1番ヘ短調 Op.120-1


 アンドラーシュ・シフ(ピアノ)
 イェルク・ヴィトマン(クラリネット:1,3)

 録音時期:2018年5月14-16日
 録音場所:ノイマルクト、Historischer Reitstadel
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)


収録曲   

ディスク   1

  • 01. Allegro amabile
  • 02. Allegro appassionato
  • 03. Andante con moto - Allegro

ディスク   2

  • 01. I
  • 02. Zart singend
  • 03. Mit dunkler Glut (Agitato sempre)
  • 04. Wiegenlied (Ruhig flieend)
  • 05. Lento un poco andante

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ユーザーレビュー

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クラリネットソナタ第2番はブラームスの最...

投稿日:2020/11/01 (日)

クラリネットソナタ第2番はブラームスの最高傑作ではないか、と思うことがある。生涯愛用したテーマで始まる第一楽章は、ブラームスの曲の中で最も優しく沁みる音楽で、特にコーダはほとんどブラームスじゃない。突き抜けた天上の音楽だ。第二楽章は得意のスケルッツオで、短調の曲想がソナタ全体を引き締める。終楽章は素敵な変奏曲。いかにもブラームスっぽいのが堪らない。これだけの名曲なのに名盤となるとウラッハかライスター(オピッツとのオルフェオ盤)かと言ったところ。そこに登場したのがこのディスク。ヴィトマンは初めて聞くが、うーつんさんご指摘のように弱音が素晴らしい。特に終楽章での、sotto voceの音色が沁みる。フレーズの最後の音が綺麗に減衰する。これって相当レベルが高いのではないだろうか。いつもの通りシフの読みの深さも健在。ピアノの音量に細心の集中が図られている。もちろん第一番も名演で、この名曲に新たな名盤が誕生しことを心から喜びたい。ヴィトマンの間奏曲は曲名からしてブラームスへのオマージュであり、作品117の間奏曲が常に聞こえてくる音楽。ヴィトマンは会心の演奏に加えて、シフに自作を演奏してもらえて、音楽家冥利に尽きるだろうなぁ。良かった。

てつ さん | 東京都 | 不明

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  実に味わい深いディスクと感じた。あま...

投稿日:2020/10/08 (木)

  実に味わい深いディスクと感じた。あまり前のめりにならないように落ち着いたバランスと、ゆったりした滋味深いシフのピアノが心に沁み込む感覚を味わいながら、ヴィトマンの彫りの深い豊かなクラリネットの響きがいろどりを加えていく。   それにしてもヴィトマンのクラリネット、最弱音の表現の素晴らしさに参ってしまった。そっと息を吹きかけただけのような最弱奏の効果が特に際立つディスク。楽器のことはよく分からないが、最弱奏から強奏まで自在に吹き分けていく手練れは他の演奏ではなかなか聴けないと思う。ほんのり息を吹きかけるようなそっとした繊細な音が最晩年のブラームスの心のひだを表すかのよう。音楽の骨格はシフのピアノが盤石の支えとして作られ、そこにヴィトマンのクラリネットが(ヨアヒムのモットーではないが)”自由に、しかし孤独に”歌いあげていく。   ヴィトマンの「ピアノのための間奏曲」は聴きやすい小品集。私は聴いていて、なんとなくブラームスとヤナーチェクを足して2で割ったような雰囲気に似ているように感じた。個人的なイメージだが「心の迷宮に迷い込んだ」ような不思議なさすらいの感じを持っていると感じた。

うーつん さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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