CD 輸入盤

ピアノ五重奏曲、弦楽五重奏曲第2番 パヴェル・ハース四重奏団、ボリス・ギルトブルク、パヴェル・ニクル

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SU4306
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


名手ギルトブルクの華麗な演奏にも注目。
現代屈指のクァルテット、パヴェル・ハース四重奏団が
ブラームスのピアノ五重奏曲と弦楽五重奏曲第2番を録音!


世界が注目する実力派クァルテット、パヴェル・ハース四重奏団。スプラフォン・レーベル9枚目となる当ディスクはブラームス。ヴィオラ奏者ルオシャ・ファンを新メンバーとして迎えたはじめての録音です。
 当団は英グラモフォン・アワード2011ではドヴォルザークの『アメリカ』を収録したディスクがレコード・オブ・ザ・イヤーを受賞。以後リリースしたスメタナの弦楽四重奏曲第1番『わが生涯より』&第2番、ドヴォルザークのピアノ五重奏曲&弦楽五重奏曲第3番、ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲第2、7、8 番はレコード芸術誌「特選盤」をはじめ、英グラモフォン、仏ディアパソンなど著名な雑誌の賞を総なめにしてきた現代屈指の弦楽四重奏団です。
 当団初録音となるブラームスはピアノ五重奏曲と弦楽五重奏曲第2番を選曲しました。ピアノ五重奏曲は当編成の最高傑作。巨大でありながら精緻な構成、若さみなぎる情熱などブラームス特有のやわらかさと諦観が流れています。2013年にエリザベート王妃国際音楽コンクールで第1位を獲得したピアニスト、ボリス・ギルトブルクと息の合った演奏を聴かせてくれます。
 カップリングの弦楽五重奏曲第2番では創設メンバーのひとりパヴェル・ニクルとの共演。この作品はもともと交響曲第5番として発想されたもので、晩年のブラームスとは思えないほど男性的な強さ、元気旺盛な情熱、そして新鮮な創意にあふれています。当団ならではの緊張感に満ちた丁々発止のやりとりが聴きものです!(輸入元情報)

【収録情報】
ブラームス:
1. ピアノ五重奏曲ヘ短調 Op.34(1864)
2. 弦楽五重奏曲第2番ト長調 Op.111(1890)


 パヴェル・ハース四重奏団
  ヴェロニカ・ヤルーシコヴァー(第1ヴァイオリン)
  マレク・ツヴィーベル(第2ヴァイオリン)
  ルオシャ・ファン(ヴィオラ)
  ペテル・ヤルーシェク(チェロ)
 ボリス・ギルトブルク(ピアノ:1)
 パヴェル・ニクル(ヴィオラ:2)

 録音時期:2021年11月6,7日(2)、2021年11月13,14日(1)
 録音場所:プラハ、ドモヴィナ・スタジオ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)


ユーザーレビュー

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このディスクは名盤である、と最初から言い...

投稿日:2023/09/22 (金)

このディスクは名盤である、と最初から言いたくなる。まずはピアノ五重奏曲。名曲中の名曲。名盤といえば今更ポリーニとかゼルキンかい?と言いたくなるものの、では最近の好演奏があるかと言えば意外と少ないのではないだろうか。その中で登場したこの演奏、冒頭から引き込まれる。何が良いかと言うと、4つある。まずは各声部が極めてクリア。ここまで再現した演奏は聴いたことがない。また2つ目は音量調整がきめ細やか過ぎる。ピアノのギルトブルグを聞けばわかるが、表に音を出すのと、サッと引くのと、小節単位どころではなく、拍単位くらい細かい。かつ高音と低音を使い分けるのだから、まぁ唖然とするレベルである。もちろんパヴェル・ハースも細かい調整については負けてはいない。3つ目、そう言いながら、表情が濃い。ちょっと昔なら「彫りが深い」みたいな表現。ルバートはもとより、旋律線の歌わせ方が濃い。ちょっと昔なら「命を込めている」みたいな表現である。最後に録音が良い。優秀なエンジニアがいて、細かい単位で濁らないよう音量をミキシングしているのではないか、と思わせるくらい、音が鮮明。 Op.111がまた凄い。私、ピアノ五重奏曲よりこの曲が好きかも知れず、幾つも聴いてきた。この曲も残念ながら名盤多数とは言い難い。従来はメロス弦楽四重奏団とジェラール・コセの演奏がピカイチだったと思うが、やっとそれに肉薄する、いや録音を考えたら超える名盤がこの演奏である。何が良いかは前述と被るので略すが、とにかく歌わせ方が堪らない。 このディスク、ブラームスが好きな方々に、是非聴いて欲しいと願わくばいられない。この団体については、これからも注視したい。エベーヌも凄いけど、この団体も凄い。ブラームスの五重奏曲として、この2曲を選び、両方とも名演を繰り広げたこのディスク。無条件幸福である。

てつ さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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