CD 輸入盤

交響曲全集 ベーム&ウィーン・フィル(3CD) 

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4714432
組み枚数
:
3
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ブラームス:交響曲全集
ベーム&ウィーン・フィル

空前の反響を呼んだというベーム&ウィーン・フィル初来日公演の直後、1975年の5〜6月にウィーンのムジークフェラインザールでセッション・レコーディングされたもので、日本でも年内に緊急発売されて1976年度レコード・アカデミー賞を受けるなど各方面から絶賛された名盤です。
 いかにもベームらしい揺ぎない構築力を示す堂々たる演奏が揃っていますが、オーケストラがウィーン・フィルということもあって、どっしりしたフレームの中で、楽員がニュアンス豊かな音楽を展開する様子は実に魅力的。第1番第1楽章の序奏部における壮大な力感表出などさすがですが、一方で、第4番では、晩年のベームならではの渋味を含んだ味わいのある情感が深い感動を呼び起こします。ウィーン・フィルの響きも充実した美しいもので、名コンマス、ゲアハルト・ヘッツェルによる第1番第2楽章の甘美なヴァイオリン独奏や、独特の濃厚な音色の木管ソロのなど、ムジークフェラインザールならではのトゥッティの素晴らしい響きと相まってトータルな魅力を実感させてくれます。
 組み合わせの『ハイドンの主題による変奏曲』『悲劇的序曲』『アルト・ラプソディ』は、交響曲のあと、1976年と77年に収録されており、こちらも高水準な仕上がりです。
 中でも『アルト・ラプソディ』はスケールの大きな演奏で、厳しく彫琢されたオーケストラ・サウンドをバックに、クリスタ・ルートヴィヒがほの暗い声で切々と歌い上げ、ウィーン楽友協会合唱団の男声団員の面々が深々とした合唱であたたかく締めくくっています。トータル220分収録。(HMV)

【収録情報】
ヨハネス・ブラームス
CD1
・交響曲第1番ハ短調 Op.68
・ハイドンの主題による変奏曲 Op.56a

CD2
・交響曲第2番ニ長調 Op.73
・アルト・ラプソディ Op.53
・悲劇的序曲 Op.81

CD3
・交響曲第3番へ長調 Op.90
・交響曲第4番へ長調 Op.98

 クリスタ・ルートヴィヒ(Ms)
 ウィーン楽友協会合唱団
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 カール・ベーム(指揮)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Symphony No. I in C, Op.68 - Uno Poco Sostenuto
  • 02. Symphony No. 1 in C, Op.68 - Andante Sostenuto
  • 03. Symphony No. 1 in C, Op.68 - Uno Poco Allegretto
  • 04. Symphony No. 1 in C, Op.68 - Adagio - Piu Andante
  • 05. Variations On a Theme By Haydn, Op.56a

ディスク   2

  • 01. Symphony No. 2 in D, Op.73 - Allegro Non Troppo
  • 02. Symphony No. 2 in D, Op.73 - Agadio Non Troppo
  • 03. Symphony No. 2 in D, Op.73 - Allegretto Grazioso
  • 04. Symphony No. 2 in D, Op.73 - Allegro Con Spirito
  • 05. Rhapsody for Alto, Chorus & Orchestra, Op.53
  • 06. Tragic Overture Op.81

すべての収録曲を見る >

総合評価

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この魂の抜け殻の演奏を評価する人が、もし...

投稿日:2023/11/25 (土)

この魂の抜け殻の演奏を評価する人が、もしいるとすればベームの全盛期の演奏を知らない方であろう。フルヴェンの54年EMIの運命の様な演奏。ただ重厚な音を楽譜通りスタジオで出しているだけ。ベームはブラ2に1970年の動画の名演がある。これが唯一の名演である。この演奏より全体で5分早い。4番は来日時フルヴェンの演奏を絶賛し、だから4番を演奏してこなかったと告白している。結局ベームはブラームス指揮者ではなく、苦手である。ベームファンだけに特化した商品である。1番はこれよりも同年75年のNHKホールでの演奏の方が良い演奏であるが、基本は大差ない。嗜好だから好き好きだが。コンマスが指揮していたのは既知の事実である。ベームファンは音楽の素人ばかりであるのは、事実である。カラヤンファンは、プロ集団である。不快感を感じるだろうが、これが事実であるので仕方がありません。

karayanus さん | UNITED KINGDOM | 不明

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ベームらしいしっかりした構築とウィーンフ...

投稿日:2021/07/22 (木)

ベームらしいしっかりした構築とウィーンフィルのみずみずしい響きが相まって魅力たっぷりかと期待したが、4番以外は、まるで感動できない。どこに問題があるのかを指摘するのは難しい。きっちり整い過ぎてるのがつまらないのかな。ベームとベルリンフィルの1番は大好きなのだが。

座頭 さん | 兵庫県 | 不明

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ウィーンフィルも良いですね。その時の気分...

投稿日:2021/03/09 (火)

ウィーンフィルも良いですね。その時の気分で選択できるのはいいですね。

あじ さん | 不明 | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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