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Review List of saitaman 

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  • 0 people agree with this review
     2016/10/10

    まず、ピアノ協奏曲第2番が素晴らしい。親しみやすい旋律に乗って、のびやかな詩情と重厚さと美しさが光る。ピアノ五重奏曲はこの作曲家の遺作。どちらも、シチェルヴァコフの明晰でダイナミックなピアノが見事。

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     2016/10/10

    スクリャビンの交響曲集はムーティ&フィラデルフィア管の超絶名演があるが、このキタエンコ&フランクフルト放送響の演奏も素晴らしい。妖艶さや神秘さはそれほどでもないが、通俗的な旋律を効果的に演出し、ドラマティックかつ美しい。これは聴き飽きない。3枚組だがどれも75分以上の長時間録音となっており、オピッツがソロを弾くピアノ協奏曲の見事な演奏や前奏曲の「夢」も入っていてお得感がある。

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     2016/10/09

    まず、CSOが非常に上手い。そして、全体的に、掘り出しもの感がある。選曲も多彩で、ビゼー、ラベル、バルトーク、ニールセン、ヒンデミット、ウェーバー、マルティノンの自作自演と、いろいろ楽しめる。メニンの曲は初めて聴いたが、なかなかいい。マルティノンはフランスものに定評があるが、それだけではなく、近現代の幅広い音楽に対して造詣が深かったことがうかがえる。楽しめた。

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  • 7 people agree with this review
     2016/10/07

    ようやく、すべて聴いた。元々持っていた録音とかぶっていたものも多かったが、それらも全て聴き直した。これだけあると、まるで修行のようだった(苦笑)。バッハは当然のごとく良い。変わった演奏なのにバッハらしさが生き生きと伝わってくる。引き込まれる。シェーンベルグやヒンデミットも良い。賛否あるモーツァルトも、改めて聴くと斬新で魅せる。時代がグールドの解釈に追いついたといえるかもしれない。ブラームスの若い頃の演奏や、晩年のリヒャルトシュトラウスも悪くない。そして、こうやって全て聴くと、左手の巧みなテンポで引き込むスタイルや、時々奇妙にも思える解釈の裏の繊細な感性が、このピアニストの伝説につながっていることに気づく。あと、若いころのグールドはかなりのイケメンである。それにしても、この箱はちょっと大きすぎである。

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     2016/09/04

    ポーランドの作曲家ペンデレツキのBOX。ネオロマンチシズムを継承しながら、前衛的で、破壊的で、絶望的で、光があり、希望がある。合唱の使い方も極めて効果的。順に聴いてゆくことで、作風の変化もわかる。地元ポーランド出身の指揮者のWitを中心としたポーランドのオーケストラと演奏家たちによるパフォーマンスは素晴らしく、録音も文句のつけようがない。

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     2016/09/03

    ピアノ協奏曲、ピアノソナタ、ピアノ四重奏曲、ピアノデュオと、シフのモーツァルト作品の録音を集めたもの。ピアノ伴奏のある声楽曲も含まれている。フォルテピアを使用しているものもある。シフらしい洞察力に支えられた演奏が多く、説得力がある。共演者たちも実力派が多い。大変質の高いセットになっている。

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     2016/08/15

    ハーンはコンサートにも2回行っている。最近ちょっと太り気味だが、ちょっと前までは女性雑誌の表紙になるほど美しく、ライブでも完成度の高い演奏を披露している。ここに収録されている演奏も素晴らしいものばかり。バッハは絶品。ベートーヴェンは柔らかで美しく、バーンスタインは陽性で華やか。バーバーは内省的な部分と外向的な部分の混在が面白い。メイヤーの曲は格好いい。メンデルスゾーンはしなやかで、ショスタコーヴィチはあまりロシアぽくないもののカデンツァは見事。

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     2016/07/31

    エストニアの作曲家アルヴォ・ペルトのオーケストラ作品と合唱曲で構成された3枚組のCD。演奏しているのは、指揮者のパーヴォ・ヤルヴィをはじめペルトと同じエストニア出身の音楽家たちである。1枚目は新古典主義や新ウィーン学派の影響を受けたようなものが中心だが、2枚目と3枚目は現代音楽の書法とグレゴリオ聖歌などの伝統音楽への回帰を融合させていった、アバンギャルドでありスピリチャルでもある作風が現れた作品が続く。合唱曲のレコーディングは作曲者立ち合いの元に行われている。録音・演奏ともに文句のない水準で、ペルトの世界に包まれる。

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     2016/07/24

    「プレイアデス舞曲集」の第1集がよかったので、こちらも買った。1集の衝撃が大きかったので期待したほどではなかったいうのはあるが、こちらも悪くない。

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     2016/07/24

    優しく、美しく、繊細な無言歌である。静かに心に響いてくる。録音も良い。メンデルスゾーンに聴かせてあげたいと思ったくらいだ。

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     2016/07/23

    67枚もあるのでずいぶんと時間がかかったが、全部聴いた。DGの録音ではずいぶんと丸くなったが、このRCAで録音していた頃のブーレーズは前衛の闘志としてクラシック音楽の最前線を引っ張っていた。シャープで現代音楽とのつながりを強く感じさせるドビッシー、名演揃いのストラビンスキーとバルトーク、冷たいくらいの鋭利さと美しさを備えたラベル、新ウイーン楽派は今でも第一級の演奏だし、ベルリオーズも凄い。声楽や合唱曲がいいのは結構発見だった。意外にヘンデルも面白い。もうこんな演奏家は出ないだろう。稀有な記録である。

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     2016/07/23

    このうちの何曲かを来日公演で聴き、買いました。唯一無二、オリジナリティのあふれる曲集です。すべての曲が名曲といえるかどうかはともかく、このような試み自体、称賛されるべきものだと思います。日本人の作曲家の作品も取り上げられています。録音もよく、なかなか良いです。

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     2016/07/18

    エストニア出身の作曲家のピアノ曲集。ミニマリズム&スピリチャルという特徴に沿った作品が多い。観念的で、シンプル。どこか美しく、癒される。眠れない静かな夜に、そっと耳を傾けていると、琴線に触れてくる。

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     2016/07/17

    流石、クレンペラーである。貫禄があり、適度に重厚で、なのに、古くない。細部まで丁寧に聴かせる。巨匠ならではの説得力と個性がじわりとにじんでいて、実に素晴らしい。メンデルスゾーンとかシューマンとかヨハン・シュトラウス2世とかについては、もうちょっと軽快さが欲しいと思った部分もあるが、そういう部分を含めて実に立派な演奏だ。あまり期待してなかったチャイコフスキーとかもかまり良かった。ロマン派の曲というのはこうやるんだ、というような確信のようなものが伝わってきた。リマスタリングのせいだろう、音質は大変良い。

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     2016/06/19

    うち2曲はライブ録音。重厚かつ軽快でドラマティック。作品の持つ物語性がよく出ていて。ぐいぐい引き込む演奏の連続である。音質も優秀。非常に良い。

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