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ポアンカレ さんのレビュー一覧 

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     2021/03/08

    2000年代なかばから現在まで書評ブロガーとして名を馳せるDain氏(通称「スゴ本」)による待望の単著。著者の凄さは単なる多読速読ではなく、一冊をしゃぶり尽くすように読み込み、アウトプットを実践し続けている点にある。
    本書のなかでは、「本との出会い方」について同意できるところが多い。たとえば「あとで読む」は、あとで読まない……だからいますぐアクションを起こすこと。
    ただし本は必ずしも買わなくていい、図書館とリファレンスサービスをフル活用して、「お見合い」すればいい。
    他方で、書店での本との出会いは「出会い系」だから売り手の意図に注意を払う必要がある。

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     2021/03/04

    2016年の受験ですが、TACのテキストで一通り学習してから、本書と「当てる〜」を3周、解いた結果、合格できました。問題形式の演習を反復で行うことで解答の方法・コツを身につけることが合格への近道かと思います。(工業簿記編も同じ要領で勉強しました)

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     2021/03/04

    人生における深刻な問題を抱えている人からの相談ばかりでなく、いわゆる自意識過剰で「こじらせている」ような人の実存的な悩みに対しても真摯に答えているのがいい。紹介する書籍が1冊なのもシンプルでいい。なかでもぐっときたのは、「気持ち悪い男が気持ち悪い理由は自分が気持ち悪いということに気づいていないから」、という一節だった。

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     2021/03/04

    出所後の居場所がなく、犯罪をくりかえしてしまう累犯障害者。かれらをとりこぼすこの社会の実情から、セーフティネットの脆弱性が如実に描かれている。功利主義を標榜する人の議論で、「福祉はもっとも低コストな犯罪抑止になる」という話を聞いたことがあるが、本書を読めばその実態から、司法ではなく福祉による対応こそが求められていることがよくわかる。もちろん、福祉の現場における困難性にも目を向けなければならないが。

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     2021/03/01

    世に流通している(あるいは流通すらしていない)奇書・珍書をひたすら紹介しており、面白く読めた。「お弁当の醤油差しの写真集」「象のフンで作られた本」「世界のコーラ全集」など世界には私の知らない世界があまりに多すぎて圧倒された。

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     2021/03/01

    著者の飛び込みルポ。富裕層に注目されがちな(というかほぼそのイメージでしか描写されない)ドバイであるが、高層ビルや高級リゾート施設の建設は周辺国からの貧困な出稼ぎ労働者に依存している。国内の若年者は勤労意欲が減退しており人手不足であるからだ。そこに現れているのはグローバルな格差問題のいち局面である。しかし資本主義の論理(観光産業の奨励、富裕層への広告宣伝)にもとづけば、そうした社会問題はすべて黙殺されてしまう。

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     2021/03/01

    高校生との対話を通じて、私達の「食べること」についてより根源的なところから問い直している。食物を口にし→咀嚼→消化→排泄までの一連の作業を食べることと捉えることもできるし、排泄物が堆肥となり再び次なる食物の生育に循環していくという視点まで含めると、より巨視的な視座から食を捉え直すことの重要性を感じさせられる。マルクスのエコロジー論に繋げれば、いわゆる物質代謝を撹乱する農薬や環境破壊まで含めて食を再考することもできるだろう。

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     2021/03/01

    理論、核軍縮、国際経済、南北問題、文化外交、国際機構と国際法など主要項目を一通り網羅し整理されているが、いかんせん97年と情報がやや古い。とくに9.11、ISなど重要な事象がこの後起きており、現在の米中対立と感染症対策も非常に流動的なことから、この分野は常にアップデートされた議論をフォローしていく必要性を感じた。

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     2021/03/01

    良著だった。農業におけるテクノロジー(農機、農薬)や市場化の問題、科学技術と戦争・政治が常に表裏の関係にあったことなど、歴史学的な視座をベースに分析していく。本書を引き受けての対案となる議論は他著に期待したい。

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     2021/03/01

    網羅的ではあるが他書で既知の情報しか書いていなかった。入門書としては適しているが、応用・発展的な議論の展開を期待すると物足りない内容。議論に古さは感じなかった。ちなみに類書としてちくま新書の『フェミニズム入門』や岩波書店の『思考のフロンティア フェミニズム』などのほうが論点を絞り充実している。

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     2021/03/01

    津田大介が帯の紹介文で書いているように、気になった章をかいつまんだり、パラパラとランダムに読んでいたら、背中を押してくれるような文章に出会える。その問いは多様で、たとえばなぜ人を殺してはいけないのか、単純な仕事とは、読書論…。完読、通読せずとも満足して本棚に戻した。また気づいたらよもうと思える一冊。

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     2021/03/01

    資本主義批判としてのフェミニズム・マニフェスト。いわゆるリベラリストは先進国白人エリート女性の視点にもとづく対案を示すばかりで、貧困の克服など構造的かつ根本的な改革にはつながらない。他方で旧来の左派は階級闘争志向が強く、再生産労働(セカンドシフト、家事労働)への問題意識が不十分であった。南米やポーランドにおける「ストライキ」の意義は、女性に押し付けられた無償の再生産労働の重要性を顕在化させた点にあり、また人種と階層を問わず連帯できることを示したことにある。
    ジェンダー、フェミニズムを考える上でよりラディカルな視点を与えてくれる一冊。

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