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TOP > My page > Review List of 白塗りのサル
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0 people agree with this review 2021/06/12
明治末期、「神様化」する前の作品群。表現する舞台は俗っぽいので読み易く、持ち前の文章の秀逸さから作品世界をイメージしやすい。
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「死」の発端、「D坂の殺人事件」の作者だったらこの発端からどのような世界を描いていったであろうか。
明治末期から大正にかけて俗っぽいところが抜けて神様化しつつある時期の作品。「小僧の神様」が収録されていなければ購入していなかったかもしれない。
「幽鬼の塔」はこの時期に出版された「緑衣の鬼」同様翻案ものでは比較的評判が良いので読み返してみるつもりで購入してみました。
子供の頃、ポプラ社版で少年ものに書き換えられた本編を読んだ印象が鮮烈で、成人物の本編も何度か読み返している。他者から得た元ネタを乱歩が文章化した本作は純粋な本人の作品とは言えないかもしれないが、ドラマティックな展開を乱歩特有の表現で一つの世界を満喫できる貴重な作品!この方法論でもっと合作を押し進めて欲しかった。
本編「月と手袋」で使用されたトリックは「偉大なる夢」で使用されたものの流用。たしか、戦争ものの「偉大なる夢」が戦後読まれることを憚り、(若しくは再版されることはないと思い。)トリック自体を本格短編小説の骨格で再現したような事を本人の随筆か何かで読んだことがある。(記憶違いかもしれないが・・・。)
江戸川乱歩の探偵小説作家としての「ロウソクの最期の灯」!個人的には本格長編ものを目指した感の本編より、大正期谷崎の系譜につらなる「個人の秘密」を主眼とする発端から始まる「影男」の方が好き!
最近、平井呈一がらみの翻訳で創元推理文庫から出版が続いているので今回も購入してみました。
もし、探偵小説に固執することなく、純文学的な中短編を書き続ける乱歩だったら・・・。 もし、金田一ものに囚われることなく、推理小説に拘らずストーリーテラーの才能を発揮した正史だったら・・・。
最近岩波文庫でも本書が刊行され、作者の本意に関わらず戦争文学が読み返されやすい雰囲気を感じます。 私は乱歩の世界観に触れたいために読みましたが、「戦意高揚」、「戦争礼賛」的な雰囲気はあまり感じられない文体になっているのではないでしょうか。(時局上書かされ感が否めませんが。)そこが海野十三の戦争ものと違うところを感じます。
文語体の黒岩涙香より読みやすい口語体に変換された翻案の翻案物の江戸川乱歩の方が性に合っています。
あまり読む機会がない「火縄銃」が文庫版で収録されていたので購入しました。
電話応対の苦手な職員に対する社員教育の参考として購入してみました。
たしか、ポプラ社版で「超人二コラ」とかいう題で出ていたような? 昔、子供のころ黴臭い講堂跡を図書室として使用していた小学校で見つけた江戸川乱歩の諸作品を読み漁った記憶の中に断片的に覚えている場面。 金持ちの家の少女と入れ替わるエピソード! 本編は個人的に前半部分の雰囲気が好きです。 後半部分の「立派過ぎる明智小五郎」はチョット〜・・・。
「暗黒星」は文章を「です〜ます。」超に替えるだけで少年ものに替えられそう。登場人物のキャラクターを深掘りしていない分ポプラ社から出版されていても違和感なく読めそう。 裏を返せば殺害動機(変更)と登場人物のキャラクター(深掘り)を丁寧に描けば長編通俗小説として面白みが増したのではないでしょうか。 「闇に蠢く」は、雰囲気を満喫する目的で読む本だと思います。 只、乱歩のおどろおどろしい文体で、横溝正史の岡山もののような地方に持っていくと増々陰湿さが際立ってしまうので個人的に好きではありません。
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