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化人幻戯 春陽文庫

Ranpo Edogawa

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784394301578
ISBN 10 : 4394301572
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2015
Japan

Content Description

実業家・大河原義明の秘書となった庄司武彦は、大河原の美貌の夫人・由美子にひかれていた。熱海の別荘で、大河原夫妻と庄司が逗留していたある日、双眼鏡を覗いていた夫妻が、切り立った断崖から人が転落するのを目撃する。それは別荘に来ていた、大河原家に出入りする姫田吾郎と村越均の二人の青年の一人、姫田だった。はたして殺されたのであろうか。警察はもう一人の青年村越を容疑者として目をつけるが…。

【著者紹介】
江戸川乱歩 : 1894‐1965。明治27年10月21日三重県に生まれる。早稲田大学で経済学を学び、大正12年、雑誌「新青年」に「二銭銅貨」でデビュー。昭和4年の「蜘蛛男」より娯楽雑誌に長編を連載、「魔術師」「黄金仮面」「黒蜥蜴」など。昭和11年から「怪人二十面相」を少年倶楽部に連載、少年探偵シリーズは晩年まで続く。昭和22年、探偵作家クラブ結成、初代会長に就任。昭和29年、乱歩賞を制定。昭和32年から雑誌「宝石」の編集に携わる。昭和38年、日本推理作家協会が認可され理事長に就任。昭和40年7月28日死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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江戸川乱歩の探偵小説作家としての「ロウソ...

投稿日:2021/06/12 (土)

江戸川乱歩の探偵小説作家としての「ロウソクの最期の灯」!個人的には本格長編ものを目指した感の本編より、大正期谷崎の系譜につらなる「個人の秘密」を主眼とする発端から始まる「影男」の方が好き!

白塗りのサル さん | 神奈川県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 青蓮

    久々に読む乱歩、楽しませていただきました。トリックなんかには派手さはないけれど、犯人の殺人動機が乱歩らしくてニヤリとしてしまう。作中に乱歩が登場するのも面白い。

  • ぴかりん

    Audibleにて。おどろおどろしさとか、不気味さとかはないけど、エロスはたっぷりのミステリー。映像化されたら、耽美な作品になりそうな雰囲気でした。明智小五郎が活躍します。

  • あきちゃん

    決して古くないところがさすが!!!こわいわ〜カマキリ婦人(笑)。男たちがたわいもなさ過ぎて・・(´・ω・`)。

  • シルク

    動機が凄い。通常の犯罪者の枠から飛び出た犯人。その行動心理を推理する明智もまた凄い。

  • 栄吉

    ★★★★★ 良い作品は色褪せない。読ませて頂きました。由美子夫人のバイタリティに感服です。

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