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Review List of カニさん 

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  • 3 people agree with this review
     2019/12/25

    大変な1枚が、出た。レコードの第2版からの復刻版との事で、ずいぶん迷った。宇野大先生のレコード評も1951年のウィーン・フィル・ハーモニーのライブながら、音質に難ありだった。ところが、聴いてビックリ!の素晴らしクリアーな音質の1951年のフルトヴェングラーの指揮のウィーン・フィル・ハーモニーのベートーヴェンの交響曲第9番「合唱」だった。頭からバイロイト盤を思わす演奏に、頭をハンマーに殴られるような快感だった。ただ、シューベルト交響曲第9番「ザ・グレート」の1951年盤の様に、欠点が無いのが欠点と言える。ライブ録音なのに、音楽にのめり込んで気が狂ったような爆発が無い。第1版では、第4楽章をバイロイト盤で補修したと言うのも、フルトヴェングラーの指揮のライブ録音特徴の狂ったような音楽の爆発が欲しいと言うメーカーの要求によるのだろう。そこで、宇野大先生なら、素晴らしい第1、第3楽章を除くと、「生煮え」とか言いそうな演奏です。でも、私は、是非とも、持っているべき一枚だ。

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     2019/12/23

    フルトヴェングラーの指揮らしい演奏だが、好みによるが、私としては、モーッアルト交響曲第40番は、スローテンポで落ち着いた味が、逆に物足りない。ブラームス交響曲第3番は、各楽器の音がよく聞こえて素晴らしい味わいがあるが、やはり迫力に欠けるように感じる。好き嫌いが出るだろう。

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     2019/12/20

     「太陽の王子 ホルスの大冒険」が、その歌詞等にアイヌ文化の一端を見るなら、この「わんぱく王子の大蛇退治」は、作曲者・伊福部昭の「アイヌ文化」のリズムや音感に表現されている貴重な1枚。日本神話をベースにしているので、本編のストーリーなどが排除された音楽だからこそ楽しめる1枚。その後、数々の東映作品に音楽が流用された点でも、「サイボーグ009」や「ちびっ子レミと名犬カピ」と並んでお馴染みで忘れたくない音楽集だ。同年代の人間で欲しい人が、多いのではないでしょうか?

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     2019/12/20

    「アイヌ神謡集」より、取られた歌詞の唄が聴ける貴重な1枚。北欧神話風に変えてあるが、随所にアイヌ文化の痕跡のある作品でけに、映像が無い分面白い。是非とも、お勧めです。「もののけ姫」が、奇妙な日本の各地の民俗との折衷を行っている分、純粋にアイヌ文化の一端を聴ける。

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     2019/12/13

    「大塚康夫著の「作画汗まみれ」」を、読むと「なっぞら」は、絵空事の所詮ドラマと白けてしまう。でも、この「漫画映画漂流記」を読むと、リアルに希望を持つ。女性アニメーターのパイオニア「奥山玲子」がいて、今日があると思う。そう思うと、「なっぞら」は、許せるし、懐かしくリラクスして楽しめる。色のんな意味で多くの人に読んで欲しい。私の様に、リアルタイムで「空飛ぶ幽霊船」や「アンデルセン童話 にんぎょ姫」を劇場で見た世代からすると、「奥山玲子」さんの存在が如何に大きかったからすると、改めて思う。是非とも、多くの人に読んで欲しい。

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     2019/11/17

    これは、絶対にもっべき1枚だ。ブルクナー交響曲第5番は、この「シャルク版」は、聴きやすい。

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     2019/11/13

    改めて、聴き込んでゆくと凄い名演だと思います。交響曲第11番「1905年」が、遅く演奏する解釈の回答も見つけた。戦争の不条理と革命の不条理を描き出すこの交響曲第8番は、まさに交響曲第11番「1905年」と表裏一体の関係なのだ。この交響曲の第1楽章から第4楽章は、不条理の表現と暴力の表現でまさに対極の暗部の表現なのだ。こう発見した時に、第5楽章の結末は意味深長である。戦争の悲劇が表なら、社会主義の悲劇は間違いなくこの交響曲の裏の意味だ。平凡で、いまいちに思っていたが、是非とも、聴き込んで味わうことを、お勧めする。

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     2019/09/20

    デイスク6枚目の「ベートーヴェン交響曲第3番「英雄」」が、どうも気になる。エア・チェツク版と言うのが、我慢できない。今迄には、エア・チェツク版と言うと毎回、ノイズの多さに悩まされている。他の演奏も初出でなく既に持っている。ターラ音源でリマスター版と言うのが、音質向上もあればいいのだが?初出でも、以前に聴いて見ると、これまで製品化されなかった理由を確認するだけの、音質最悪の場合もありうる。とにかく、迷う。お金に余裕があれば、是非とも買うべきだ。

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     2019/09/15

     「新堂エル」先生の作品は、出来の良し悪しが極端で、買ってみないと分からないところが、難し。

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     2019/09/02

    故・上村嘉夫教授から、「コンヴィチュニーを、聴いてみなさい。」と勧められていたが、やっと、まとまって聴いた。凄い!自分の音を作ると言うよりも、「音楽家の楽譜に真摯に向き合う。」と言う故・朝比奈隆氏の名言を実行する演奏だ。是非とも、多くの人に聴いて欲しい。

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     2019/08/09

     このCDの「ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲」は、是非とも、聴いて欲しい。オリジナルは、こんなに聴きごたえがあるのかと思うほどだ。逆に、「ハイドン:交響曲第94番「驚愕」」は、思ったほど面白いとは思わなかった。この曲は、取り立ててこのCDで聴く意味を感じない。兎に角、面白い曲だと思います。

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     2019/07/31

    このフルトヴェングラー指揮のブラームスは、リマスター版で聴きやすい。反面、北ドイツ放送交響楽団が、フルトヴェングラー指揮に飲み込んでい無い証明書の様な気がする。特に、「ハイドン・バリエーション」に顕著だがフルトヴェングラーの音で無い。疑う訳ではないが、リマスタリングのせいでなく演奏が整い過ぎていて正確なのだ。フルトヴェングラーらしい名人芸と言える音の揺らぎが全くない。解釈と演奏が、その為に、フルトヴェングラーなのに、ベルリンフィルやウィーンフィルの様な味が無い。珍しい演奏だ。

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     2019/07/30

    これは、間違いなくフルトヴェングラー指揮の演奏だった。最近では、珍しいレーコド盤からの復刻によるリマスター版なので、レーコド盤を再生時のレコード盤とレコード針の擦れるスクラッチ音が、耳障りの人も多いと思う。そういう点を除くと、間違いなく名演だと思う。1曲の「コラリオン」序曲や最後のベートーヴェンの交響曲第5番「運命」は、スクラッチ音さえ我慢出来れば、ベストに入ると思う。マニアからすると、是非とも、次は、オリジナル・テープを発見して欲しい。本当に、レーコド盤の復刻でなければ、最高の1枚になっていたはずだ。貴重な1枚であり、記録だと思う。

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     2019/07/28

    期待度、満点です。ショスタコーヴィッチの交響曲は、マーラーの交響曲の影響を受けているのは間違いない。しかし、マーラーの交響曲とショスタコーヴィッチの交響曲は、100パーセント真逆の方向性である。それが、分かるのがこの交響曲第13番「バビ・ヤール」だ。はっきり言って、私には、マーラーの交響曲「大地の歌」が嫌いだ。名曲だが、その厭世観(逃避性)と耽美主義はオリジナルの「漢詩」を愚弄している。ところが、このショスタコーヴィッチの交響曲第13番「バビ・ヤール」は、ロシア語(原語)で、現実を「風刺」を武器にして正面から直面している。その点では、モーツアルトやベートーヴェンの交響曲に近く。「現実と戦う」素晴らしい交響曲です。それだけに、これだけ賛辞を受ける演奏の記録の録音は、大注目である。

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     2019/07/27

    大野和士のショスタコーヴィッチの解釈が、大変、気になる。井上さんのショスタコーヴィッチ交響曲全集も井上氏と大フィルのショスタコーヴィッチも、私には、理解できない。やや、ゲルギエフのショスタコーヴィッチの交響曲全集に解釈が似ていたが、理解できなかった。そこで、大野和士の新録音がでた。それが、ショスタコーヴィッチの交響曲第10番だけに、余計に気になる。あのカラヤンもライブ録音を含めて、3度もショスタコーヴィッチの交響曲第10番の録音を残しているが、正統派というよりもカラヤンの個性で塗りつぶした珍妙な演奏だった。そこで、この大野和士の新録音だ。オペラ的な解釈と演奏とするとカラヤン的な解釈だろうか?とにかく、期待している。

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