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Review List of mid-massa 

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  • 2 people agree with this review
     2009/12/12

    7番!このアダージョのクライマックス直前のヴァイオリンの3連分散和音(?っていうんでしょうか、音楽理論を全く知らない小生にはわかりませんわ。CDでいうと16:00あたりからの部分です。)の美しいこと!これだけでこのCDの存在価値はあると思う。以前、3枚組(4+7+9)で持っていて、全集を入手してからはその3枚組は友人に譲りましたが友人もうなづいていました。

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  • 3 people agree with this review
     2009/12/12

    予想していたよりは音の洪水ではなかった。第1稿の3番と4番が聴きたかったので購入。これより前に出ていた全集は持っていた。同時発売の第2集もほしかったが8番の第1稿が入ってないらしいので買わず。出来たら5番のシャルク版も録音しておいてほしかった。ロジェヴェンならさぞかし、と思いたくなる。原典版もいいが改訂版も歴史的には大きな役割を残したと思っている。5番は特にこれからも誰か録音してほしいと願う。ボトスタインのが出来がむちゃくちゃひどいので特にそう思う。マタチッチのも部分的でしかないので、クナのでしか聴けないのは残念だ。あとこの全集で気になるのは7番でこれこそ録音し直してほしかった。あまりにもひどい出来である。せっかくのハース版が泣く、と思う。

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  • 2 people agree with this review
     2009/12/09

    はじめは「どんなんかな?」という感じで聴き始めたが、これはお買い得ですわ。ブリテンなんて中学校でイヤイヤ聴かされていた頃(当時は音楽の中でもクラシックが特に嫌いだった)を思い出して思わず苦笑い!ハチャトゥリアン「鐘」なんて初めて聴いたけどロシア、いやソ連丸出しでこれまた苦笑い!さすがにお国ものは名刺代わりというか、ソツがない。シベ2、新世界なども聴きもの!

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     2009/12/02

    安かったことと、あまり自分の持っていない分野のものも聴いてみようか、という気になって購入したが、やはりオーマンディはオーマンディだった。期待してなかった分、失望もしなかった。やはりこういう、この程度の指揮者だったか、ということを実感させられただけだった。趣味の違いと言ってしまえばそれだけのことか?いいと思う人にはいいんだろうな。

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  • 1 people agree with this review
     2009/11/28

    確かにこれも名演なんでしょうが、ストコNPOを聴いてしまうとあのフィナーレの鐘+ピアノが妙に懐かしく思えて(確かミトロプーロスも同じようにやっていた。古くは39年のワルターのパリ音楽院のもそうだった。)鐘だけの演奏はどうでも良くなってしまった。鐘+ピアノの演奏は最近の人はやらないんでしょうか?どなたか知って見えたら教えてくださいな。ではこれに次ぐものは?と聞かれたらそうですなあ、クリュイタンス/PO?デービス?でしょうかねえ・・・。

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  • 4 people agree with this review
     2009/11/20

    なぜこんな名演を多くの人が酷評するのでしょうかね?きっと最近の教科書どおり、楽譜どおりの無国籍的な、つまらない演奏に慣らされたためとちがいますか?音だけきれいで中身のないつまらない演奏なんか興味ありませんわ。派手?やりすぎ?結構!大いに結構ですわ!フィナーレのティンパニ追加など嬉しくてたまりませんわ!かのトスカニーニ大先輩も真っ青って感じでグイグイ引き込まれますわ。フルヴェンだって激しくテンポは動いていたし、メンゲルのあのフィナーレのテーマのリタルダンドにしても、アーベントロートの実演盤だって嬉しい限り!他で聴けないのを聴けるだけで持っている価値はあるんとちゃいますか?それが許せない、と言うんなら、もう遅さの代表とも言うべき、愛すべきバルビおじさん/ウイーンの第1でも聴いてもらうしかありませんかな?SACDやら、何チャンネルやらそんなもん、どうでも宜しいわ。それよりも誰かこんな演奏やってくれへんかな?と思う昨今ですわ。

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  • 8 people agree with this review
     2009/11/14

    やはりフルヴェンは偉大だ。こんな指揮者はもう出ないだろう。当時だから出来たのか?いや今もし生きててもこんな演奏をしたんじゃないか?みんなから文句言われまくっても、やりまくったんじゃないかな?やっぱりフルヴェンは世界一です!かのU氏が褒めようとけなそうとやはり偉大なものは偉大ですわ!大好きですわ、あのテンポの変化!いまどきの誰が振っても同じ、みたいな演奏なんかくそくらえ、ですわ。

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  • 3 people agree with this review
     2009/11/14

    他に名盤がありすぎて埋もれてしまいそうだが、スイトナー/SKBと並ぶかちょっと負けるかぐらいの当時の東ドイツの名演であると思う。自分がまだ学生だった頃のクラシックにやっと足を踏み入れ始めた頃の録音だと思えば懐かしい気にもなる。しかしいい演奏であることには間違いない。

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  • 6 people agree with this review
     2009/11/14

    確かに何かひとつ足りないような気もするが、それをもって、ただ、けなすだけなら誰でもできる。ベームの実演が聴ける!それだけで十分ではないか?ALTUSのベートーヴェンの盤でもそうだったが、皆さん厳しすぎるんじゃないんかな?小生みたいに田舎にいて超高級なオケをまったく聴けず、少々へたくそでもいい、地元のオケのナマが聴けるだけで満足しているような耳の悪〜いファンには十分なご馳走であると思う。

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  • 15 people agree with this review
     2009/10/17

    こんな素晴らしい全集が4000円以下?これは詐欺やで!野暮ったさ、結構!頑固さ、大いに結構!音の悪さや録音状態は年代を考えれば納得!昔、LPで擦り切れるほど聴いたシュマ3・4、当時としては珍しかった運命第4楽章の繰り返し、合唱のソリストの迫力のなさ、今となってはみんな懐かしい。ソリストの問題もCDになって充分聴けるようになった気がする。あの頃は安かったから買ったLPだったが、シュマ3・4など未だにこれ以上のものはそんなにないと思う。シュマ全もベト全ジンマンのを聴いたがガッカリさせられた。音がいいということだけでまったく指揮者の気慨が伝わってこない!「いまどきの指揮者のはこれがいいんですよ」って言われたら仕方ないけど、寂しい限りだ。ドイツの鬼軍曹の頑固な指揮が懐かしくなるのは小生だけだろうか?こういう骨っぽい指揮者が減ってきたので古い録音ばかりをあさっている。SACDなんかどうでもええで、もっと古いのをどんどん安くセットで出してほしいわ。

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     2009/10/17

    昔、LPで同じメンバーでのスタジオ盤を持っていた。あれから数十年、今度はライブで聴けることになった。このCDは販売完了とのことだったがギリギリ間に合ったらしく入手できた。スヴェトラということでフィナーレはもっとどぎついソ連軍の大行進丸出しなのかと思っていたが、意外に「らしく」なかった。もちろん迫力は満点で、遅いテンポでのラストは感動的だ。トスカニーニの歴史的名演とは録音技術や時代背景の差もあり、比べようもないが、彼の速いテンポによるものも、スヴェトラのも共にライブということでやはりこの曲はライブでこそ生きるのではないか、と思う。小生は遅いほうのスヴェトラ盤の方が好きだが・・・。

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  • 0 people agree with this review
     2009/10/17

    すぐ販売完了となり、半分あきらめていたが知人のおかげで入手できた。ブラ2は「これぞステレオ初期!」という感じの分離だが内容は良かった。淡々と流れるだけかと思ったら急に強弱があったり、やはりクリップスは並の指揮者ではないという感を強くした。久々にいいブラ2を聴いた感じがする。未完成はそれほどでもなかったが、元々曲がそういう曲でないからこうした淡々とした演奏がいいのかも知れない。

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  • 5 people agree with this review
     2009/10/12

    安さでつい買ってしまったものの、意外や意外、ええ買い物させてもらいましたわ。普通この手のセットものは10枚中5〜6枚良ければ(気に入ったのが入ってれば)OKかな?と思うがこのセットは気に入らない曲がほとんどない。ブル4は別に持っていてダブっているが7番は意外に音が良かった。ブラ・ベト・モツ・シューベもみんなOK。強いて挙げれば10枚目だけが小生の好みでないだけで、他の人にはこんな宝物はない、とランクされるかも知れない。他盤とのダブりも少なくこれは絶対お得でっせ。友人にも奨めておきました。ブラの3曲が特にいいと思う。

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  • 3 people agree with this review
     2009/09/12

    1枚目が最高!「1812年」にびっくり仰天!改めて、ケンペンのを引っ張り出して聴き比べてみた。すばらしい、というか、さすが時代背景を感じさせました。小生、もちろんスターリン当時の国歌は知りませんが、ああして挿入されてるってことはそうなんでしょう?これと、悲愴、禿山、展覧会、さらにボロディン2、スクリアビンまで入っていてこの値段、絶対、「買い」でしょう。音は、時代を考慮すれば納得だし、展覧会もプロムナードの「抜き」はどうかと思うが、文献的価値から考えてもこれからは出そうもない演奏ということで満点です。

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     2009/09/05

    セルと並ぶ名演中の名演。文句なし。けなす材料が見当たらない。後年のVPO盤が老大家の趣味的であまりにも何もしていない感じなのでよけいにこちらは光輝く。永遠の名盤として後世に永く残すべき録音であると思う。ちょっと褒めすぎたかな?

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