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ゆうね さんのレビュー一覧 

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     2011/12/29

    「ペトルーシュカからの3楽章」は、ルービンシュタインの依頼により書かれたというのに、なぜか彼の録音が残されていないのが昔から不思議でした。ポリーニの録音を聴くと、「ルービンシュタインは自分で頼んだものの、結局、弾きこなせなかったのかも」などと失礼な想像をしてしまいます。今回リリースされた1961年のカーネギーホール・ライヴは、そんな心配を一掃してくれます。推進力に満ち、エネルギッシュな、ある種、「火祭りの踊り」や「ナヴァーラ」のような原始的な力を感じさせる、すばらしい演奏が繰り広げられています。これを聴くと、ポリーニの演奏は、蒸留水のようで、ひ弱(ごめんなさい)。パッケージも堂々としているけれど、やはり中身も堂々としたルービンシュタインをこれ1枚でも堪能できます。
    それにしても、一連のカーネギーホール・リサイタルの録音が、ルービンシュタインが当初望んだように「廃棄」とならなかったことは、本当によかったと思います。

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     2011/02/21

    80歳に届こうというルービンシュタインのブラームスのピアノ協奏曲は、若々しく、すばらしかったが、一緒に収録されているナイメーヘンでのリサイタルの最後に、ファリャの「火祭りの踊り」が弾かれていて、これが大変おもしろかった。映画の「カーネギーホール」で両手を高々と上げて弾いていた姿が思い出されるが、76歳になっても、この人はまだこんなショーピースを取り上げていたのだった。派手なグリッサンドに沸く聴衆!ルービンシュタインは、偉大なエンターテイナーであり続けていた!

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     2010/07/14

    齢85歳になったばかりのバックハウスの非常に生気に満ちた演奏を聴くことができます。作品31の3の第3楽章が終わり、快活に第4楽章が始まったとき、思わずほっとしました。なぜなら、この演奏会のわずか2か月半後、オーストリアのフィラハで行われたリサイタルの最中、第3楽章を弾き終えたところで、バックハウスの演奏は中断してしまうのです。これが彼の最後の演奏会となりました。このCDは、そんな予感を微塵も感じさせない演奏会の記録です。ワルトシュタイン・ソナタなどは、ちょっと衰えも感じさせますが、それを補って余りある気迫に脱帽しました。久しぶりにベートーヴェンらしいベートーヴェンを聴きました。やはり、この人は超一流のピアニストだったと改めて感銘を受けました。

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     2009/11/13

    ドリーブのナイラ・ワルツは、バックハウスが若いころ得意にしていた曲らしいが、おしゃれですばらしい。EMIにも古い録音があったが、ピアノロールとはいえ、最新の録音で聴くほうが、ピアニストのセンスの良さがより伝わってくる。この1曲のためだけでも、購入する価値がある。

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