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徳川カズヤ さんのレビュー一覧 

検索結果:217件中16件から30件まで表示

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     2021/06/11

    団長等がチート能力で戦う一方、団員キャラクターの成長もブラクロの魅力だと思いますが、
    今巻も健在です。

    【天才ラック】
    元々貴族クラスの魔力と、圧倒的な機動力でしたが、修行期間中に、新しい術式魔法を習得。
    努力シーンが有る一方、天才だという描写も有り、面白いです。
    術式も含めた加速で、スピードに関しては、作中トップクラスに感じます。
    新しい必殺技は、クリムゾンスマッシュにちょっと見えました。

    【不屈のレオポルド】
    フエゴ兄貴やアネゴレオンさんに比べるとイマイチ活躍できなかったレオポルド。
    一方、エルフ戦でも粘り強さを見せていましたが、今回は粘り強さで戦います。
    辛抱強く、自分に有利なフィールドを形成すると、大雑把なようで計算してますね。
    広域の魔法は、やはり王族の血筋でしょうが。

    【食ってばかりのチャーミー先輩】
    相変わらず食ってばかりで、さすがに太ってしまってましたが・・・
    しかし、タダの大食いでないのがチャーミー先輩。
    ドワーフの力も、ちゃんと狙った時に出せるようになったようで、
    魔力の吸収も磨きがかかりましたね。

    【灰被り姫グレイ】
    グレイって女の子の名前にしてはごついと思ってましたが、「シンデレラ=灰被り姫」の
    イメージだったんですね。結構、有名どころの童話が、意外な所で使われます。

    ゴーシュ先輩との過去も有りで、活躍の場が広がりそうです。

    【アスタの限界】
    筋肉がウリのアスタでしたが、今回は敵のダンテの打撃に屈します。
    重力で打撃力を強化し、重くした拳では、ヴェットの時と同様難しい、
    どうしても肉体の限界の壁はまだ超えられないみたいです。
    ダンテのキャラクターで、素手による打撃とは意外でしたが。
    今後、この辺また乗り越えてほしいところです。

    ダンテは、性的にもバネッサさんやグレイを狙ってますし、油断なりません。

    【限界しらずのヤミ団長】
    ヤミ団長は、表紙のまま本編でも格好いいです。
    新しい技も編み出しますし、限界が見えません。

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     2021/06/11

    修行期間アリで、しばらくは無双かと思いましたが、
    普通に強敵と当たります。
    ともかくテンポ優先というノリですかね。

    【修行の成果】
    アスタ達の戦力については結構上がっていて、
    極限状態でしか出せなかった技などを、安定して出せるようになります。
    モブ相手ですが圧倒的な力で蹴散らしますし、
    自力で空中戦も出来るようになってます。
    強くなったのはもちろん、アスタなりの国家観はぶれていないようでそこも良かったです。

    他方、ユノも出世していたので、魔法帝の夢という点では、まだまだ障害が多いといった所。

    【ユノの出生】
    これは、ペンダントの件も有りますし、
    一方クローバー王国の王族とも縁が無さそうだったので、
    大方の予想通りかなと思いました。
    火ノ丸相撲の久瀬とかもそうですが、ライバル側に血筋要素なんですかね。
    アスタは、ずっと社会の底辺出身を貫いてますが。

    【敵軍の脅威】
    半年前でも充分強かったですが、今回もその実力は健在。
    ユノを圧倒するほど強いです。
    チートにチートを重ねるのがブラクロ流という感じですけど、
    第二部に入って、さらにそれが加速したと思います。

    【女性キャラ】
    相変わらず、女性キャラがエロいですね。
    ノエルは、アクセント加えただけですが、オシャレさも上品さも
    パワーアップしたという感じです。

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     2021/06/11

    ストーリー展開的にも、コミックスの進み方的にも、
    キリ良く第一部が終わったという感じです。

    【根深い差別】
    前巻から引き続きで、魔女裁判的な様相。
    ゾラさんがダークヒーローやってたように、
    まだまだクローバー王国には差別が染みついています。
    この辺の解決には当分かかりそうですが、
    その分ブラッククローバーが長く楽しめるなら幸せという気もします。

    【頼れる仲間とライバル】
    追い詰められるアスタでしたが、入団以降ずっと絆を深めてきた
    仲間によって、精神的にも物理的にも助けられます。
    王道なのはもちろん、22巻分の積み重ねがあり、感無量です。

    他方、ノゼルやフエゴレオン兄貴も、アスタを認めるようになりまして
    特にノゼルは最初アスタを見下していただけに、感慨深いですね。
    ただし、アスタの魔法帝になる夢については、ハードルが増えたとも言えます。

    【ヤミさんとシャーロット団長の進展】
    仕事は出来るのみ恋愛となるとてんでダメなシャーロット団長。
    しかし、今回は思い切って団員に打ち明けるなど、彼女の中では進展します。
    ヤミさんは今のところ振り向いてくれ無さそうですが・・・

    野薔薇団のメンバーの反応は、思いの外好意的で、こちらも嬉しくなります。
    一緒に祝福したくなると言いますか。

    【悪魔の脅威】
    エルフ・白夜の魔眼の黒幕であった悪魔ですが、アスタのグリモワールに
    潜んでいる奴も含めて複数個体いるようです。
    あのレベルのが複数体いるとは恐ろしいですが、世界観は広がります。

    悪魔の対策もしているゴードン先輩の家族も、悪魔くらい恐かったですw
    悪魔はノエルやドロシーとも関係ありそうで楽しみが増えますね。

    【田畠先生と奥さん】
    冬の暖かいエピソードが紹介されていて、ちょっと羨ましいです。

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     2021/06/11

    【チートVSチート】
    前巻に引き続き、悪魔との戦いです。
    エルフ以上の魔力量と回避しづらい能力で、アスタ達を苦しめます。
    表紙に出ている初代魔法帝と、真リヒトも加わりましたが、
    悪魔はそれでも退かず、勝つ気でいます。

    一方、初代魔法帝ルミエルの高火力光魔法と、
    リヒト達エルフの合体剣魔法で
    悪魔の心臓を抉り出しますが、それでも悪魔は死にません。
    ルミエルもリヒトも、十分すぎるほど強く、見た目の派手さも凄いんですが・・・

    一方、セクレは開け閉め魔法で、もげた腕を修復したりと、
    もの凄く精密な事をやります。
    能力のインフレが凄いですね・・・

    【三位一体の合体攻撃!】
    インフレ自体も凄いのですが、
    そこに説得力を持たせるのもブラクロの面白い所です。

    ユノは、マナの感知や制御など常人離れした才能を利用した必殺剣、
    アスタは精神力でアンチ魔法の暴走を押さえつけた強化剣、
    闇団長は以前習得した次元ごと相手を斬る必殺技
    ・・・と、これまで習得したり学習したことを応用して合体技を繰り出します。

    演出やキャラクターの動きも格好良く、最高のキメ技です。

    しかし、ここまでインフレ技のコンボでようやく倒せる悪魔も強敵でした。

    【クローバー王国のブラック部】
    悪魔との決戦が終わったのもつかの間、貴族同士の内ゲバが始まったりと
    まだまだブラックな部分が残るクローバー王国の姿が描かれます。
    内ゲバの矛先は、アスタにも向かい、アンチ魔法の力で有らぬ疑いを掛けられます。
    こういうのとも戦わないといけませんが、それこそアスタの道だと思います。

    「社会の底辺スタートで、国を改革する」という最近の作品で、
    ちゃんと続いているのがブラクロなので、そういう意味でも応援したいですね。

    【人気投票結果】
    細かい所は読んでいただきたいですが。
    成長を遂げた為か、ノエルの人気が上昇してます。
    アネゴレオンさんも、票はちゃんと伸ばしてますし。

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     2021/06/11

    ほぼ丸々一冊、表紙の後ろにいる悪魔との戦いです。

    【悪魔の実力】
    色々な悲劇を起こした悪魔だけあって、化け物じみた強さです。
    喋った事をどんどん具現化して攻撃も防御も地形変化も回復もって、本当に何でもアリの能力です。
    的確にパトリを追い詰めるなど、知能も意外と高いようで、まったくスキがありません。
    そりゃあ一冊丸々使っても足りませんね。

    しかし、話を聞くと、悪魔は複数体いるみたいですし…

    【絶望するパトリ】
    人間視点ではとんでもないテロリストとはいえ、エルフの仲間の事はしっかり考えていたパトリ。
    エルフの再興の為に一生懸命やってきた訳で、それが裏切られたら、まあ絶望しますね。
    この辺は、敵ながら同情します。

    【闇堕ちなんかぶっとばせ!】
    そんな感じで絶望したパトリに喝を入れるのが我らのアスタ。
    エルフ族に希望を与えてはいますが、初代魔法帝に比べると、本当に体当たりで交渉しています。
    だからこそアスタらしいですが。

    一方、相手に同情するだけではなく、人間側として批判すべきところはキチンと批判するのもアスタらしさです。

    【インフレを加速させる団長】
    一時的に闇堕ちしたパトリも十分強いです。
    そんな中、ノゼル団長も参戦しますが、ヤミ団長も防ぐのが難しかったパトリの光魔法を、
    新しい魔法で捌きつつ反撃と、やはりインフレを加速させてます。

    ヤミ団長はヤミ団長で、悪魔の腕や羽根をぶった切ったりで
    インフレもジャンプらしいですね。

    【幸福の王子】
    うーむ、第1話からの伏線がこんな所で回収されるとは。
    脱帽です。

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     2021/06/11

    【サリーちゃんの知力】
    元々頭の良い美少女マッドサイエンティストのサリーちゃんは、
    今回は味方キャラとして頭の良さを活かします。
    相手の能力・特集空間の特性をいち早く見抜き、対抗策を考え出します。
    この辺は、知性派らしさが光りますね。

    一歩、ラック先輩も、サリーちゃんの認識を踏まえてではありますが、
    自分なりの作戦を立てて、相手の能力攻略に貢献します。

    【実力派のドロシー団長】
    まあ、団長の皆さんは基本チートな方々なんですけど・・・
    今回のドロシー団長も、意外なところで登場し、エルフ族とも戦う
    チートぶりを発揮します。
    良い意味でインフレが凄いですね。

    【ゴーシュ先輩との和解】
    エルフ転生で敵方にいたゴーシュ先輩とマリー、今回はやっかいな敵として
    登場し、アスタ達を苦戦させます。鏡魔法も、味方だと頼もしいのですが。
    光の速さはどうにもならないので、先にゴードン先輩が防いだりと、
    お互い戦略と戦略がぶつかります。
    敵もこちらの能力にしっかり対策してくるのが、ブラクロの面白い所ですかね。

    【アスタとエルフ達】
    アスタは基本的にクローバー王国の平和のために戦いますが、
    エルフとの和解も視野に入れつつ戦っています。
    今回も、その姿勢は変わらず、ゴーシュ達の身体を奪ったエルフも尊重します。
    エルフの面々も、アスタと、自分達を迫害した人間は別に考え始めたようです。
    まあシンカリオン等も合わせて最近のはやりなのかもですが。

    【灼熱姉弟】
    アネゴレオンさんとフエゴ兄貴が同時に戦うと言うことで、もちろん熱いのですが、
    想像以上の熱さでした。
    お互いに、相手には一目置いているけど、全く退く気はないという・・
    流石という感じです。
    ライアもでしたが、敵が可哀想に思えます。

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     2021/06/11

    【シンプルに強い羅針盤魔法】
    転生エルフの女性(名前ギヴンでしたか?)の使用する魔法は羅針盤。
    指向性のある羅針盤の針を飛ばす、攻撃をそらす、羅針盤で魔法をかき乱すと
    能力はシンプルなのですが、圧倒的な魔力量を使うので、単純に強いです。
    ソリド・ネブラ兄妹に圧勝するなど、実力者ぶりがうかがえます。
    恨みがある王族・貴族だけでなく、平民のメイドさんまで刺殺するなど、
    やってることも相当やばいです。

    【シルヴァ家としての覚醒】
    これまでも、ノエルは黒の暴牛として、また高貴な身分として、
    覚醒したり覚悟を決めたりがありました。
    今回は、ノゼル達兄姉を助け、彼らに認めさせることで、
    シルヴァ家としても成長を見せてくれます。

    内面的な覚悟も熱い展開でしたが、外的な魔法のパワーアップを外さないのが
    少年バトル漫画の王道を行くブラクロらしいところ。
    新しく強化形態を習得し、羅針盤魔法も貫いて勝利をおさめます。
    ブラックアスタは禍々しさを強調した強化形態とすると、
    ノエルのヴァルキリードレスは、「美しさ」を強調した形態です。
    でも、決め技をやるときは、格好いいのはもちろんエロいです。

    【長兄の嘉賞】
    白夜の魔眼のアジトから王都に向かう際も、ノゼル兄様がノエルに
    一目置いている描写はありましたが、今回ノエルが兄姉のピンチを救ったことで、
    改めて王族の一員と認めてくれます。
    ノエルがコンプレックスを感じていたことを考えると、
    やはり大きな前進に感じます。

    【斬撃の鬼】
    蟷螂団団長のジャックさんは、斬撃魔法ということで地味な印象がありましたが、
    今回は斬撃だけで空間を抉る能力に対抗するなど、シンプルにヤバイところを
    見せてくれました。
    単なる戦闘狂かと思いきや、王様を逃がすのは、だいぶ強引ながらちゃんと
    やってましたので、意外と冷静なのかもしれません。

    【人間の可能性】
    エルフに比べえると、人間の魔力量はかなり低いという設定です。
    実際、アスタたちもごり押しで苦戦しています。
    しかし、ゾラさんも指摘していましたが、個人でも歴史的にも努力の積み重ねがあり、
    積み重ねたことから生まれる精度では負けていないということがあります。

    また、フィンラル先輩も、火力で勝るラトリの隙をつき、わだかまりに
    一石を投じたので、やはり努力というテーマに沿った物語です。

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     2021/06/11

    表紙でもありますが、やはり黒の暴牛という組織の強さが見える巻です。
    よく見ると暴牛のメンバー全員集合しています。
    暴牛のメンバーが活躍する一方、敵も強力で、毎話怒濤の展開で目が離せません。

    【マジレンジャーかと思ったらニンニンジャーだった件】
     お馴染みの黒の暴牛の皆さんが集まったのに加え、16巻から参戦のキャラも含め、
     メンバーが集まって大活躍です。
      
     巨大ロボと巨大化した敵キャラで、スーパー戦隊の様相を呈していましたが
     その巨大ロボからアスタが飛び出して必殺技とは、
     『手裏剣戦隊ニンニンジャー』を彷彿とささせます。

    【泣けるラック先輩】
     エルフに転生して自我を失ってしまったラック先輩(エルフ名・ルフル)。
     バネッサさんやマグナ先輩に容赦なく攻撃をしていました。
     能力的にも、アスタ達三人を相手にするほど強いので、説得も簡単ではありません。
     
     しかし、連係プレイでルフルを押さえ込み、ラック先輩の自我を取り戻します。

     いつもは相手をボコる時も笑顔、母親が死んだときも笑顔と、ある種無表情でしたが、
     その分、仲間の元に戻ったとき泣き顔を見せるシーンは、感慨深いものがありました。
     感動・泣けるという点では、作中でも最も泣けるシーンかと思います。

    【強敵シャーロット団長】
     味方の時は頼もしいシャーロット団長も、敵に転生してしまうと恐いです。
     戦法も、高火力の必殺技から、剣で突いた後茨の鞭を伸ばすなど多彩。
     団員のソルは手も足も出なかったようです。
     しかし、団長のヤミさんは、刀と闇魔法で圧倒的な魔力を捌きます。
     そして団長VS団長の必殺技打ち合いは、大迫力でした。

     ヤミさんでも、完全にノックアウトは出来ませんでしたが、
     カップリング的にももう少し後までお預けでしょうかね。

    【醜い二人組】
     エルフ転生騒ぎのどさくさに紛れて、豚箱行きのゲルドルさんとレブチさんが再登場。
     紫苑の鯱団のクズ二人が感動の再会をするはずもなく、見事に醜くののしり合います。
     まあ、この二人はコレで良いのかなと思います。
     ゲルドルさんは、人気投票低いですね・・・

    【更にチートのフエゴ兄貴】
     元々チート能力だったフエゴ兄貴ですが、今回は団員がピンチになったことで
     さらなるチート能力で復活します。
     ヤミさんの予想も当たりましたが、パワーで言えば予想を大きく上回っています。

    【テロリストとの対話】
     16巻でライアとの対話の道を探していましたが、今回はサリーちゃんやラデスを
     説得します。相手が悪党なのはアスタも重々承知していますが、それでも
     暴力抜きで解決できそうであれば、そちらをとるやり方です。
     ルフル戦でも、やはり相手の話を聞こうとする姿勢は変わりませんでした。
     仲間の自我を奪った相手で、なかなか出来ることではないと思います。
     
     そういえば少年人気があるロボットアニメ『シンカリオン』がありますが、
     共通点は分り易く、「主人公が、敵組織と和解の道を探す」点です。
     この辺が、単純に敵方にも正義があるのと、それに主人公が積極的に
     絡んでいく作品との違いです。

     現実的に考えると、結局暴力を押さえ込むには、
     ちゃんとした武力が無いとどうしようもないということかもしれません。

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     2021/06/11

    【死ぬ程負けず嫌いなユノ】
    基本的にクールなユノも、熱いところは見せてくれますが、今回も健全。
    転生させられそうになったところを、アスタに負けないという意志で押さえ込みました。
    こういう所はライバルらしいですね。

    ちょうど、アニメのBlu-ray最新3巻でも「死ぬ程負けず嫌い」の台詞が有ったので、
    偶然かもしれませんがベストマッチなタイミングですね。

    【アネゴレオンさんの仁王立ち】
    元々凄まじいお方のアネゴレオンさんも、今回は転生したエルフ数人相手では分が悪い様子。
    それでも1対2位なら普通に勝てそうなところが恐い訳ですが・・・
    圧倒的に不利な状況でも自分を犠牲にアスタとゾラさんを逃がし、
    意識を失っても仁王立ちして、何か喋るという、最後まで強い姉御さんでした。
    女性キャラ1位(男性キャラ含めて7位)はダテではありませんね。

    【アスタとゾラさんの共同戦線】
    戦術的には、犠牲は最小限にして、逃げるときは逃げる、そして次のチャンスへ・・・
    が正しいのでしょうし、ゾラさんもそう言ってました。
    しかし、そこで思考停止しないのが我らのアスタ。
    リスクはありましたが、ちゃんとアスタとゾラさん二人だけで実行できるアネゴレオンさんの
    救出作戦を考え、見事に成功させました。

    アスタは、最後まで犠牲を出さないという信念面でも、新しい仲間のゾラさんと協力する面でも、
    輝いていました。

    【意識の高いノゼル兄様】
    ノエルの兄姉でも、ソリドやネブラは性格が悪いからノエルを虐めていたイメージですが、
    ソリド兄様は意識が高いからノエルにも辛くあたっているようです。
    ノエルが正式に認められるのには、まだ実績が足りないでしょうが、以前に比べると
    半目位は置いてくれている印象があります。
    アスタやユノのことも、少しずつ認めてくれているようですしね。

    ノゼル兄様は敵の進撃にも割と冷静で、そういう所も格好良いと思いました。
    また、「同胞を殺すことになっても」といっている辺りも含めて、
    やはり所謂「意識高い系」ではなく本当に「意識が高い人」なのでしょう。

    【絶望的な真リヒト様】
    味方も覚悟を決めて強くなっていきますが、敵のリヒトも真の力を出し始めます。
    しかも、完全に覚醒していないのに、強化形態のアスタとユノを圧倒します。
    元々脅威でしたが、更に恐い敵ですね。

    【それでも可愛い女性陣】
    内容的にはシリアスですが、そういう状況でも女性陣の可愛さやエロさが出ています。
    捕まっているミモザや、シスター・リリーが戦っているところなど、
    田畠先生らしいエロさ・可愛さもありました。
    ついでに、キャラ紹介のシスター・リリーは、普段とは違う装いで美しいです。

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     2021/06/11

    【巨大ロボバトル】
    魔法の属性が家を操る事、というのも珍しいのですが、今回は館を巨大ロボットのように使ってのバトルです。
    一方、敵のサリーちゃんは、新しいアイテムを使ってサラマン君を巨大化させます。
    なんだかスーパー戦隊のロボット戦の様相でした。
    巨大戦ということで、いつもより量感のある戦いが楽しめます。

    【頂上対決】
    アネゴレオンさんやノゼル兄様など主力が白夜の魔眼本部を攻める中、首領のリヒトが単身魔法帝に挑みます。
    大蛇丸と火影もそうでしたが、ハイレベルな戦いが見られました。
    さしもの魔法帝も、リヒトには一筋縄ではいきません。
    しかも魔法帝は、国を守りながらの戦いなので、決着まで毎週ワクワクしつつも、ハラハラとさせられました。

    【受け継がれる希望】
    人は死んでも志は生き残る、ということはありますが、ゾラさんの父親・ザラさんや魔法帝ユリウスの意志は、
    アスタやゾラさんに受け継がれていきます。
    アスタとザラさんは直接面識はありませんが、見えないところで、改革の流れはつながっていると感じます。
    エルフ族との歴史問題など、これから背負うモノも多くなりそうですが、その分応援したくなります。

    【絶望的な状況】
    魔法帝の死亡だけでもかなりの痛手でしょうが、さらに敵が魔石を集めた転生魔法を使用し、
    クローバー王国の魔法騎士をかつて滅ぼされたエルフ族に無理矢理転生させます。
    敵方のリヒトやライアにとっては戦力の大幅アップ、クローバー王国としては大幅ダウンなので、
    相当に絶望的な戦況になります。敵方は人間に恨みが深く、しかも転生して敵になった場合は、
    能力も強化されるので、ノエルやミモザもピンチに陥ります。

    【アスタ流国家改革】
    元々敵方の話も聞いてみようという方針のアスタですが、今回は自爆しようとするライアを止めました。
    しかも、幹部クラスのライアを圧倒していたアネゴレオンさんに凄まれても意志を通しています。
    アネゴレオンさんには、自分が魔法帝になった場合のビジョンも語りました。
    アスタは社会の底辺スタートでしたが、底辺からの改革が丁寧に描かれていると思いました。
    王道少年漫画としても楽しめますし、テロ対策や国家改革の作品としても楽しめるのが、
    ブラッククローバーという作品の面白いところであり、個性的なところかと思います。

    改革派と言っても、打切られたサヨク漫画との決定的な違いは、「政権批判はせず、ビジョンを示す」こと。
    (ミクロな事に文句を言うことはありますが、マクロな事は批判しません。この辺はルフィと同じ。)
    U19などは真逆で、「ビジョンを示さず(または絵に描いた餅だけ)、政権・社会等マクロ批判ばかりする」ですが、
    コレをやって打ち切られる漫画はアカボシ時代から多いですね…

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     2021/06/11

    表紙の通りアネゴレオンさん大活躍の巻です。

    【アネゴレオンさんの実力】
    温泉合宿だけで只者じゃない感がハンパ無かったアネゴレオンさんですが、
    今回はアネゴレオンさんの戦う姿が見られます。
    打撃、魔法ともに凄まじい攻撃力を持っていて、普通に超団長レベルです。
    …これまで暗躍していたライアも、アネゴレオンさんが相手では、敵ながら可哀想に思えました。
    ヤミさんにまで猛獣扱いされてますし。

    【トリッキーなリル団長】
    団長の中では若く、火力がなさそうなリルも、団長の肩書に恥じない戦いを見せてくれます。
    ただ、やはり火力でゴリ押しすると言うよりは、相手の力をいなして利用するといったテクニシャン。
    高度なテクニックでユノの火力を翻弄します。
    ユノもかなり成長した筈ですが、まだ団長クラスを倒すには遠いようです。

    【黒の暴牛メンバー】
    ヤミさんがサボってる奴、休暇中の奴もいると言っていましたが、今回明かされます。
    ゾラさんは後付けかもしれませんが、ヘンリーはシルエットが出てましたし、
    能力に関する伏線もあったので、連載開始当初から考えていたのではないかと。

    ゾラさんは、独りで戦ってきたのを、アスタ達との出会いで仲間と協力に目覚めるという、
    ダークヒーローやめて普通のヒーローを目指す流れとしては良かったと思います。

    【受け継がれる意思】
    無念の死を遂げたゾラさんの父親ですが、魔法帝は精神面で一目置いていたようです。
    ゾラさんの父親の件から下民出身でもちゃんと評価するシステムを考えるなど、トップとして改革にも熱心。
    腐敗した貴族社会でも、受け継がれる高潔な魂はあるのだなと、希望が持てます。

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     2021/06/11

    【強くなる仲間達】
    前巻でも既出キャラの新技はありましたが、今回も色々披露してくれます。
    しばらく別行動だったマグナ先輩は、爆発で高速移動する技を使い、過去に使った技もより格好いいコマ割りで見せてくれます。
    ミモザも新技を使って、ソルの魔法を破ったり、成長が見られました。

    【ノエルのコンプレックス脱却】
    兄姉達へのコンプレックスを引きずっていたノエルが兄ソリドと直接戦います。
    回想シーンでも、確かにコンプレックスが染み付くなという感じでした。

    ただ、これまでに幾多の戦いを乗り越え技術的には大きく成長したノエルです。
    精神的にも成長して、兄に打ち勝つシーンはカタルシスがありました。

    他方、ノエルユノと同じチームのエン・リンガードはキノコ使いで、中々シュールで面白い人でした。

    【フィンラル先輩とランギルス】
    ストレートに爽快なノエル対ソリドとは違い、因縁浅からぬのがフィンラル先輩達。
    ランギルスからフィンラル先輩へのコンプレックスの原因も、かなりドロドロしたものでした。
    ただ、共感は出来ませんが、確かに他の能力一切では勝ってるのに、惚れた女を落とす能力でのみ負けるとなると、余計に性格歪むのは理解できます。

    【偽ザクスとの協力】
    本物のザクスを倒して成りすましていた謎の男。
    大蛇丸みたいなものかと思ってましたが、設定もシナリオ上の活躍も違ってました。

    相変わらず鼻に付く正論を展開しますが、アスタにトラップを破壊され、嫌々ながら協力します。
    嫌々協力でも、簡単に切り捨てないところもアスタらしかったです。

    【今後への課題も】
    フィンラル先輩とランギルスの関係は、決着が付かず、後味が悪いまま流れたっいう流れでした。
    設定なども解説されてない箇所があるので、正式な決着はまた今度ですかね。
    ノエルも、ノゼルに認められるのはまだ先になりそうなので、本誌でも楽しみにしながら読んでます。

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     2021/06/11

    【ロイヤルナイツの開催】
    テロリスト対策もあって、前巻紹介されたロイヤルナイツが開催されます。
    暴牛の先輩を始め、既出のキャラは新しい魔法を提げて登場しますし、また新キャラも面白い得意技を持っています。

    試合は、相手チームのクリスタルを破壊するチーム戦なので、ナルトの中忍試験とは違った楽しみ方が出来ます。
    2巻くらいから、能力の組合せは面白かったですが、今回は即席チームなので、これまでとは違う組合せが見られます。

    【ミモザの成果】
    魔宮編ではあまり役に立てず、王都編ではサポート担当だったミモザ。
    アスタを見て頑張ろうとしてましたが、今回はソーラービームのような新技で参戦します。
    サポート魔法もバリエーションが増えましたし、今後も期待出来そうです。
    他方、怠けてる奴や、ナルシストの兄貴へのリアクションなどは、意外な一面でしたがこれはこれで可愛いかと。

    【偽物の存在】
    元々アスタ・ミモザチームは、二人と面識のない新キャラが組む予定でしたが、新キャラ・ザクスを倒して
    所属不明の男・偽ザクスが紛れ込みます。
    いけ好かない態度をとる一方、個人の能力は高く、相手チームの分析や事前準備でもアスタやミモザより上手。
    敵を悔しがらせるような発言も、割と正論なのが鼻につきます。
    仮に敵のスパイだとすれば、相当恐ろしい相手になりそうです。

    【パワーアップした先輩方】
    インフレに着いてこれるかと思われましたが、苦難を乗り越えてパワーアップしたラック先輩とマグナ先輩。
    マグナ先輩はバットで殴るのも強化されて接近戦・遠距離戦でリーチに隙が無くなりました。
    以前は散弾で住民を守ったりしてましたし、見た目によらずバランスキャラです。
    ラック先輩は、よりスピードに磨きがかかり、必殺のキックもかっこうよかったです。

    【碧の野薔薇の上級魔法騎士】
    ミモザの兄貴やら濃い人が増えますが、個人的に印象に残ったのは碧の野薔薇団の「プーリ・エンジェル」さん。
    太った女性で顔立ちやら表情やら濃ゆいお方です。シャーロットやソルとはだいぶ違います。
    外見に似合わず、使う魔法は「翼魔法」。風属性に近そうですが、色々バリエーションがあるので楽しいです。
    使うシーンも割と美しいので、ギャップから頭に残りました。

    【サービス回】
    格好良いロイヤルナイツ編の前には、温泉合宿のラストで女性陣の入浴シーンを含めたサービス回があります。
    乗り越えるものは前巻で乗り越えたので、今回はサービスシーンだけです。
    いつもながら田畠先生の美しくエロい女性が拝めます。

    野郎共は熱苦しかったですが(笑)

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     2021/06/11

    【挫折と劣等感】
    魔法に対しては反魔法の能力で対抗してきたアスタですが、
    今回は火山帯という自然現象で熱い場所でのトレーニング。
    周りが魔法を使って火山帯の熱を防ぐ中、突然変異で魔法が使えないアスタは
    一方的に熱にやられてしまいます。負い目を感じている中、
    追い打ちをかけるように「頑張らなくていい」と言われる。
    これは、頑張ろうとしている時には一番堪えるセリフではないかと思います。
    (児童向けのプリキュアや、ヤング向けの結婚指輪物語でもそういう
     シチュはあったので、どういう年代でもきついのでしょうかね)
    ついでに、魔法帝から表彰された後のイベントなので、負い目が強まります。

    【再起と成長】
    上記のように追い詰められましたが、そこで逃げないのが我らのアスタ。
    これまではヤミ団長のアドバイスを貰ったり、魔女王に利用されかけたりで
    事態を切り抜けてきましたが、今回はより主体性が上がります。
    基本的には既出能力の応用ですが、別々の場所で習得した事を組み合わせて使い
    新しいピンチを切り抜けるところに成長が感じられます。
    壁にぶつかりながらも成長するところが努力型主人公らしいです。

    【ブラックアスタ】
    ギアセカンドや鬼炎万丈の相に比べると・・・
    微妙にダサいネーミングですが、命名がレオポルドだとしっくり来る気がします。

    【アネゴレオンさんの鉄拳】
    負傷したフエゴレオン兄貴の代わりに団長を務めるメレオレオナ・ヴァーミリオン、
    通称「アネゴレオン」が登場します。(表紙で後ろにいるオレンジ髪の女性)
    弟たちを更に超える熱い団長で、強引さはキャラ中トップクラス。
    アスタやノエルにも熱血指導を課しますが、どこまで狙ってやっているのか謎な人。
    とにもかくにもキャラが立っています。
    自分よりチビとはいえ、15歳の男子を殴り飛ばしますし・・・

    【ジャンプ流ノーブレスオブリージュ】
    あっちの世界で祭りが開催されますが、人が集まると迷子が出るのは仕方ありません。
    祭りを楽しみたい人々にとって、迷子の世話など余計な手間というわけで皆嫌そう。
    そんな中、ヒロインのノエルは積極的に迷子の面倒を見ようとします。

    ワンピースのルフィ・モモの助のやり取りでも感じましたが、「偉いから威張る」
    ではなく「偉いから自分の責任で話を進める」という精神がありそうです。
    まあ本当にノーブレスオブリージュを実践している王侯貴族は、
    口で言って踏ん反り返る前に、自分から手を動かすということでしょうか。

    【シャーロットとソル・マロン】
    アネゴレオンさんもキャラが立ってましたが、碧の野薔薇団のシャーロット団長と
    部下のソル・マロンも負けてません。
    女騎士としては格好良かったシャーロット団長は、ドレスと着るとなかなか美人。
    いろいろなドレスも見られていい感じです。
    部下のソルは多少百合っ気があり、男性へのガードは堅そうですが見ていて楽しい人です。
    アスタにデカ女と呼ばれてましたが、身長180cmとのことで。
    後で授与式の絵を見直したら、シャーロットの奥にいるのに、
    シャーロットより頭が出ていたので、結構前からキャラは決まっていたんだなと感じました。

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     2021/06/11

    【男の贖罪】
    以前、アスタ達と戦い、記憶を取り戻したマルスですが、今回はその中で殺してしまった筈のファナと再会します。
    (実際には重体止まりだったようですが)そこで、今回こそ助けようと対峙します。
    マルスが本気そうなのを見たアスタも協力し、ファナも正気に戻します。
    この辺はベタだなと思いつつも、感動できる所かと思います。

    アスタ側も、死ぬことで贖罪しようとするマルスに活を入れたり、
    暴力無し・死亡者無しで解決できるならそれを優先するという方針もブレずに来ています。

    【外道ラドロス】
    マルスとアスタが協力したのもつかの間、ダイヤモンド王国のもう一人の主戦力・ラドロスが、
    正気に戻ったファナやマルスを狙います。
    病み上がりのファナを脅して魔力を奪うなど、容赦のないことをやります。

    そんなことをしたため。負けてがりがりになりますが・・・

    【油断ならない敵方】
    ファナを正気に戻したのは良いのですが、ファナの能力などから「そこそこ強い奴を洗脳すれば団長クラスの尖兵が作れる」と、
    白夜の魔眼は恐ろしい手札をまだ持っているようで、当面安心できませんね。
    また、強い技を体得しても、ライアにコピーされる可能性もありますし。

    ダイヤモンド王国の方も危険な人体実験をしているようです。
    それと白夜の魔眼・ヴェットにも指摘されたアスタの弱点ですが、ラドロスのリアクションを見ると、
    どうもダイヤモンド王国の連中も弱点に感づき始めたようで、こちらも戦いをより厳しくしそうです。

    【アスタの強化形態】
    魔女の力を借りていますが、これまでシルエットだけ出ていた「五枚目の葉に棲む悪魔」の力を取り込み、ラドロスと戦います。
    攻撃力・防御力ともに上がり、高い火力を持つラドロスを圧倒します。
    新しい必殺技も格好良かったです。

    ただ、魔女王の力を借りなければ、強化形態にはなれなさそうなので、自力で使いこなすのはまだ先になります。

    【狙われる能力】
    バネッサさんの母親は怖いオバサンでしたが、今回もひと段落ついたかという所でアスタの能力を狙ってきます。
    しかも、アスタの手で仲間を傷つけさせる、エゲツないオマケ付き。
    まあ不必要に相手方を怒らせて、最終的に取り分が減ってしまうのは、ショッカーやギャラクターの時代からのお約束ですかね。
    ヴェルサイユ条約もそうだったので、フィクションに限りませんが。

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