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1 people agree with this review 2021/03/15
ボックスに収録されているのは『フィガロの結婚』『ドン・ジョヴァンニ』『コジ・ファン・トゥッテ』『魔笛』の声楽部なしのオーケストレーション。 オペラは見る分には「語り」があっても流れが阻害されることはないが、音楽として映像なしで聴くのであればクレンペラーのコンセプトに大いに賛同できる。 個人的には「語り」なしで流れの中で聴くオペラのオーケストレーションの方が楽曲、演奏に集中できるので好ましい。 さて、内容についてだが、クレンペラーというと重厚長大な演奏の中に木管の美しい表現を実に巧みに織り交ぜダイナミックなだけでない繊細な表現を得意とするイメージが強く、どちらかというとモーツアルトには向かないのではないかと思っていたが、抑揚をつけた表現も実に上手く驚かされました。 オーケストレーションとして聴くには120点ですが、オペラミュージックとして聴くには「楽しさ」を感じられない表現なので★1つ減とさせていただきました。
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0 people agree with this review 2021/03/14
バッハ、ハイドン、ヘンデルというバロックの名演が収められたボックス・セットです。クレンペラーの表現で一貫して云えるのは重厚などっしりとした演奏でありながら木管の美しい響きを活かすのが卓越しており、ただ重厚さを前面に出した演奏に終わっていない点です。 オケのコントロールは巨匠の中でも並外れており鼻歌を歌うがごとくオケをドライヴしているのには驚きを禁じえません。 オケはクレンペラーの体の一部なのかもしれません。 バッハ、ハイドンは云うまでもなく、個人的にはヘンデルの「合奏協奏曲作品6 第4番イ短調」の繊細な表現はイチオシです。
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1 people agree with this review 2021/03/14
まず聴いて驚いたのは半世紀も前の録音にもかかわらず、リマスターが決まっているのか非常に音質が良いことです。 収録曲は @ミサ曲ロ短調 BWV.232 (バッハ) Aマタイ受難曲BWV.244 全曲 (バッハ) Bオラトリオ『メサイア』全曲 (ヘンデル) Cミサ・ソレムニス Op.123 (ベートーヴェン) の4曲ですが、マタイはリヒターの名演を凌ぐ面もありますし、オラトリア で見せる木管の表現の美しさは特筆すべきものです。オラトリアはあまり音源がないので希少性もあり、この曲を聴くだけでも入手する価値のあるボックス・セットだと思います。 重厚さと繊細さを併せ持つクレンペラーの宗教音楽の表現力にはだだだ驚かされます。
5 people agree with this review 2021/03/14
ブルックナーの全集・選集は同じヨッフム(DG)、クレンペラー、カラヤン(DG Blu-ray audio)、ヴァント(Warner)、クーベリック、チェリビダッケ、インバルあたりを所有しておりますが、全集全体としての評価はごく平均的なものだと思います。 録音の問題もありヨッフム&ドレスデンの重厚長大なダイナミズムがややスポイルされているのが非常に残念です。 ボックスを変更したりして再販を重ねているWarnerとしては定番扱いの音源なので次回プレスの際は是非リマスターした最高の状態で聴きたいものです。 ヨッフムの全集を買うとしたら個人的にはDGをチョイスすると思います。
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カラヤンはミサ・ソレムニスを得意としているらしく、私が知る限りメジャーレーベルで5回の正規録音を残している。 私も気づいてみると1966年のこちらの演奏と1965、1974年(ともにWarner)のCDを所有していた。 メジャーレーベルで5回も録音を残していることでどれだけカラヤンがこの曲に執着していたか伺い知れる。 演奏内容については人によっては1985年(DG)の枯れた演奏を好む方も多いようだが、私は残念ながら最晩年の1985盤は未聴である。 録音がこちらと1年しか違わないWarner盤(旧EMI)の1965年の録音と比較してもオケが同じBPOでもだいぶ表現が違うのには驚かされる。 さて、こちらのCDについては新たにリマスターされたBlu-ray audioとのセットとなるが、やはり目玉となるのはCDよりもBlu-ray audioで同じマスターのCDと比較しても空間表現と歪感がはっきり違うのがわかる。 1965、1974年のWarner盤は健闘しているが音質的にやや難があることを考えると、個人的にはトータル面でこちらのセットをオススメしたい。
メンデルス・ゾーンの交響曲はセル、クレンペラー、カラヤン(全集) で愛聴しているが、以前から評価の高かったアバドのボックス・セット を見つけて即購入して比較してみた。 どの曲も大巨匠の指揮だけあってそれぞれの個性が如何なく表現されているが、比較した音源の中ではアバド盤が唯一デジタル録音ということもあり、音質面では歪感が感じられない素晴らしい音質でリマスターで感じられるような不自然さは全くない。 とはいえ、セル、クレンペラー、カラヤン(全集)の音質が決して悪いわけではなく、録音時期を考えると現代でも耐えうる素晴らしい音質であると云える。 演奏については、個人的な好みもあるかもしれないが曲によってはアバドの指揮が最も曲想に合っていると思われるものもあった。 アバド盤は全集としての完成度が非常に高く、メンデルスゾーンの交響曲を変な主張なしで演奏しているので純粋にメンデルスゾーンの「音楽を楽しむ」という意味では最も適しているかもしれない。 アバド指揮のメンデルスゾーンのボックスセットはDGから2パターン発売されているが、もし購入されるならミンツのバイオリン協奏曲が収録されているこちらのボックスセットをオススメする。
マーラーの全集は当然のことながらすべてが100点満点というものがなく、気づいてみるとワルター、クレンペラー、バーンスタイン(DG・SONY)、クーベリック、シノーポリを聴き比べているが、演奏・音質面という観点で考えるとこちらのアバド、シノーポリ、バーンスタイン(SONY)、クーベリックあたりがファーストチョイスとしてマーラーの曲に馴染むには最適だと思う。 勿論、どの演奏も素晴らしいし、感動的なものだが超名盤と云われている バーンスタイン(DG)あたりは気合が入りすぎていて時として疲れるので、同じ曲でも振れ幅の大きいマーラーの交響曲を聴くのであればアバドのボックスはファースト・チョイスとしては最適なものと云える。
EMIで収録されたカラヤンの宗教音楽とオラトリオ『四季』『ミサ・ソレムニス』『ドイツ・レクィエム』を1つにまとめたボックス・セットで演奏的にはカラヤンとBPOという当時最強とされた組合せなので非常にハイレベルな演奏だが中でも『四季』の演奏は素晴らしくカラヤンもBPOも持てる力を最大限出し尽くしたハイテンションなもので非常に高い完成度だと感じる。 『ミサ・ソレムニス』『ドイツ・レクィエム』はDGにも音源があるが、収録された時期により表現がかなり違うので好き嫌いがハッキリわかれるところだと思う。 音質的にも最新リマスター音源をマスターに使っているだけあって最高とまでは云えないとしても十分鑑賞に耐えるレベルとなっている。
ベルディのレクィエムはやはり宗教音楽の金字塔なので巷で名盤と云われるこちらと同じアバドのBPOとの2001の演奏、カラヤン(1972)、チェリビダッケ(1993)、ムーティーを所有して聴いているが、声楽ものはオケとのバランスや録音の難易度が高く、オケが名演でも声楽が弱かったり、ライブ録音の場合、ダイナミックレンジに耐えきれずクリップしていたりで、演奏と音質面で100点満点の音源を見つけるのはなかなか大変だが、さすがにアバド&スカラ座のイタリアコンビは自家薬籠中だけあって演奏特にオケとコーラスやソリストのバランス、録音どの点をとっても非の打ちどころがない。 上記の中でどれか1枚と云われたら個人的には迷わずこちらを選ぶ。 BPOやミュンヘンの演奏も素晴らしいものだと思うがどうしてもドイツの薫りがして演奏全体を通してやや違和感を感じないこともない。 やはりイタリアの音楽はイタリアの指揮者とオケに限ると個人的には思う。
ヴィヴァルディのグローリア、マニフィカトを聴くのであればまずファーストチョイスとしてまず聴いていただきたい名演です。 イタリアの宗教曲全般に云えることですがやはりお家芸だけあってジュリーニ、アバド、ムーティーなどのイタリア勢の指揮のものが間違いないですね・・・
ロッシーニのスターバト・マーテルでまずファースト・チョイスにあげられる定番がこちらのカルロ・ジュリーニ&フィルハーモニア管弦楽団の演奏だと思いますが、やはり教会音楽はジュリーニ、アバド、ムーティなどイタリア勢のお家芸と云えるのではないでしょうか?
モダン楽器を使ったペルゴレージ のスターバト・マテールであればアバドが定番だと思うが、ややヘビーに感じる時は古楽器演奏のこちらのディエゴ・ファゾリスは非常に完成度が高く気分を落ち着けてくれる。 ユリア・レージネヴァ(ソプラノ)とフィリップ・ジャルスキー(カウンターテノール)も大健闘しており、一聴の価値はある。
クラッシックの世界の指揮者>
2 people agree with this review 2021/03/14
こちらのボックス・セットにはショパン、モーツアルト、シューマンのピアノ協奏曲が収録されておりましたが、CDの枚数を見ていただくとわかるように全集ではなく選集です。 逆に云うと、ピレシュお得意の名演集とも言うことができ、全集にありがちなダラダラ感や曲によるテンションの違いもなく、緊張感を維持したまま走り抜く中距離走的な良さがあります。 指揮者は協奏曲では定評のあるアバドなのでピレシュの持ち味を最大限に引き出しつつ曲の良さを堪能できます。 個人的に、個性の強いピアノの主張ではなく、曲に没入したいのであれば オススメしたいボックスセットです。 ゼルキンとの共演でも云えますが、アバドはモーツアルトのピアノ協奏曲が実に上手いですね^^
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