Pergolesi, Giovanni Battista (1710-1736)

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Stabat Mater : Fasolis / I Barocchisti, Lezhneva, Jaroussky

Pergolesi, Giovanni Battista (1710-1736)

User Review :4.5
(2)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
9993191472
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description


ペルゴレージ:スターバト・マーテル
ジャルスキー、レージネヴァ、ファソリス&イ・バロッキスティ


26歳の若さで死の床にあったペルゴレージが書き上げた『スターバト・マーテル(悲しみの聖母)』は、どこまでも透明で至純な美しさに満たされた哀切きわまりない名作。
 女声の高域と低域、ソプラノ(男性の場合ソプラニスタ)とアルト or メゾ・ソプラノ(男性の場合カウンターテナー)のソリスト二人に、弦楽と通奏低音から成る小編成アンサンブルによって演奏されるつつましい作品で、かのバッハがその晩年にドイツ語版に仕立て、さらに細かな変更を加えて編曲、シンプルな『スターバト・マーテル』を、より教会風な雰囲気に仕上げた「詩篇第51番」を生み出したことでも知られています。

【注目の演奏】
今回登場する演奏は、ペルゴレージのスターバト・マーテル本来のつましい美しさが実現可能な面々による注目の録音です。
 ユリア・レージネヴァは、超絶技巧とクリアな声によって、古楽やロッシーニの分野で実績を積んできたロシアのソプラノ。
 フィリップ・ジャルスキーは、その超絶技巧と華麗で若々しい美声によりすでに世界的な知名度を持つフランスのカウンターテナー。
 オーケストラは、イタリアの指揮者ディエゴ・ファゾリスが率いる古楽器アンサンブル「イ・バロッキスティ」。これまで宗教音楽やオペラなど声楽作品中心に数多くのバロック作品を録音しており、前述のバッハによる『スターバト・マーテル』の編曲作品のDVDもリリースしていたほか、バルトリと組んだステッファーニの『スターバト・マーテル』をさきごろ発売したばかりでもあります。
 彼らのアンサンブルは緻密でありながらもときにアグレッシヴさもみせるもので、この作品でも起伏に富む悲しみの音楽を聴かせてくれそうです。ちなみに組み合わせの2作品『しもべらよ、主をたたえよ』と、『主よ、あなたに告白します』は、アバドのペルゴレージ・アルバムで、ファゾリスが同じスイス・イタリア語放送合唱団を指揮した作品でもあります。(HMV)

【収録情報】
ペルゴレージ:
・スターバト・マーテル
・しもべらよ、主をたたえよ
・主よ、あなたに告白します

 フィリップ・ジャルスキー(カウンターテノール)
 ユリア・レージネヴァ(ソプラノ)
 スイス・イタリア語放送合唱団
 イ・バロッキスティ(ピリオド楽器オーケストラ)
 ディエゴ・ファゾリス(指揮)

 録音方式:ステレオ(デジタル)

Track List   

  • 01. Confitebor Tibi, Domini : Confitebor Tibi Domine
  • 02. Confitebor Tibi, Domini : Confessio Et Magnificentia Opus Ejus
  • 03. Confitebor Tibi, Domini : Fidelia Omnia Mandata Ejus
  • 04. Confitebor Tibi, Domini : Redemptionem Misit Populo Suo
  • 05. Confitebor Tibi, Domini : Sanctum Et Terribile Nomen Ejus
  • 06. Confitebor Tibi, Domini : Gloria Patri
  • 07. Confitebor Tibi, Domini : Sicut Erat in Principio
  • 08. Laudate Pueri Dominum, Salmo 112 : Laudate Pueri
  • 09. Laudate Pueri Dominum, Salmo 112 : A Solis Ortu
  • 10. Laudate Pueri Dominum, Salmo 112 : Excelsus Super Omnes
  • 11. Laudate Pueri Dominum, Salmo 112 : Quis Sicut Dominus
  • 12. Laudate Pueri Dominum, Salmo 112 : Suscitans a Terra
  • 13. Laudate Pueri Dominum, Salmo 112 : Gloria Patri
  • 14. Laudate Pueri Dominum, Salmo 112 : Sicut Erat in Principio
  • 15. Stabat Mater : Stabat Mater Dolorosa
  • 16. Stabat Mater : Cujus Animam Gementem
  • 17. Stabat Mater : O Quam Tristis Set Afflicta
  • 18. Stabat Mater : Quae Moerebat Et Dolebat
  • 19. Stabat Mater : Quis Est Homo
  • 20. Stabat Mater : Vidit Suum Dulcem Natum
  • 21. Stabat Mater : Eja Mater Fons Amoris
  • 22. Stabat Mater : Fac, Ut Ardeat Cor Meum
  • 23. Stabat Mater : Sancta Mater, Istud Agas
  • 24. Stabat Mater : Fac Ut Portem Christi Mortem
  • 25. Stabat Mater : Inflammatus Et Accensus
  • 26. Stabat Mater : Quando Corpus Morietur

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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モダン楽器を使ったペルゴレージ のスター...

投稿日:2021/03/14 (日)

モダン楽器を使ったペルゴレージ のスターバト・マテールであればアバドが定番だと思うが、ややヘビーに感じる時は古楽器演奏のこちらのディエゴ・ファゾリスは非常に完成度が高く気分を落ち着けてくれる。 ユリア・レージネヴァ(ソプラノ)とフィリップ・ジャルスキー(カウンターテノール)も大健闘しており、一聴の価値はある。

I.O.U さん | 北海道 | 不明

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二人のソリスト、古楽器アンサンブルの響き...

投稿日:2013/12/22 (日)

二人のソリスト、古楽器アンサンブルの響きがなかなか素晴しい。華美な表情付けは薄く、どちらかと言えばストレートでオーソドックス、爽やかな表現ですが聖母が持っている清楚な美しさと柔和な表情が、そのまま演奏から伝わって来ます。ペルゴレージのスターバト・マーテルは、聖母の深い悲しみを切々と訴えかけるような、悲しくも静謐な序奏の中に、声楽がスーっと静かに入ってくる、この第1曲目を初めて聴いて以来、その感動的な美しさに完全に虜になってしまいました。今では30枚ほどのCDを持っていますが、この盤は録音も良く、これからも聴くことが多くなりそうです。でも、これは悲しみの聖母と言うよりは、平穏の聖母…悲しみの影が少し奥に隠れ、明るく安らぎを与えてくれる聖母のようです。

yama/music さん | 神奈川県 | 不明

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