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ぷーにゃー さんのレビュー一覧 

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     2021/07/09

    三島由紀夫の異色作。携帯電話もメールも無かった時代、5人の曲者ぞろいの男女の手紙だけで小説が成り立っています。話自体も笑えて面白いのですが、中には「英文の手紙を書くコツ」などの実用的な物や、「借金の申し込み」の手紙の悪い例・良い例まで示してあって(実際これで借りられるかは別として)、手紙の文例集としても勉強になること大です。

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     2021/07/09

    本嫌いだった家族が読んで、読書に目覚めていくきっかけになった本です。気楽に読めるユーモア小説の短編集で、おバカなお金持ち紳士バーティにふりかかる難題を、優秀すぎる従僕のジーヴズが鮮やかに解決します。相性抜群のバーティとジーヴズですが、主従二人の微妙な力関係も面白いです。
    同じジーヴズシリーズでは森村たまき訳(森村訳では「ジーヴス」と表記)もありますが、森村訳よりも日本語が自然で、断然こちらの方が読みやすいです。

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     2021/07/09

    全く信心のない人がエッセイを読む感覚で気軽に読めます。新約聖書の有名な部分を選んで書かれていて、内容全ての説明ではないです。西洋絵画では聖書の内容が描かれた絵が多く、展覧会に行くのが好きなので、学生時代、参考のために読みました。

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     2021/07/09

    手軽に読めますが、内容が濃いです。
    1項目が大体2〜3ページで、その半分は絵画が印刷されているので、読む部分は少ないですが、学校の世界史では教えてもらえないうんちく満載で興味深く、読みやすいです。
    西洋絵画をファッションの観点から、時代ごとに説明しており、この1冊で絵画、ファッション史、歴史、風俗が学べます。
    オールカラーで印刷もきれいなので(巻末の美術館・博物館の紹介ページのみ白黒印刷)、画集としても見ても良いし、ざっと眺めるだけでもルネサンスより後の西洋絵画の変遷が何となくつかめます。
    良い本なのに、現在注文不可で残念です。

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     2021/07/08

    難しいことは分かりませんが、きれいな歌声で、穏やかで美しい旋律の曲ばかりで癒されます。聖母マリアを讃える曲ばかりなので、そういえばクリスマス・イヴの夕食のBGMにしたなー、と思い出しました。朝が苦手なのですが、寝起きのボーっとした頭にも優しい曲ばかりで、穏やかな時間を過ごしたい方にぴったりです。

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     2021/07/08

    柳原白蓮の誕生から、宮崎龍介との道ならぬ恋に踏み出す直前までが、小説仕立てで書かれています。自伝なので、白蓮自身の折々の心情に直接触れられる感じがします。かなり厚い本ですが、夢中になって一気に読めました。自伝ですが、波乱万丈なため小説的な面白さがあり、明治・大正の華族のお姫様の暮らしが分かる点でも興味深く、いろいろな面で楽しめる本だと思います。現在、注文不可となっているのが残念です。

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     2021/07/07

    柳原白蓮が初めて伊藤伝右衛門の家に来てから白蓮事件を経て、宮崎龍介と結婚するまでが主に書かれています。林真理子先生らしい、読みやすい文章で、最後まで読者を引っ張っていきます。ですが、同時に現代女性の感覚で書かれているので「作家の想像力を羽ばたかせすぎでは?」と感じる部分も結構ありました。
    また、かなりの部分で白蓮の義妹にあたる、伝右衛門の腹違いの妹の視点で語られているのは興味深かったです。

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     2021/07/06

    息もつかせぬストーリー展開で、面白すぎて一気に読めました!!と、書くと軽すぎるでしょうか?20世紀ソ連史の暗い面もたっぷり書かれていますが、ミステリー仕立ての話の進め方もあって、ぐいぐい読めます。暗くて辛い話が出てきても、ソビエト学校時代の回想が明るい彩りを添えて、全体を決して重苦しい雰囲気にしません。小説の舞台になった時代の世相描写も含めて、全編興味津々で読んでました。これだけのスケールの大きな小説を日本人女性が書いたという事実が驚きですし、巻末の参考文献の量にもびっくりです。米原万里さん生涯唯一の小説で、傑作なのですが、紫式部が「源氏物語」、マーガレット・ミッチェルが「風と共に去りぬ」という、生涯一つの小説作品しか残さなかったのと、何か共通する所があると感じるのは大げさでしょうか。

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     2021/07/06

    お月様が、自分が見た情景や、人々の人生のワンシーンを毎晩ある画家に語って聞かせるお話です。一つ一つの物語はとても短いですが、情景描写が鮮やかで、悲しい話も含めて作者の温かい眼差しが感じられます。なので、寝る前に一日一話読んでみるのも良いと思います。
    ですが、以前、読書初心者の人に勧めてみたら、「各ストーリーが断片的すぎて、何を訴えたいのか分からない」と言われてしまいました。
    自分にとっては良い本でしたが、詩的表現を好まない人には向かないのかも知れません。

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     2021/07/04

    シンデレラや白雪姫といったおとぎ話から、若草物語、パレアナなどの少女小説など、欧米の19世紀の作家の小説を中心に集められています。おとぎ話の他は原作より短くまとめられています。日本のお話はお夏清十郎をもとに書かれた一遍だけですが、この本で初めて内容を知りました。中原淳一の華麗な挿絵と共にお話を楽しめて、贅沢な一冊です。

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     2021/07/04

    おとぎ話から椿姫、蝶々夫人、カルメンといったオペラの題材になったお話まで、乙女向けのお話が集められています。ほぼ全ページにある挿絵はどれも美しく、登場人物の顔は多くが影絵ですが、ドレスの華やかさもあってうっとりです。大きくて重さもある本ですが、表紙カバーのデザインもインテリアとして飾っても良いような素敵な本なので、個人的には文庫版よりハードカバーの方がお勧めです。漢字に読み仮名がないので、子供が一人で読むための本ではないかな?と思います。

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     2021/07/04

    気軽に読めて、古事記の内容がざっくり理解できて、いい本です。他の初心者向け古事記本を読んでも文章だけだと何となくイメージが湧かなかった所がよ〜く分かって、頭の中が整理できました。各ページ下のオロチ先生と作者のコメントも面白いです。神様達のやりたい放題、古事記のカオスな感じがよく表現されていて楽しいです。古事記に詳しくないくせに、偉そうに書いてしまってすみません。(他の方のレビューを見て、古事記には上・中・下巻があり、上巻をマンガ化した本だと初めて知りました)

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     2021/07/04

    数年前、同シリーズ1冊目の「おしゃれノート」と一緒に知り合いのお嬢さんにプレゼントしました。ハロウィンパーティー用の服?と思ってしまうような、決して普段着ではない、個性的なデザインの着せ替えシールが多かったです。でもイラスト・着せ替えシール共にかわいく、発色もきれいで質感も良いので☆5つです。

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     2021/07/04

    数年前、当時小学生だった知り合いのお嬢さんに、このシリーズの「マジカルドリーム」とセットでプレゼントしました。着せ替えシールはたしかベーシックな普段着からパーティードレスまで、いろいろな種類の服がありました。イラスト、シール共にかわいく、発色もきれいで、いい年をした大人が自分用にも欲しくなってしまいました。かわいい物好きな10歳位までの女の子へのプレゼントにお勧めです。この本が「おししゃれノート」シリーズ最初の本で、着せ替えシールの服の種類もカジュアルからフォーマルまで万遍なくある点では良いですが、これより後の同シリーズでは女の子の瞳がどんどん大きくなります。なので本の中を見て、イラストや服が最も好みに合う物を選ぶのもありだと思います。

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     2021/07/04

    とても美しい本です。雪の結晶の図案は、簡単な物から、相当複雑で、根性なしの私には到底再現不可能な物まで沢山あり、見ているだけで楽しめます。作り方も詳しく説明してあるので、簡単な物なら自分でもできました。切り紙の歴史も紹介してあり、長持ちさせるための補強のし方、インテリアとして家の中を飾る方法も複数紹介されています。最後に、ふたに雪の結晶を貼ったギフトボックスの作り方も載っていました。本を読んだり、見るだけでも楽しめますが、雪の結晶を作ってお部屋を飾り付けたりもできるので、この本1冊で様々な楽しみ方が出来ると思います。私は作った雪の結晶をカードに貼って、手紙にしてみました。

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