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ドン・G・イテュリ さんのレビュー一覧 

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     2009/10/11

    NUOVA ERAから以前発売されていたものと同じ。幕切れ近くのバレエ・シーン「オンディーヌの踊り」が有名で、アンナ・パヴロワも踊ったらしい。曲全体も大変ロマンティークで聴かせ所も多く、聞き飽きない。歌い手ではやはりカップッチッリが群を抜いて素晴らしい。ガヴァッツェーニの音楽作りは佳い意味で「職人」と言う感じがする。これで「音」が良ければ完璧。

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     2009/10/03

    原作はラロのバレエ「ナムーナ」と同じ。エキゾティークな中にはんなりとエレガンスが漂う素敵な一幕オペラ。演奏が難しいのか、演奏時間が半端だからか滅多に上演されない作品でもある。このディスクの大きな魅力として題名役にルチア・ポップが起用されている事。彼女がフランスものを歌うと言うのも珍しくはないだろうか。アルン役には直球型テノールの代表みたいなフランコ・ボニゾルリ。歌唱は見事で大好きだ。ジャン・フィリップ・ラフォンも中々面白い。ガルデッリは透明感溢れる音楽を作り出していて秀逸。

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     2009/10/03

    僕にとっては良くぞ全曲盤を出してくれたと言う感じで、発売当時はまさに涙がチョチョぎれたものだ。何と申してもこの幻の作品に触れてみたいとなれば、ミショー、ルゲイ、セネシャル等がG・ツィピーヌの指揮の下歌った抜粋でしか聴くことが出来なかったと記憶するから。今回は話題のソプラノ、インヴァ・ムーラをマリ役に起用。これが素晴らしい歌唱をしていて聞き物。イゴール役のジュリアン・ギャビン(T)は少し声に粘りがあるのが気になる。しかし難かしい第4幕のアリアはクリアしている。他の歌い手は適材適所。音楽だけで広大なロシアの風景をそこはかとなく描き出すビゼーの才能はやはり凄いと思う。

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     2009/10/03

    誰にでもお勧め出来る、優れた演奏記録。レオポール・シモノーのテノールを聴けるのは、歌をたしなむ人にとって嬉しい。ピエレット・アラリーのソプラノも淡い銀色を想起させる良い声だ。フルネの指揮は、美しいメロディが横溢するこのオペラのツボをよく心得ている。

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     2009/10/03

    世界初録音! 神秘劇(Mystere)全3幕。初演では評判だったがその後とんと演奏されなくなった作品のようだ。アダム&イヴのエピソードが実に爽やかな音楽と歌で綴られていく。考えながら聴かなくとも良いと言う、いかにもマスネらしい優美かつ静謐なメロディが心をくすぐる取って置きの一枚かも知れない。ライヴだが音も素晴らしい。

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     2009/09/29

    エイヴリーフィッシャー・ホールで行われたロッシーニ好きには垂涎もののLDがかつて出ていたがそのCD盤。これに関してはLDで観て聴く方が断然お勧め。個人的にはテノールのロックウェル・ブレイクが歌う「ゼルミーラ」から”Terra amica”が素晴らしくて大好き。見事な歌唱をしたあと、「どーだ、参ったか?」と言わんばかりのニクイ表情がまた何とも言えない魅力。相撲取り体型の時のデボラ・ヴォイトが歌うロッシーニ歌唱も聴きものだ。CDだとわからないだろうが歌い手間で結構、火花散るシーンがあったりと盛りだくさん!ごちそーさま。

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     2009/09/27

    こんなにゴーカなミサ曲も「あり」なんだと思わせてくれた作品。指揮がヴァイオリニストのアッカルドと言うのも面白い。第一曲「Kyrie」の中の”Christe”が女声ではなくアライサとギャンビルのテノール・デュオで歌われるのも良い感じ。ギャンビルによる「Qui tollis」は最高音が苦しいが破綻は免れている。敢闘賞ものだ。「スタバト」と聴き比べてみるのも一興かも。

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     2009/09/27

    ポピュラーからレアなものまでヴァラエティに富んだ選曲が、ロッシーニ・テノール好きには嬉しい一枚。クンデは一時不調だったらしいが、それを乗り越えて吹き込んだこのアルバムは素晴らしい。マテウッチよりも叙情的な声質で、陶酔させてくれる。「エルミオーネ」の2重唱”Reggia aborrita”が見事に歌われている。ザンベッリもツボを押さえた指揮で、ロッシーニの難曲をうまくまとめ上げている。

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     2009/09/27

    タイトル・ロールに扮したサザランドの愁いを含んだ写真の表情から、この役柄に対する思い入れの深さが偲ばれる。事実、魅力的かつ典型的な悲劇のヒロインではあるが、声楽的に言って凄い難役である事も確か。この曲をサザ皇后(グルベ女王に対して)は余裕のヨシコ状態で歌い切る。パヴァロッティの声も瑞々しくて素晴らしい。ベッリーニの音楽そのものを越える事など何人にも無理ではあるけれど、ここでのボニングの指揮ぶりは明快かつ優美。

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     2009/09/27

    長らく我がCDライブラリー唯一の「ラ・ソナンブラ」だったもの。何と言っても最大の魅力は、透明度の高い淡いオレンジ色を想起させるマテウッチのテノールが聴ける事!それに超高音も冴え冴えで眩暈がするほどだ。ソニア・ガナッシも良い声。惜しむらくは美しい第一幕の5重唱がカットされている事。ゆえに全曲盤がお奨めである。

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     2009/09/27

    最初についた声楽教師が下さったCDがタリアヴィーニのイタリア歌曲集だった。パリウーギのやや古風な発声には、タリアヴィーニの普遍的ともいえる声の扱い方にミス・マッチかもしれない。’52年とは言えスタジオ録音と言うのは魅力。しかし残響の揺れは気になるところ。でも、このベッリーニの歌心溢れる美しい音楽は、それら欠点を補って余りあるものだ。値段もタダみたいなもの。

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     2009/09/26

    ラクメ役のルッフィーニは心地良い響きを持つソプラノだが、超高音を持たない彼女の声には残念ながら合わない役柄。従って「鐘の歌」でも最後の最高音Eが歌われない。意味不明なキャスティングだけれど演奏は及第点かなと言う感じ。ちりめんテノールG・モリーノと競演した「真珠とり」(ビゼー)の方は素晴らしくてこれは僕のお気に入り。以上参考までに。

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     2009/09/21

    1956年当時のカラー・フィルム仕立て作品。記録として貴重なものであろう。みものは「ウラノワのジゼル」。ただし円熟期を越えた頃の踊りだから承知の上観るべき。むしろ、やや冷たい容姿で敵役に味があったリンマ・カレルスカヤのミルタを観られるのが嬉しい。ボリショイで訓練された華麗で鋼のようなテクニックは今観ても凄いと思わせるに充分。ヒラリオンが居並ぶヴィリにぶつかる箇所は、果たして演出なのだろうか?

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     2009/09/20

    6作品全て古典バレエからの抜粋、あるいはショート・ピース。録画された日時が不明だが恐らく80年頃と思われる。洗練を極めたマリンスキー派ダンス・アカデミークの妙技が堪能出来る素晴らしい一本。ヴェチェスロワの愛弟子コムレワが踊る「エズメラルダ・パ・ド・シス」、西側に移籍する前のキュートなボリシャコワが舞う「ジェンツァーノの花祭り」、彼女レヴェランスの時のカメラ目線が笑える。あるいは”空飛ぶシゾーワ”と異名を持つアラ・シゾーワの珍しい「ヴィヴァンディエール」。圧巻はメゼンツェワ、コムレワ、エフチェエワ、コルパコワと言う目を疑うような面子が妍を競う「グラン・パ・ド・カトル」だ。「ヴェニスの謝肉祭」を踊ったエフレモワだけがマナー違反。態度悪すぎ!

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     2009/09/20

    ロマンチックで格調高く、最高級難度ウルトラC歌唱技術をもって余裕で歌える歌手が揃えばこそ上演可能な作品。ブレイク、メリットの凄い歌にはただただ脱帽。アンダーソンは淡白な印象だが、歌は見事。衣装、装置もスコットランドのやや鄙びた雰囲気を醸し出していて良い感じ。ムーティは、透明感溢れるこの美しいオペラをはっきりした輪郭で描きだしている。貴重な名盤だ。

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