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3人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/06/17
以前から欲しかったBOXでした。カーメン・ゴラゴンのBOXを購入した時にも書かせてもらいましたが、HMVさんの商品紹介文には感服いたします。そんじょそこらのライナーノートとりも詳しく、よくそこまで調べ上げたなと思うくらい丁寧な解説文です。 Scribendum レーベルのBOXは、アンダーソン、ドラゴン、スラトキンと3つ目ですが、本当に渋いアーティストを取り上げますね。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/06/17
新世界は、ウィーン・フィルとの名盤があるので、ロンドン響は必要ないと思っていましたが、ハーリ・ヤーノシュ収録が決め手で購入に至りました。若くして、ウィーン・フィルとモーツァルトを始め名盤を残してきたケルテス、ロンドン響ともこれからと云うときに不慮の事故で亡くなられたのは残念でなりませんでした。再建途中にケルテスが亡くなり、その後プレヴィンによってロンドン響も立ち直りますが、この頃のロンドン響は決して評価は高くなかったと思います。ケルテスの偉業は、LONDONレーベルのBOXに収められているのでいずれは購入したく思います。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/06/08
昭和の2枚看板のひとり、文楽の落語。破天荒な志ん生とは正反対で、正確無比、練り上げられた演目(あまり多くはないが)は他の追随を許さない。まさに名人芸。私は関西在住ですが、どこか三代目春団治に通じるところがあります。春団治も演目数は少なく、練り上げられた落語は他の追随を許さなかった。出囃子も野崎と同じで奇遇です。どちらも安心して聞けるのだが、アドリブはなく、まくらも毎回ほぼ同じでその点は残念でした。
志ん生十八番の2席。他の追随を許さない演目で、黄金餅は談志師匠の口演も好きだが、志ん生のひょうひょうとした何とも言えない弔いの場面が秀逸で、ややもすれば陰気になりがちな演目を救っている。志ん生独自のくすぐりと聞いたが、弔いをする寺までの道のりを語り、最後は「私もくたびれた」と抜群の間でなごましてくれる。火焔太鼓は、幾つかの録音があるので、どれも甲乙はつけがたい。
文七元結を目当てに購入したが、息子の志ん朝を聞きなれているので、演目の時間が息子より半分以下の志ん生は実にあっさりとしていると云うか、無駄な演出はカットしているのか淡々と進行している。過度な演出は望まないがこれでは淡白すぎて頼りなく感じた。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/06/04
想い出のサンロレンツィオの次にリリースされたアルバムですが、前作が私にとって衝撃的なアルバムだったので、このアルバムは期待外れ。強いて言えば、DAYBREAKが心に残ったくらいでした。
ジャケットが幼稚っぽい。剣の舞にしてもお粗末!スプラフォンレーベルのCDとしてもセンスが悪い。ジャケットは別として、演奏のほうは、ハチャトゥリアン独特の民族色豊かな演奏と云うよりはあっさり気味な印象。例えるなら、厚化粧をした女性ではなく、素っぴんな女性である。ハチャトゥリアン独特のギトギトした音色を求めるなら期待外れかもしれない。好き嫌いが別れる演奏である。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/05/31
2LP1CDにしたデオダートのお買い得盤ではあるが、ただまとめれば良いのか?つまり、コンセプトの違うアルバムをまとめれば違和感を伴う。デオダートに限らず、マントヴァーニやパーシー・フェイス、カーメン・ドラゴンでもこのようなCDを所有しているが、幾つかコンセプトの違うアルバムを収録している。 このデオダートのCDは、クラシック作品やジャズのスタンダード作品のアルバムとライブアルバムであり、明らかにコンセプトが異なる。それを承知の上での購入になる。
両方のCDは所有していましたが、高音質(Hybrid SACD)なので購入しました。収録時間が短いアルバムを2LP1CDとして発売されることが多くなりました。この2作品は、どちらもデオダートのヒット作品で1枚にまとまっても違和感はありません。価格もまとめ買いにするとお買い得です。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/05/28
紹介文にもあるように、ライブ音源としては完成度は高いと思います。面白いのは、デオダートの名作、摩天楼がボーナストラックとして収録されています。 敢えて何故ボーナストラックとしたのか?私もライブ盤はあまり購入しませんが、収録曲目に摩天楼があったので購入しました。11分を越える熱演です。ホーンセクションはやや粗いですが、ライブ故に仕方がないでしょう。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/05/25
春の祭典は、堂々とした演奏、ペトルーシュカはバレエ音楽と云うよりは、コンサート用の演奏。やや遊び心に欠ける。もう少し、くだけても良いと思った。悪くないと思うのだが、少し聞いていて退屈さを覚えた。
何と太っ腹なCDでしょう。本編よりボーナストラックの方が多いとは。atcoレーベルのCDは、レスピーギやディーリアスで所有していましたが、長時間収録の廉価盤です。このマントヴァーニでも77分の収録です。音源もDECCAです。幾つか重複した作品はありましたがセール品だったのでお買い得でした。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/05/22
何とユニークなジャケットでしょう。解説書はありませんが10枚組でこの価格はびっくりです。実質は、14LP10CDです。パレーは、フランス音楽を得意にしていました。このBOXもシューマンを除いてほぼフランスの作品集です。ステレオの最初期の録音のせいか、音に奥行きは感じられず、平べったい印象。アメリカのオケなのでどことなくヨーロッパの趣も感じられない。デトロイト響は後にドラティによってかなり演奏水準も上がったと思います。やはり、この時代のフランス物は、アンセルメやクリュイタンスに軍配は上がしますね。ただ、コスパは大変良いBOXですので、お買い得だと思います。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/05/20
やや間延びのするブルックナーで、期待したほどではなかった。オケは悪くないと思うのだが。
ガイーヌや、スパルタカスなどのバレエ音楽の主要な作品はありません。仮面舞踏会(作曲者の指揮)があるだけで、他は協奏曲と交響曲です。メインは何と言ってもバイオリン協奏曲でしょう。オイストラフの力強い、線の太い音色は、他の追随を許しません。チェロ協奏曲は録音が古いのが残念。ピアノ協奏曲は可もなく不可もなくと言ったところでしょうか?交響曲は、指揮者が違うので統一感に欠けますが、作品を知る上では貴重な録音。ハチャトゥリアンの作品をこれだけまとめてBOXにしたCDは少ないので貴重だと思います。全般的には、やや録音の古さを感じますが、及第点だと思います。
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