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トップ > My ページ > やまと さんのレビュー一覧
検索結果:3件中1件から3件まで表示
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1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2015/01/27
ダヴィド・フレイDavid Frayは1981年南仏生まれの俊英ピアニスト。欧州ではバッハのピアノ協奏曲の自由闊達な演奏で話題になった。ニューヨークタイムズ誌の批評によると、音楽的にも技術的にも極めて洗練されており、そのアプローチは常に真剣で瞑想的なものだという。彼のバッハをディスクで聴くのは3枚目だが、実はこちらの方が早く発売されている。バッハの優美な2曲とブーレーズの精緻な2曲を交互に収録するという挑戦的なプログラム。この組み合わせはグレン・グールド著作集のタイトルを思い起こさせる。個人的にはバッハだけ集めて弾いてくれた方がよかった気もするが、両者を続けて聴くとバッハの音楽の抽象性というか普遍性がより強く意識されるから不思議。やはりこの人は耳が離せない。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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3人の方が、このレビューに「共感」しています。 2015/01/27
ダヴィド・フレイDavid Frayは1981年生まれの才能あふれるイケメン・ピアニスト。細部まで考え抜かれ、きわめて雄弁に語る音楽になっている。それでいてピアノの音は透明感があり美しく快い。速い楽章のスウィング感と遅い楽章での沈潜ぶりは、グレン・グールド以来の衝撃と言ってもよいくらいだ。詩的センスあふれる自由でロマンティックなバッハ。聴く者を虜にする魅力がある。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2015/01/27
ダヴィド・フレイDavid Frayのディスクに、まだ一つもHMVレビューがついていないとはどういうことか。1981年フランス南部出身の才能あふれるイケメン・ピアニスト。このディスクのジャケット写真はポピュラーミュージシャンみたいで、そのことがかえってイメージを損なってるかも。独仏共同運営のTVネットワークによるARTE音楽祭に出演。ブレーメン・ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団を弾き振りしたBWV1056は、ドキュメンタリー”Swing, Sing and Think”(2008)として公開されている(DVDでも発売中)。身も心も没入した演奏ぶりは、かのグレン・グールドを思わせる。とりわけ緩徐楽章での沈潜と歌い込みは、もう異次元の世界へ連れて行かれそうな感覚。彼自身はウィルヘルム・ケンプのように、歌いかつ語ることを目指しているという。ピアノでしか表現できない思い切りロマンティックなバッハ。この人の才能はもっと注目されてよいと思う。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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