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オヤジ さんのレビュー一覧 

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     2018/07/18

    この演奏リアルタイムで聞いていますし、その当時から自分でデジタル化でCDに焼き込み愛聴盤としておりますが、今回リマスター盤が出たので注文入れました。
    この演奏は、N響にとってチャイコの4番のベースです。
    20世紀のN響で最大級のfffが聞けます。(マタチッチのブル8よりもさらに大きい音を求められたらしい)
    しかも第1楽章から珍しく熱い演奏となっていますし、第4楽章のテンポもソ連国立程でないにしても速目のドライブ感の強く魅力的な演奏。このスヴャトラーノフの指示構成がN響に根付き、その出来の良さにデュトワ、アシュケナージら後任の常任指揮者らが、CDにこぞって録音販売した位ですから・・・。(知らないとわ言え、笑いしかでません)まあ、その位スヴャトラーノフの教えがN響に根付いたんでしょうね。
    N響ファンでない私でさえ買う位の出来ですから、一度聴く価値あると思います。

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  • 7人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2017/09/15

    このセットのレビューが長文になるの為敬遠されているので、私が書きます。
    一言でいうと「買って良かった」です。
    一見野外でのポピュラー・コンサートなのかと思っていたのですが、指揮者達の真剣さを見れば間違いと判ります。と言うか視聴して初めて解かること満載です。但し最初に前置きしておきますが、Disc13以降Disc20まで4:3の旧ビデオ撮影物です、残念。 気を取り直して簡単にプレビューします。
    Disc20の必見はプレートルの顔芸! 完全に指揮の指先を見なくても顔の表情だけでテンポ、表現十二分に判りますし楽器の演奏ができます。
    他の指揮者と比較してもやはりフランス物は別格です。
    Disc19の小澤征爾さんの演奏物は一部YouTubeでも見れますが、元の方がやはり綺麗ですし、汗だくの熱演ロシアンコンサートです。
    Disc17のアバド指揮のイタリアン・ナイトは期待以上の物でした。
    ベルリン・フィルの楽器の鳴りには吃驚。流石常任指揮者になった器量だったのかと納得できる物。それと「アイーダ」に使われた特注アイーダ・トランペットに思わず凝集してしまい声も出ました。「あ!。スカラ座から専用の特注品を借り受けてきたのか!!。」この事でもアバドの力の入れ具合が解ると思います。
    Disc15のサンクト・ペテルベルグ・ナイトが、私には最大の聞き物!!。
    まず、当りのメータ指揮の演奏レベル物です。(はずれのメータは2流以下と思える程、曲との相性にバラツキあるので・・・。*今年の定期でのチャイコの5番はレベルが低く過ぎて逆に驚いた。)それはさて置き、ピアノ独奏者が、あのバレンボイムです。チャイコのピアノ協奏曲第1番が丸々全曲取られていてバレンボイムの解釈も含め、この演奏が無名なのが絶対おかしい。ショパンの「小犬のワルツ」でさえ小品と思えぬ充実した演奏ではないか。この日のDVDは私にとって永久保存物です。
    Disc9のマーカス・ロバーツ・トリオでのガーシェイン・ナイトは必見物。兎に角、只々圧倒的な存在感は物凄い。良い悪いはさて置き一度視聴するべき演奏でしょう。
    後、Disc5のロシアン・リズムでのラトル指揮の「春の祭典」での熱の入り様は凄く、オケも含め大熱演物。今年の定期演奏会も含め4回聴いていますが、1番この年の物が好きです。
    他にDisc2のハリウッド・映画音楽など聴き物も多いですが、人によってハズレDiscもあるでしょう。でも良く考えて下さい。映像込みのDVD20枚物で¥12,000程度しかしないのです。因みにベルリン・フィル・デジタル会員価格とほぼ同じなんですよ。私は安いと思って買いました。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/03/15

    第9番の24bitリマスターとの事で購入。
    20年前のLPからこの音源を聴いているが、「酷い。」の一言。
    live音源なので観客の騒音(咳払い等)を消すためにノイズゲート技術を最初に通してるのだが、通常の設定のままで掛けているので楽器バランスが大幅に変更なってしまっている。内容的には、高・低音部を絞っているために中音が吐出して強調されてしまっている。
    具体的に言うとティンパニが一番奥にいってしまい、ウィーンpo.の弦楽器全体バランスが聞こえず第一ヴァイオリンでさえ中間ボリューム層になり金管楽器が前面で煩い。しかも53年当時の弦の艶でさえ音質固め調整のため台無し。
    一応24bit処理してるので個々の楽器音は鮮明なのだが、リマスター技術者のワルターとウィーンpo.への愛情が全く感じさせない音質です。
    あとダィナミック・レンジの狭さにはあきれます。
    元々、ブルックナーはppとffが頻繁に多用され、その音量差も楽曲の要素なのに酷い改悪としか言えません。
    現状では、この盤しか聞く事ができない演奏なので星は2つ付けました。
    この演奏を判断するのなら、LP持っている人の音源を聴くのがベストと思います。

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