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1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2024/11/04
cpoは時々19世紀に活躍したライト・ミュージックの作曲家の作品集を制作していますが、今作ではオーストリア出身のヨーゼフ・ラビツキーとその息子アウグスト・ラビツキーの作品集となっています。 どちらかと言えばヨーゼフの作品が多く収録しています。 ヨーゼフの作風はボヘミアのランナーと言われただけあり、初期のウィンナ・ワルツらしいシンプルなメロディを持った簡素なスタイルをしています。 幾つか録音のあるカールスバード・ワルツがヨーゼフの代表作品だと思いますが、それと同じぐらい繊細な作風で、当たり外れはあるものの悪くない。 アウグストの作品は父と同じシンプルな作品ですが最後の酪農家の夢等は代表曲となったアルプスの乙女の夢の様に牧歌的なメロディが美しく中々のものです。 収録された曲はほぼマイナーな曲で、そう言う意味で貴重です。 本作でも演奏はクリスティアン・シモニス指揮、ニュルンベルク交響楽団の演奏で収録されています。 シリーズ常連のこのコンビ、このCDでも安定した演奏を聴かせ、知られざる作品を知るには十分な水準の演奏です。 また2人の独奏者もよく歌っています。 2021年6月録音で、音質良好。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2024/11/03
ルイス・J・バックリー中佐指揮、アメリカ沿岸警備隊音楽隊の演奏で収録されたCD。 アメリカの作曲家による作品を収録したアルバムとなっています。 CDはスーザのワシントン・ポストで始まり、コープランドや指揮者バックリーの自作自演が続いた後、最後にウォードの美しきアメリカで幕を閉じる、オール・アメリカな選曲です。 中にはグールド『ホースレス・キャリッジ・ギャロップ』の様な非常に珍しい作品の録音もあります。 バックリー中佐は1975年から2004年まで永くこの軍楽隊の指揮者を務めた人物で、録音も多く残しています。 このCDではアメリカらしいジャズから吹奏楽の基本、行進曲までを安定した高い技術力と表現力で聴かせてくれます。 またアメリカ変奏曲は、元レニングラード軍管区司令部軍楽隊の隊長、ニコライ・ウシャポフスキー大佐が客演したライヴが収録されています。 同じ沿岸警備隊音楽隊でもこちらはロシアの指揮者と言う事もあってかサウンドに厚みがあり面白いです。 この録音のみ1991年録音と書いていますが、他の曲は録音年が書いてないため不明です。 しかし、音質は良好と言えます。 最後に収録曲は以下の通り。 1.ワシントン・ポスト(スーザ) 2.アメリカン・ドリーム(ベッケルjr) 3.リンカーンの肖像(コープランド arrビーラー) 4-7.プライド・カラード・ダンス(バックリー) 8.コール・ポーター・メドレー(ポーター arrフランケル) 9.ホースレス・キャレッジ・ギャロップ(グールド) 10.シロフォンの黄金時代(ワール他) 11. I-95ビバコネチカット(ブリッグス) 12.そりゃなしだろう(グッドマン) 13.いい娘を見つけた(ウィリアムズ) 14.オクラハマミキサー(arrバックリー) 15.アメリカ変奏曲(アイヴィス arrシューマン、ローズ) 16.美しきアメリカ(ウォード arrドラゴン) 演奏 アメリカ沿岸警備隊音楽隊 1-16 指揮 ルイス・J・バックリー中佐 1-14、16 ニコライ・ウシャポフスキー大佐 15
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2024/11/02
オランダの至宝と言われ、同国を代表するオランダ王立海軍軍楽隊は、戦後はフィリップス専属として様々なアルバムを制作してきましたが、その中から世界の行進曲を集めたアルバムです。 指揮者は第2代軍楽隊長、ヘイク・ファン・ラインスコーテン大尉ですが、1曲だけ初代隊長、ギスバート・ニューランド少佐のタクトによる録音があります。 戦後の創設期から軍楽隊が充実した1960年代にかけての録音で、同軍楽隊ならではの低音がバシッと効いた、メリハリある演奏が特徴です。 この時代の軍楽隊は行進曲の演奏が上手い団体が多く、このCDでも最初から最後まで名演が続く。 行進曲好きな方にはおすすめ。 録音は年代の割には良好な方だ。 CDの発売年は不明だが、西ドイツ製であることや、初期のCDによくある中心部まで銀色仕様を見ると30年以上前のものの様だ。 収録曲、演奏者は以下の通り。 1.旧友(タイケ) 2.ワシントン・ポスト(スーザ) 3.ハイデックスベルク万歳(ヘルツァー) 4.自由の鐘(スーザ) 5.剣闘士の入場(ブランケンブルク) 6.星条旗よ永遠なれ(スーザ) 7.サンブル・エ・ミューズ連隊(プランケット/ラウスキ) 8.剛毅潔白(タイケ) 9.海軍士官候補生(アルフォード) 10.忠誠(スーザ) 11.フローレンティナー(フチーク) 12.ボギー大佐(アルフォード) 指揮 ヘイク・フォン・ラインスコーテン大尉 1~3、5~12 ギスバート・ニューランド少佐 4 演奏 オランダ王立海軍軍楽隊 1~12
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2024/11/01
このCDは吹奏楽オリジナル作品を集めたものです。 コープランド『戸外の序曲』W.シューマン『ニューイングランド三部作』ホルスト『ハマースミス』ベネット『古いアメリカ舞曲による組曲』クレストン『祝典序曲』が収録されています。 ハマースミスを除いてアメリカの20世紀の吹奏楽作品としては古典的な作品を集めたアルバムです。 演奏はローウェル・グレアム大佐指揮、アメリカ空軍軍楽隊です。 グレアム大佐は1995年に同軍楽隊の隊長に就任し、2002年に後任であるレインデッカー大佐に引き継ぐまで7年隊長を務めましたが、録音活動も非常に活発に残していて、クラヴィアからも多数出ています。 本CDは隊長就任後1年程経った1996年に録音されたもの。 いずれもアメリカ空軍軍楽隊の高い技術と表現力を堪能出来る演奏で、例えばクレストンの祝典序曲は輝かしい金管やテンポ運びが理想的な名演と言えます。 その他の作品も鑑賞用にも作品を演奏する参考にも十分通用する出来で吹奏楽ファンにおすすめ。 録音は各パートがクリアな録音で、音質も良好です。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2024/10/29
アメリカの作曲家、フローレンス・プライスは、黒人女性作曲家として初めてアメリカのオケで、その作品が取り上げられ、成功した作曲家として知られています。 一時は忘れられたものの、近年は再評価されてきており、ナクソスでは3枚のオーケストラ・アルバムを制作しています。 このアルバムは第1集に続き制作されたもので、『交響曲第3番』『ミシシッピ川組曲』『アメリカにおけるエチオピアの影』を収録したものです。 このうちアメリカにおけるエチオピアの影は本録音が世界初録音になりました。 プライスの作品はロマン派スタイルの聴きやすい作風で、師であるチャドウィックから学んだドイツ的な構成と黒人霊歌やアフリカの音楽、豊かな歌謡性のあるメロディと聴きやすい作品となっています。 演奏は、ジョン・ジーター指揮、ウィーン放送交響楽団。 ジーターはナクソスでプライスの作品集を担当しているだけあって、その演奏は中々熱の入ったもの。 オケのウィーン放送交響楽団も充実した響きとアンサンブルで、これらの作品を初めて聞いても十分な水準の演奏と言えます。 録音は近年のものなので、音質は問題ありません。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2024/10/24
ノルウェーの作曲家、カール・グスタヴ・スッパレ・オールセンのピアノ作品全集です。 オールセンは1903年生まれで、ヴァィオリニストとしてオスロ・フィルハーモニー管弦楽団に在籍する傍ら、ヴァーレンやグレインジャーに作曲を師事し、作曲家として活躍、さらに音楽教育や評論活動も行った人物だそうです。 20世紀の作曲家ながら作風はロマン派の様にわかりやすい作品で、とにかくシンプルな作りが特徴です。 民族的な曲目もありますが、そこまでノルウェーらしい旋律は出てこず、洗練された旋律です。 ただ、その分癖はないので、今ひとつ記憶に残りにくいかもしれません。 演奏はエイヴィンド・オーゼというピアニストです。 この方、本CD以外では録音がないようですが、1曲を除いて世界初録音という事を考えると作品の魅力を十分に引き出した演奏だと思います。 録音、音質は良好。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2024/10/23
アレクサンダー・ブリンケンという作曲家の管弦楽作品集です。 ブリンケンは1952年、ソ連時代のレニングラードに生まれ、ロシアで音楽を学んだ後、1992年にスイスに拠点を移した作曲家との事です。 収録曲は『交響曲第4番』と『奇想曲』の2曲です。 ブリンケンは交響曲を5つ書いているそうですが、2014年から翌年にかけて書かれたこの第4交響曲は大編成管弦楽のために書かれた作品で、ネオ・ロマン派的な作風で、ブルックナーの様な壮大な作品です。 一方奇想曲は1985年に書かれたピアノをソリストにした作品。 交響曲に比べて、前衛的な作品でちょっと難解です。 演奏はライナー・ヘルト指揮、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団、ピアニストは作曲家自身によります。 オケはイギリスを代表するオケの一つですから、演奏は中々立派。 作曲家のピアノも上手いです。 両方とも世界初録音と言うこともあり、十分な水準の演奏だと思います。 2019年録音なので、音質も良好です。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2024/10/18
テオドレ・クチャル指揮、ウクライナ国立交響楽団の演奏で収録されたプロコフィエフの交響曲全集の一枚。 このCDには『交響曲第6番』『ワルツ組曲』を収録しています。 交響曲第6番はプロコフィエフの交響曲の中でもマイナーな部類にあたる作品で、有名な1番、5番、7番あたりと比べると作品は難解です。 ワルツ組曲は名前の通り、プロコフィエフの歌劇や映画音楽からワルツを集めて再構成された作品で、ショスタコーヴィチの舞台管弦楽のための組曲の様なわかりやすさを持った作品。 交響曲とワルツは作品番号が一つ違う同時期の作品です。 クチャルとウクライナ国立交響楽団は優れた演奏をナクソスに録音しましたが、本CDもその一つ。 どちらかと言うとワルツの方がクチャルのタクトがのってきて、数少ないこの作品を聴くにあたり良い演奏だと思う。 録音は1994年、ナクソス品質なので問題ありません。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2024/10/04
イギリスの作曲家、マルコム・アーノルドの映画音楽を集めたCDです。 シャンドス・ムービー・シリーズは現在ラモン・ガンバとBBCのオケによる演奏となってますが、初期はリチャード・ヒコックス指揮、ロンドン交響楽団と大手レコード会社で活躍した人物が参加、このCDもヒコックスとロンドン交響楽団のコンビによります。 収録曲は、大管弦楽のための組曲『戦場にかける橋』組曲『汚れなき瞳』『超音ジェット機』組曲『ポプソンの選択』組曲『第6の幸福をもたらす宿』です。 アーノルドの映画での代表曲は戦場にかける橋だと思いますが、クワイ河マーチは演奏されても他の曲は演奏されず、録音もされず、聴くのは難しいので貴重な音源。 また日本では吹奏楽界で人気の高い、第6の幸福をもたらす宿も原曲の管弦楽版は中々録音がないため貴重です。 ポプソンの選択の様な戯けた様なメロディから勇壮なメロディまでアーノルドの多彩な才能を堪能できると思います。 ヒコックスとロンドン交響楽団の演奏は非常に立派なもの。 ロンドン交響楽団と言えば映画音楽を多数手がけた事もあってか、サウンドが華やかで、戦争映画だとキラキラした金管も加わり、ゴージャスな演奏を聴かせてくれます。 録音、音質は問題ありません。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2024/10/03
シャンドス・ムービー・シリーズの一枚で、ハンガリー出身、アメリカに移住してハリウッド映画で活躍した、ミクロス・ローザの映画音楽を収録したもの。 『バグダッドの海賊』『ジャングル・ブック』『サハラ戦車隊』『ベン・ハー』を収録、いずれも組曲として編まれた楽譜を使っての演奏となっています。 演奏はラモン・ガンバ指揮、BBCフィルハーモニー管弦楽団で、シリーズの常連による演奏です。 ガンバの演奏はコンサート・スタイルのシンフォニックな音楽作りです。 ローザの作品、特に収録作品はオーケストラの魅力を存分に生かした、鳴りの良いスコアですが、BBCフィルハーモニー管弦楽団は良く鳴っていますし、ガンバの指揮もメリハリがあり、いつも通り良い仕事をしています。 例えば最後の戦車競争の行進曲は通常より速めのテンポ設定で、演奏会用の演奏である。 収録時間は80分とCDの限界まで収録されております。 録音と音質は近年に録音されただけあり、非常に良いです。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2024/10/02
このCDはイギリスの作曲家が書いたファンファーレを集めたCDである。 演奏は、ジェイムズ・ストバード指揮、ロック・ブラス・コンソートです。 収録された作品は、エルガー、ブリス、ウォルトン等、20世紀の作曲家の手によるもので、中にはティペット、ラッブラ等マイナーな作曲家の作品もあります。 ファンファーレという作品の性質上、殆どが機会音楽であり、大抵が1分前後の短な作品ですが、その中にも各々の個性が感じられます。 この手の作品は一度演奏されたら次の演奏機会は稀で、ましてや録音も少ないため、このCDの企画は貴重なものと言えるでしょう。 ロック・ブラス・コンソートは名前の通り金管楽器で編成された団体で、演奏はこの手の作品のCDとしては立派なものだと思います。 1977年1月録音で、年代の割には音質は良いです。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2024/09/29
イギリスの作曲家、アーネスト・ジョン・モーランの交響曲とシンフォニエッタを収録したアルバムです。 モーランは1894年に生まれで、作曲家としては、1937年に書かれた本CD収録の交響曲で、高い評価を得たとの事です。 この交響曲はイギリスの作曲家が書いたシンフォニーにありがちなとっつきにくさはあるものの、アイルランド民謡の雰囲気を取り入れ、繊細な和声とダイナミックな管弦楽法、そして抒情的な旋律を持っており、イギリス交響曲の隠れた佳作と言えます。 シンフォニエッタは交響曲より分かりやすい作品ですが、交響曲に比べて今ひとつかなと思いました。 演奏はボーンマス交響楽団、指揮者はディヴィット・ロイド=ジョーンズです。 指揮のロイド=ジョーンズはイギリス音楽を得意とする指揮者で、ナクソスに結構録音があります。 ここではイギリスの有名オケの一つ、ボーンマス交響楽団を振って、非常に丁寧に作品を演奏しています。 録音は当時のナクソス品質であり、特に問題はありません。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2024/09/19
ラリー・H・ラング大佐指揮、アメリカ空軍軍楽隊の演奏で収録された音源で、アメリカの現代の作曲家による作品を集めた内容となっています。 指揮のラング大佐は、アメリカ空軍ヘリテージ・オブ・アメリカ軍楽隊、アメリカ空軍士官学校軍楽隊、アメリカ空軍リバティ軍楽隊の隊長を務めたのち、2012年よりアメリカ空軍軍楽隊の隊長に就任し、2019年まで在任しました。 クラヴィアはアメリカ空軍軍楽隊の演による自主制作盤CDの市販化CDを多数リリースしており、このCDも2015年に録音、自主制作された音源を市販化したものです。 ラング大佐が就任して以降、軍楽隊はより繊細な演奏をする様になりましたが、本CDでも繊細な表現と高い技術力を持った演奏を繰り広げてており、例えばバーバーの『悪口学校』や、ジルーの『交響曲第4番』を聴くと良くわかると思います。 一方、ウィリアムズの『フォー・ザ・プレジデンツ・タウン』ではアメリカのブラスらしい、輝かしい金管が鳴り響きます。 全体的にスマートな機動性の良いサウンドと演奏はアメリカ空軍軍楽隊ならではでしょう。 録音年は上記の通りで、アメリカの軍楽隊の録音で良く利用されるヴァージニア州アレクサンドリアの、レイチェル・M・シュレンジンガー・コンサート・ホールで収録されたもので、ホールと言うこともあり適度な残響と細部までしっかりと聴こえる録音は良いです。 本CDはそれまでプラケースだったのが紙ケースに変更されており、ライナーがついてないので、楽曲の解説がない事が残念。 収録曲は以下の通りです。 1.タワー・アセンディング(オーキン) 2.ワイルド・グース(ジョージ) 3.レット・イヴニング・カム(グランザム) 4.序曲『悪口学校』(バーバー arrバーダー) 5.交響曲第1番『エレミア』より第2楽章(バーンスタイン arrベンクリシュート) 6.ファンファーレ・リトミコ(ヒグドン) 7.交響曲第4番『日本からのしおり』第5楽章蒲原夜之雪(ジルー) 8.行進曲『バースト・オブ・ブルー』(サーストン) 9、10.エンド・オブ・ノウイング(ビーザー) 11.フォー・ザ・プレジデンツ・オウン(ウィリアムズ) 12.行進曲『リングマスター』(マッキー) 録音 2015年3月29日から4月2日、レイチェル・M・シュレジンガー・コンサート・ホール、アレキサンドリア
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2024/09/12
このCDはジャック・スタンプ指揮、キーストン・ウィンド・アンサンブルの演奏によるCDです。 スタンプ&キーストンの演奏はクラヴィア等にも録音がありますが、シタデルにも幾つか録音を残しており、これもその一つになります。 このCDはアメリカの作曲家の作品を集めた内容となります。 メニン『カンツォーネ』クレストン『祝典序曲』等懐かしのアメリカの作品の他、マー『幻想曲』キャンプハウス『夜を守る友』と言った録音当時新しい作曲家の作品まで、アメリカの吹奏楽オリジナル作品の有名無名問わず、新旧をバランスよく収録した内容となっています。 タイトルにもなった『アベラールの歌』を初め、幾つかの曲は世界初録音とあります。 スタンプの演奏は、丁寧に整えられた歯切れの良い演奏と言った所で、いずれも水準高く安心して聴ける演奏と言えます。 1998年録音で、綺麗に録られた録音です。 アメリカ吹奏楽作品に興味があればおすすめです。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2024/09/09
このCDはアラン・ホヴァネスとヘンリー・カウエル、20世紀に活躍したアメリカの作曲家の作品を集めたもの。 収録音源は全て米CRIが原盤とのこと。 最初の3曲はホヴァネスの作品。 一番初めに登場する『聖なる都市』は、アーサー・ベネット・リプキン指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏で収録されたもの。 この作品の数少ない録音の一つであるが、演奏の出来は中々上手く、作品を知るには1番良い演奏だろう。 次に登場するのは『トリプティーク』で、アルフレード・アントニーニ指揮、バンベルク交響楽団&ベイラウンド・シンガーズ、ベニータ・ヴァレンテの歌唱で収録されたもの。 これはオーケストラと声楽のための作品でやはり録音は珍しいようだ。 指揮のアントニーニはアメリカの指揮者で、録音は本音源の様に伴奏が多い。 この演奏は確かな伴奏と、ヴァレンテの歌唱が素晴らしい。 次に登場するのは『オルフェウスによる瞑想』で、ウィリアム・ストリックランド指揮、日本フィル・ハーモニー交響楽団。 ストリックランドは日本に客演し、アメリカの当時の現代の作曲家の作品の紹介をした事で知られるが、同時に録音も残している。 これもその一つで、オケは荒さもあるが、何より共感と情熱がよく伝わる手作り感溢れる演奏。 次からはカウエルの作品で『ミュージック1957』は日本に滞在中に書かれた作品との事で、アジアの音楽に影響された作品。 演奏は渡邉暁雄指揮、日本フィル・ハーモニー交響楽団。 こちらは普段から客演していたからか、よりオケの響きは充実しており1960年代の日本のオケとは思えない立派な演奏を繰り広げています。 他に録音はないと思われますので、ベストと言える演奏でしょう。 『シンクロニー』はウィリアム・ストリックランド指揮、ポーランド国立放送管弦楽団による演奏。 トランペットの独奏から始まるこの作品は聴きやすい方だが、作品としてはイマイチ。 ただ、当時東側、ポーランド国立放送管弦楽団の技量は高く、時にジャズを思わせる部分も難なく吹きこなしており、演奏は面白い。 ストリックランドの指揮が良いのかもしれないが。 録音は1960年代から1970年代で、やはりあまりよくはない。 しかし、収録内容や演奏は悪いものではないので、アメリカ管弦楽作品に興味があれば買ってみて良いかもしれない。
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