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ぷぅさん さんのレビュー一覧 

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     2021/04/11

    初期のあこがれは少ない。あこがれ以降が大半。あこがれは、読みにくい今となってはとは思うが。そう思うと、それ以降の試作の大転換に驚くが、時代の移り変わり(外部からの激流にのまれるような)に激しく呼応した啄木の精神の遍歴のような気もする。後期の意外なほどあっさりしたものは、こう思うと悲しくもある。一筋縄ではいかない詩人だ。

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     2021/04/11

    抒情的なものや感傷的なものや、若干甘い感じの詩が多いように思う。明治に活動した詩人の胸の内をまず思うが、明治という近代化のまっただ中にいる人々の声というものも知らず知らず織り込まれているのかもとも思う。拾い読みにはとてもすき。

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     2021/04/11

    一瞬を切り取り理性や感情を濃厚に練りこんでいったような情景、暗示的で象徴的な言葉が続くので理解するのはすぐできないが、何度もおっていくと大気のようにまとわりつくように感じられる。

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     2021/04/10

    もっとも愛する作曲家のひとり、ひととおり関係本を読んだが、人物像が結果的に一番分かったのが本書。ある程度のことは分かっていてそれ以上のこと、論文のようなもの以下といった位置づけだと思う。引っ越しの全図はいつか行ってみたい。(かグーグルマップで見てみたい)ひとりの人間としての苦悩の結果として作曲年代を照らし合わせると曲が聞けます。初期の曲のなんと豊饒なことか。

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     2021/04/10

    伝記の形態。他は知らないので比べられないが、幼少からの小さなエピソードや経歴が語られていくので、作者のいいたかった人物像が浮かんでくるような本。その姿勢はひたすら敬虔、しかし本質的には(終局的には)やはりひとりの人間、こうして曲を聞くと、隅々の旋律の綾のようなものが実に愛らしく語り掛けてくる。

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     2021/04/10

    日記風の構成ながら、主人公がさまざまに展開し描かれるため飽きさせない。痛々しい場面も、主人公の人物像が確かに伝わるのでむしろ耐え忍ぶ様子が当然のようにこちらにもわかる。老人を描いてこの爽やかさはとてもいいと思う。

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     2021/04/10

    この作者の初で読んだ。温かみのある本で気に入った。むづかしく書けばいろいろあるのだろうけど、小説の人を癒すような力が本来の小説の姿の一つだと思う。ゆっくり読めたし読後も幸せだった。

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     2021/04/10

    普賢 読み手を引き付けるような作ではないが、なにか不思議な印象を残す。人生という複雑でどうしようともできがたいものを、肯定的に見つめなおすことができる目を持つことができる作品、という感じがした。

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     2021/04/10

    簡潔な文体で淡々と描く、が緊張感が伴ったもの。北海道の情景を知るものなら、その大きさを感じられると思うが、文体はむしろ、アイヌの人のなかの自然の様を描いたようで、その結末とともに鮮烈な印象を受けた。

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     2021/03/28

    丁寧な演奏でとくに夢の時は、今まで聞いた中で最も美しく作者の語ることが分かったような気がした。作曲家自身が細かい指示をしているので、楽譜通りに演奏してくれればいいと語っているが、その通りの音自体が語るような良演。録音も非常に良い。

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     2021/03/25

    単体では買わないような編成のものもあった。こういう機会はありがたい。ホルンボーを発見できたことがおおきい。それぞれ聞きごたえあり。デンマークなどが中心。クラシックもネームヴァリューというのが薄れてきて先入観なしに聞けるようになったと感じる。自分の耳、感受性だけを頼りに音楽の海を渡るのは楽しい。

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     2021/03/17

    一人の作曲家にいれこんでその曲ばかり聞く時期が何度かあり武満徹も3度ほどあった。今は聞き返すたびに昔の聞き方が足りなかったなと思うが、本書を読むとまず人としての魅力に気づかされる。インタビューや著書の抜粋からの間接的なものなので、普段の人間関係とは比べられないが、ものを見つめる深さ(と簡単にかくと違和感があるが)それにもかかわらず、率直さもいろいろな人間らしさも持ち合わせ40年の年齢差からくる理解できない部分があるにもかかわらず惹きこまれる。また終戦時点で14歳ということから、戦中戦後の世相をひとりの人間が感じたままを実感ゆたかに表すさまは読んでいて非常に興味深く面白い。人間の意識、行動などの動機など最も根源的なものを語るさまは、自分の同じものを言葉で語ってくれるようで気が晴れるようで、これは音楽家の伝記的なものであると同時に、一人の人間が世界に語る人というもののさまざまなことといった良い本。立花隆の武満氏逝去のときの男泣きの映像も思い出された。

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     2021/03/07

    不思議な作風、親しみやすいが陳腐にならす、瞑想的であるが視界は広く、独特の旋法てきなメロディを用いつつ普遍性も感じられる。また聞きたいと思わせる作曲家だ。長寿がなにか納得してしまう心と精神とに響く音楽。

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     2021/03/02

    残念ながら廃盤のようだが、すばらしい作曲家なので。無調作品だが、ベルクのような官能性とシェーンベルクのような推進性を持っている。旋律は、とくにこの作曲家の重要な要素だが、旋律に無調ながら、多くの和声的要素を持たせられており、卓越した対位法処理で何層にも曲が進んでいくさまはすばらしい。表題作のカサンドラは80半ばの作、自身のナレーションも入り、音楽自体は30分余りだが、ソロと最後の8分あまりの合奏という構成もいい。目新しさはないともいえるかもしれないが(現代でそういうものは不要だと思う)、すばらしく力のある作品。復活を願う。

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     2021/02/28

    ふしぎな明るさがある、調性感のある無調、無調に近い調性音楽のような感じ。ドイツの人だなと思うのは、スタイルが明瞭なところ。でも一見した感想、2つの大戦を人生前半で経験した人はどんなことを思って音楽と向き合ったのかなどと思うと、このときに静かにときに軽快に語りかけるような音楽がなにを表現したんだろうと考える。どちらかというとメッセージ性のある音楽というより、20世紀を生きたこのひとの純音楽というものだろう。甘い響きは少ない類の無調なので好みは分かれると思うが、かんぜんとするところのない聞きごたえのある作品。

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