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マーラー(1860-1911)

SACD 【中古:盤質A】 交響曲第5番 ホーネック&ピッツバーグ交響楽団

【中古:盤質A】 交響曲第5番 ホーネック&ピッツバーグ交響楽団

商品ユーザレビュー

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    Tai  |  UNITED STATES  |  不明  |  2011年11月18日

    何度も言うのは馬鹿げているのですが、「つよしくん」氏の「ピッツバーク交響楽団は必ずしも一流のオーケストラとは言い難い」という発言は一体何を基準にに言っておられるのか、全く理解できません。あなたは実演を聴いたことはあるのですか・ 日本人はヨーロッパ志向が強く、アメリカのオーケストラは「シカゴはヴィルティオーゾ」「フィラデルフィアは弦がよい」「セルの鍛えたクリ―ヴランドは云々」といった、実際には最近の実演を聴いてもいないのに、昔の誰かさんがいったことをいかにも自分は聴いて知っているかのように繰り返して言われるのを聞かされるのにはうんざりです。アメリカのオケの財政事情もあって最近は日本公演はぐっと減っていますが、シカゴ、クリーヴランドだけでなく、ロス・アンジェレス、サン・フランシスコ、それにミネソタなど、今のアメリカ楽団のレヴェルはとても高いのです。それだけでなく、例えばAlex Kerrのようにアメリカ人で長いことコンセルトヘボウのコンサートマスターやっていたような例(彼は今はアメリカに戻って活動しています)も多々あります。 知ったかぶるをするのはやめて下さい。この世界は常に変わっているのです。それだからこそ面白いのです。

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  • ★★★★★ 

    村井 翔  |  愛知県  |  不明  |  2011年11月07日

    これまでの3曲と同じく、いわゆる爆演型の対極に位置するような演奏。やや遅めのテンポを維持しつつ、5番の特色である線的対位法のからみを隅々まで描き尽くすことに全力をあげていて、音楽を感情的に煽ろうという気配を全く見せない。「嵐のように激動して」という第2楽章冒頭あたりは、さすがにクールに過ぎるのではと思ってしまうが、第2主題に入ると、チェロの主旋律と木管から第2ヴァイオリン以下のピツィカートに渡される対旋律、あるいは「茶化し」旋律の配合のうまさに魅せられてしまう。かつてのシカゴ響を思わせるほど、金管が雄弁な響きのバランスも、この曲に関しては、まさしく正解。終楽章も無理に突っ走ることはしないが、ホルン、トランペットの見事な名人芸からごく自然に盛り上がって、白熱的なエンディングに至る。曲のポリフォニックな構造をここまで克明に聴かせてくれた演奏は前代未聞と言っても過言ではないだろう。それにしても、相変わらず「一流のオーケストラとは言い難い」と言われたのではピッツバーグ響がかわいそう。マゼール、ヤンソンスの時代から全米屈指のオケだったと思うし、そもそもこの録音がまぎれもない「一流」の証明だ。

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  • ★★★★☆ 

    masato  |  新潟県  |  不明  |  2011年11月14日

    先にレビューされた村井様に賛成です。第3番のレビューにも書かせていただきましたが,もうかつての“ブランド志向”の時代は終わり,オケは一流も二流もない戦国時代に入っています。M.T.トーマス,ジンマン,そしてこのホーネック,紛れもなく“一流”のマーラーです(トーマス&サンフランシスコは私にとっては超!一流)。トーマスを聴いてしまった後では“No.1だ!”とは言えないし,ジンマンを聴いた後では“最も精緻”とも言えない。が,美しさ・空気感では引けを取らない。その傷のない,美しさゆえに十分な満足感が得られない…何とも申し訳ない,贅沢な不満だ。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年10月30日

    ホーネック&ピッツバーク交響楽団によるマーラーの交響曲チクルスの第4弾の登場だ。既発売は第1番、第3番及び第4番という初期の交響曲であったが、今回は中期の第5番。これまで好評を博してきたこのコンビによるマーラーの交響曲チクルスの真価が問われる曲目と言うことができるだろう。ホーネックのアプローチは、バーンスタインやテンシュテットなどのように思い切ったテンポや強弱の変化、そしてアッチェレランドを駆使するなどによるドラマティックな演奏ではなく、むしろ近年のマーラー演奏に一般的な、曲想を精緻に、そして丁寧に描き出していくという演奏を基調としていると言える。そして、このような近年の一般的な演奏の中でも、特にホーネックの場合は、オーケストラの中でヴァイオリンを長年にわたって演奏してきただけあって、各楽器セクションの精緻な響かせ方には際立ったものがあり、各楽器セクションの細やかな動きをおそらくはこれ以上は求め得ないほど完璧に音化しているのが素晴らしいと言える。マーラーの交響曲の演奏において必要不可欠な剛柔のバランスも見事に取られるとともに、前述のような際立った精緻さによって他の演奏ではなかなか聴くことが困難な音型も聴くことが可能となっており、単にスコアに記された音符の表層だけを取り繕っただけの内容の希薄な面白みのない演奏にはいささかも陥っていない点を評価したい。また、とりわけ、第3楽章におけるテンポの思い切った振幅や、第4楽章における効果的なゲネラルパウゼの活用など、精緻かつ丁寧なアプローチの中にも個性的な解釈を的確に散りばめてくれているのも素晴らしい。ピッツバーク交響楽団は必ずしも一流のオーケストラとは言い難いが、それでもホーネックの薫陶の下、他の一流オーケストラと遜色がないほどの名演奏を繰り広げているのも見事であると言える。マーラーの心情の吐露が顕著に表れてきた中期の交響曲第5番だけに、我々聴き手の肺腑を打つのは、バーンスタインやテンシュテットなどによるドラマティックな演奏であると言えるが、ホーネックによる本演奏のような精緻なアプローチもまた、同曲の魅力の一面を表現したものとして高く評価をするのにいささかも躊躇するものではない。そして、本盤の魅力は、こうしたホーネックの精緻なアプローチを完璧に捉えきった極上の高音質録音であると言える。ピッツバーク、ハインツ・ホールの豊かな残響を活かしたSACDによる現在望み得る最高の音質は、マルチチャンネルが付加されていないにもかかわらず臨場感においても申し分がないところであり、ホーネックの精緻なアプローチをより一層際立たせるのに大きく貢献していることを忘れてはならない。いずれにしても本盤は、演奏、録音の両面において極めて水準の高い素晴らしい名SACDと高く評価したいと考える。

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  • ★★★★★ 

    ゲニウス=ロキ  |  京都府  |  不明  |  2011年10月29日

    深い読みに基づきながら、しかし音楽は何処までも自然な息吹を失わない、稀な演奏。 しばしば金管の鋭い”アメリカン”な響きが耳を突くが、表現としての必然を破綻させるような質のものではない。 ことさらに”ウィーン風”をやってみせた第3楽章は、確かに相当にあざといが、愉しい発見に溢れていて新鮮。 絶美はアダージェット。 息も絶え絶えに揺れ動くその様は、死に憧れるエロスそのもの、というくらい官能的。 そして壮麗なポリフォニーの大伽藍が大らかな歌の中から出現する、圧巻のフィナーレ。 ホーネックの独自性が隅々まで行き渡り、見事に花開いた名盤、と感じた。

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  • ★★★★★ 

    フルシチョフ  |  東京都  |  不明  |  2012年04月20日

    1番と同様に、所々で楽器のバランスが通常の演奏と違う部分があり、ホーネックならではの解釈を見せる。ただ全体としては伝統的な演奏の範疇に入っていると思う。オケは金管に余裕を感じる。音量よりも楽器間の音色のバランスに重点を置いていることは明らか。それでも弦楽器を圧倒している。金管に音量を合わせると弦が小さいし、弦に合わせると金管が大きい。家庭で聴くには録音のダイナミックレンジ広過ぎ?

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    淳メーカー  |  愛知県  |  不明  |  2012年01月27日

    シップウェイのアダージェットを好んでおりましたが、当盤を聴いてうかつにも涙が出てしまいました。私も年だ。細かい音楽的分析は出来ませんが、単に流麗でもなく、かといってこの楽章の代名詞である耽美的でもないのだろう。何だろう、この聴後感。みなさん、感想を聴かせて下さい。ホーネックはピッツバーグの有り余る技量を十分コントロールし、冒頭のファンファーレからロンド・フィナーレの大団円まで聴き手を時間旅行に誘う。まるで既存の巨匠たちの名演を過去に追いやらんかの勢いで。聴いて爽快だが細部に、要所要所に彼なりの拘りのあるこの第5番。目が離せない。

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