レクィエム クラウディオ・アバド&ベルリン・フィル、スウェーデン放送合唱団
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奇矯収集家 | 東京湾 | 不明 | 2006年05月09日
確かにアバドは第9のベーレンライター事件で我々を震撼させてくれた。今回もアバドは期待を決して裏切らない。どれほど学究的に優れた内容でも、まずは演奏だ。現代音楽の分野で最高の表現を可能にするスウェーデン放送合唱団をここまで浮かせまくるとはたいしたものだ。素晴らしいものを選りすぐり、それをカオス状態で葬り去るその手腕。オケもひたすら個人技に走り、その壊滅的なバランスの悪さは本当に凄い。カラヤンの魂を地獄にでも堕とすつもりだろうか?もはや存在自体がギャグ。アバドはやはり凄い。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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