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マーラー(1860-1911)

CD 交響曲第9番 バルビローリ / ベルリン・フィル

交響曲第9番 バルビローリ / ベルリン・フィル

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  • ★★★★★ 

    ルパン4世  |  浜松市  |  不明  |  2007年07月17日

    音楽評論家の福島章恭氏が、この演奏について、「まず、解釈以前に黄金色に輝く豊穣なサウンドを聴こう。」と仰っていたが、まさかそんなに他の演奏と違いは無いだろう、そんな気持ちがやはりどこかにあった。しかしこのサウンドはどうしたことだ!!ベルリンフィルは人を得ればそれこそ奇跡の様な音を奏でるという証左がここにある。そして演奏もまた、バーンスタイン、ワルターに並ぶ超名演だ。温かいね、バルビローリは。

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  • ★★★★★ 

    ヴォイジャー  |  長崎県  |  不明  |  2007年04月03日

    個人的にはこの曲の中では最高の演奏。これを一番最初に聞いたのでこの曲のハードルがかなり高くなりました。確かチェリストだったサージョンだけにコシのあるマーラーで変に手を加えたりしていないし、派手でもないが感動がつまった演奏。そりゃベルリンフィルの団員から録音してってお願いされますよね!本当に「遺してくれれありがとう」的な演奏です。今でもこの曲のファーストチョイスです。

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  • ★★★★★ 

    たけかわ  |  豊中  |  不明  |  2007年03月18日

    人気のある曲でいい演奏もたくさんあるためまよいますが、長く聞くにはこれがいいかもしれないです。録音は古いですが、バランスはいいので、まとまりよく聞けます。マーラーに過激な表現を期待するには向いてないですが、この演奏には味わいがある。バーンスタインのベルリンにはあまりないです

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  • ★★★☆☆ 

    たか  |  東京  |  不明  |  2006年10月18日

    賛辞が並んでいるので少々書きにくいが、現在の標準的な解釈からは外れた演奏だと思う。バルビローリは典型的な横に振る指揮者で、独特のズルっとした感じ(うまく言えない)がシベリウスやブラームスなどで(好き嫌いはともかく)一種独特の味わいを出している。だがマーラーとなるとどうだろうか?マーラーってそんなに暖かい音楽だろうか?もっと悩んで苦しむから共感できるのではないだろうか?古い世代では私はホーレンシュタインをとる。

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  • ★★★★★ 

    世捨て人  |  神戸  |  不明  |  2006年09月09日

    今を去る30年前心に深い傷を負ってこのLPを聴いた時にそれまでは感じなかったこの曲、この演奏家の底知れぬ人生に対する後悔・哀惜の情に慟哭してしまいました。今でもこの演奏を聴くと涙してしまうので滅多に聴けません。クレンペラー、テンシュテッ等の演奏からは決して感じ取れない何かがあります。マーラーの音楽は人間の弱いところばかり突いてくると言われますが、この曲のこの演奏はまさにそのとおりと思います。私の浪費された青春時代の墓標です。

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  • ★★★★★ 

    マコシュテット  |  turumi yokohama  |  不明  |  2006年05月20日

    第四楽章冒頭の数小節だけでこの演奏はもう完結してますよね。これは録音的にもそう思えてなりません。暗い部屋に入り、ロウソクに一つ一つ丁寧に火を灯すのですが、その瞬間にそれらが消えてゆくというような楽音(命)の明滅が繰り返されて綴られていきます。ここの音は他の演奏ではまったく聞き取れないのです。弦楽器奏者出身のこだわりがこの音を引き出したのでしょう。

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  • ★★★★☆ 

    セサミン  |  水道橋  |  不明  |  2006年02月25日

    バルビローリの歌には陰影が少ない。不協和音、調性が下っていく部分を巧みに解体し、肯定的な言語をクローズアップしていく。しかもイギリス音楽を奏でるかのような透明なハーモニーが、曲の隅々まで光を当てるような印象を与えてくれる。4楽章から影が消え、幸福な憧れと光に包まれていくように聴こえるが、肯定的な言語を使いこなしているからできる芸当で、この指揮者の音楽的修辞力の高さが分かる。21世紀の今、このような肯定的な表現は現実逃避かも知れない。しかし天国的な魅力を求める人にこれ以上の演奏があるとは思えない。

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  • ★★★★★ 

    ギネス  |  横浜  |  不明  |  2005年09月20日

    レコード時代から入ったからもう聴き始めて25,6年になる。当時はまだ「マーラー?」って感じで9番も店頭にワルターとバルビぐらいしかなかったような気がする。レコードは高くて5000円して、買えた時は嬉々としたものだ。買った理由は「吉田秀和氏」の書かれたコメントだった様に思う。以後マーラーブームとなり続々と9番も出たが、今でも一番しっくりするのがこの演奏。

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  • ★★★★★ 

    Sir John Barbirolli  |  tottori  |  不明  |  2005年09月18日

    毀誉褒貶殿、私の思い違いならば、お赦しいただきたいのですが、「奇跡の録音」と書いたのは、録音云々と言う意味ではなく、ご承知のとおりBPO楽団員全員の所謂「総意」により、録音が行われたことが「奇跡」だと言う意味です。どうぞ御理解下さい。

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  • ★★★★☆ 

    いやみなぶらいあん  |  世田谷区  |  不明  |  2005年08月04日

    バーンスタインの絶演やラトルの精緻な演奏などが出ている今、個々の表現は生ぬるいとは言わないがスタイルとしてはさほど抉ったものではない。ここで聴くべきは指揮者の暖かい人格と非常に丁寧な表現と、それにぴったり寄り添うオケの血の通った有機的な響きだと思う。なかなかここまで暖かく充実した音を聞かせる事はBPOでもそう多くはない。

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  • ★★★★★ 

    Barbirollian  |  tottori  |  不明  |  2005年04月15日

    ”Not since Furtwangler have we heard such human warmth and soul combined with superb musicianship” …とある通り、この録音が、マーラーの第9交響曲史上、最高の演奏であることは間違いない。 なぜならば、この演奏の根底には、バルビローリの熱くたぎった「血」が流れているからであり、それが聴くものの心を打つ。 まるでバルビローリの熱い「血」が我々の心臓に、直接そそぎ込まれるような感じを受ける。この演奏を超えるものは、未来永劫、現れることはないだろう。

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  • ★★★★★ 

    SunnySide  |  Suginami City, Tokyo  |  不明  |  2005年04月10日

    ここから聴き始め,交響曲も歌曲もひと通り揃えた。ある時はその誇大妄想に辟易し,ある時はデリケートな表現に気が疲れ果て,それでもなお惹き込まれずにはいられない,マーラーの作品群。私にとって原点であるここへは,時に帰らずにはいられなくなる。バルビローリとベルリン・フィルとの相思相愛が生んだ雄渾な演奏に,ただただ心打たれます。

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  • ★★★★★ 

    毀誉褒貶  |  関西  |  不明  |  2005年03月04日

    無類のマーラー好きの私にとって、9番は最も敬愛し、また様々な思い出深い曲。そういえば、初めて聴いた時、4楽章に何故か思わず涙してしまったっけ・・・。だから9番だけでも数々のレコード、CD、沢山の衛星録画VTRを収集し、またコンサートも昔はバーンスタインイスラエルフィル、最近ではバレンボイムベルリンフィルなどなど切っても切れないと思っていました。しかし・・・この名盤を聞いてからは、他の4楽章が聞けなくなるほどの衝撃でした。涙が止まらない。金の為ではなく命をかけて創造されたものだから。やはり録音技術より本物の演奏だ。

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  • ★★★★★ 

    Sir John Barbirolli  |  tottori  |  不明  |  2004年12月04日

    「フルトヴェングラーいらい、われわれはこのような人間的な温かみと魂とが最上の音楽性とむすび合わされるのを聴いたことがなかった」。 …この1文に尽きると思います。マーラーの第9交響曲史上、奇跡の録音です。

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  • ★★★★★ 

    ハンス  |  熊本市  |  不明  |  2004年10月23日

    この曲は手に余るほど持っているのでしばらく購入をためらっていましたが、バカでした。全楽章通して何度も聴きたくなる超名演!迷わず購入しましょう。

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