バルトーク:ヴィオラ協奏曲、エトヴェシュ:レプリカ、クルターグ:楽章 キム・カシュカシアン、ペーテル・エトヴェシュ&オランダ放送室内管弦楽団
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風信子 | 茨城県 | 不明 | 2017年07月14日
補筆完成版につきまとう批判は避けることができない 作曲者が 多くの場合は他界したことで 書きかけのまま残した草稿から演奏可能なスコアを創出することへの忌避 罪悪感すら抱く人がある どこまで調べ推量して書いても 偽作 偽物の誹りを間逃れない カシュカシアンが演奏したシェルリー版にもその批判が付き纏った オーケストラ部草稿の貧弱さは如何ともし難く その多くをシェルリーの筆に任せる以外 わたしたちがバルトークの絶筆を耳にすることはできなかった ヴィオラ協奏曲は30分足らずで終わる ディスクの余白には指揮者エヴェトシュとクルターグのヴィオラ入りオーケストラ曲が続く これがなかなか素晴らしい楽曲で大いに愉しめた ハンガリーの三人(四人)が書いたヴィオラ独奏とオーケストラによる楽曲集は実に味わい深い逸品となった ここで面白いのはエヴェトシュの曲名が”レプリカ”なのだ 模写 模造品 はてどういう了見か 何か意味深ではある カシャカシャ(失敬 カシュカシアンの私的愛称)の演奏を愉しんだのでわたしに文句はない1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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メルロ | 兵庫県 | 不明 | 2009年09月05日
バルトークのヴィオラ協奏曲最高の名演。同曲の最も現代的で厳しい演奏だろう。ムローヴァのバイオリン協奏曲と同じ価値がある。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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