マーラー(1860-1911)

CD Sym.5: Inbal / Frankfurt.rso

Sym.5: Inbal / Frankfurt.rso

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  • ★★★★★ 

    たけちゃん  |  福島県  |  不明  |  2009年09月15日

    私は全集も所有していますが、そちらを誰にでも自信を持ってお薦めできるかというと躊躇します。ですがこの「第5番だけは」聴かず嫌いの皆様方にも聴いてみてもらいたいですね。このコンビのマーラー演奏における最高傑作。都響との演奏も評判が良いようで私も聴いてみました。今や国内でマーラーを聴くなら都響の演奏で、と言われるまでのオケの健闘ぶりは素晴らしいのですが、私には都響との熟した演奏よりもこのフランクフルト放響との演奏が与えてくれた衝撃の大きさの方がより強い印象をいまだに残しています。バーンスタインやカラヤン、はたまたテンシュテットといった指揮者以外の誰か、この作品の演奏で何かやらかしてくれないかという私の期待に見事応えてくれるこの演奏、私にとってこれ程までに「道が開けた」ような感覚を与えてくれた演奏は他にありません。私の好みだと言ってしまえばそれまでなんですけど。結論。インバル&フランクフルト放響が残したマーラー演奏のうち、取り敢えず特に「第5番だけは」格別に素晴らしいと思いますので、「第5番だけは」特選!!

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  • ★★★★★ 

    masashing  |  大阪府  |  不明  |  2012年12月26日

    26年ぶりにこのBlu-spec CDであらためて聴いて、時代の進歩はさすがだなあと感心した。最初のtpの出だしですぐにわかる奥行感と透明感は、最近の録音に引けを取らない。こうなると、すべて全集を買いなおしたい衝動にかられるが、EXTONで進めている東京都響やチェコ・フィルとの再録がさらに素晴らしいので、考え込んでしまう。コスパがいいので、老婆心ながら、フトコロが厳しい若い世代にはこちらをぜひお薦めしたい。

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  • ★★★★★ 

    リスナー  |  湯の里  |  不明  |  2008年01月13日

    インバルのマーラーで感心するのは、楽器のピッチの正確さ。楽器単位で見事にまとまっている。この方法なら、どれほど強奏しても音響が濁らずに楽器のパートが見事に聴き取れる。この方法を極めたのがヴァント。次いでチェリ、レーグナー、インバル。このあたりが群を抜いて正確。他を圧倒する。オケのコンマスの理解を超えるほどの精密な耳を誇るそうだ。ただインバルの方法(微細・精密・現象)だと、共感の度合いが冷静に音化されやすい(だから彼の録音は出来不出来が激しいのだろう)。5、7、大地の歌、9が秀逸。

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  • ★★★★★ 

    ruri  |  東京都  |  不明  |  2017年02月27日

    UHQCDで久々に聴き直した。数ある同曲演奏の中でもトップクラスの演奏。 音質も素晴らしく改善されており、名盤であることは間違い無し。 インバルは生演奏を何度も聴いてるがハズレがない。第一級の指揮者。 他の曲もUHQCDで早く聴き直したい。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2010年10月23日

    インバルのマーラーはやはり素晴らしい。インバルのマーラーの交響曲に対するアプローチは、ありあまるパッションを出来るだけ抑制して、可能な限り客観的な表現を心がけようというものである。ただ、それだけでは、四角四面の面白みのない演奏になりがちであるが、インバルの場合は、抑制しきれなかったパッションが随所に散見されるところであり、そうしたはみ出てしまったパッションに聴き手が大いなる感銘を受けるのだ。本盤の第5の場合、随所に、抑制しきれなかった溢れんばかりのパッションが散見されるところであり、もちろん、バーンスタインやテンシュテットなどに比較すると抑制的ではあるが、インバルとしては相当に劇的な演奏に仕上がっていると言える。もちろん、インバルならではの厳しい造型、精緻さ、そして各楽器群の整理し尽くされた響きも健在であり、これらを総括すれば、いい意味でのバランスにとれた名演と言うことができるだろう。当時のフランクフルト放送交響楽団もインバルの確かな統率の下、最高のパフォーマンスを示していると言える。そして何よりも素晴らしいのは、ワンポイント録音による極上の高音質。これほどナチュラルな音場で、マーラーの交響曲を味わえるというのは、本盤以外にはなかなか存在しないのではないか。Blu-spec-CD化によって、音質は更に鮮明さを増しており、本盤の価値を高めることに大きく貢献している。

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  • ★★★★☆ 

    うさ二郎  |  愛知県  |  不明  |  2010年06月05日

    ワンポイントエディション盤を購入。 通常盤(1050円のもの)と比較すると奥行きが広がっているものの、トランペットやトロンボーン辺りの金管群の音がややダイレクトすぎる。 音量を充分に上げると、バランスよく聴こえてくる。 大きな音量、そしてある程度よい再生装置で楽しむにはベスト。

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  • ★★★★☆ 

    信夫の里  |  みちのく  |  不明  |  2009年03月26日

    各パートがしっかり音を奏でつつ、それがオケとして一体化している素晴らしい演奏です。非常に知的な演奏。金管がたまにコケるのがおしいところ。

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  • ★★★★★ 

    司那夫金  |  所在地  |  不明  |  2012年12月16日

    近年の印象はだいぶ違ってきてはいるが、このマーラー録音当時のインバルの「音」は、ひたすら暗かった。精神性が暗いとかいう抽象的な意味ではなく、音そのものが広がらず、ブラックホールのように縮こまって 光も洩らさぬような音作りだったという意味だ。そういう演奏は、個人的には好まないので、インパルのCDで所有しているのは、このマーラーの5番とあとはベルリオーズくらいなものだ。マーラーの第5番(とベルリオーズ)は、そういったインバルの「音」が、たまたまこ(れら)の曲の曲想にピッタリ合っている。この手の「激情」というのは、爆発的に発散させるよりも、「物静かなんだが、目つきがオカシイ…」みたいな方が、表現としてよりピッタリしてるような気がするのだ。

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  • ★★★★★ 

    wakai  |  東京都  |  不明  |  2010年04月15日

    one point edition盤を購入して、既発売のHQCD盤と比較しましたが、奥行きを感じられる澄んだ音に驚いています。昔からマーラーの5番は、テンシュテットの78年盤(EMI)とこのインバル盤を愛聴していますが、しばらくこのone point edition盤を聴くことになりそうです。

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  • ★★★☆☆ 

    コーキロマンハ  |  神戸市  |  不明  |  2008年02月09日

    いまいち乗り切れないマーラーです。やはりここでのインバルも鈍重で納豆が糸を引くような印象。オケの演奏は良いと思いますが・・・。5番はノイマンが良すぎて他に良いものが少ないです。

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  • ★★★★★ 

    kanahayley  |  hiroshima  |  不明  |  2007年04月01日

    IV. Adagietto. Sehr langsam .... 最高です。!!。。当たり前すぎて、あまり。言いたくは、ありません。ガ。。。彼の、神経質な。までの、性格が、功を奏している。!。と、思います。ネ。

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  • ★★★★★ 

    タンジェリン  |  東京  |  不明  |  2005年11月28日

    さまざまな5番を聴きましたが、結局、インバルに始まりインバルに辿りつきました。特に2楽章のロマンテックな響きは他の盤では到底到達できていませんでした。

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  • ★★★★☆ 

    徳力勝利  |  東京都  |  不明  |  2005年11月14日

    マイクがトランペットの近くにあり強調されて聞こえる。第3楽章などスローテンポながら後半は速度を上げるなど、演奏解釈に工夫が見られる。この版は飽きそうで飽きないので「すばらしい」とする。オケの水準が高いとなお良い。

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  • ★★★★☆ 

    えり  |  千葉県  |  不明  |  2005年06月09日

    2番とともにツィクルスの代表盤であり、同じ性格を持つ。冷静でありながら真の共感に貫かれ、よくある純音楽でもなければ(4楽章)社交ダンスでもない(5楽章)。古典臭のためか弄ばれることの多い5番だが、インバルの本質への理解は本物の人間賛歌を体現し、聴く者を静かな高揚へ誘う。

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  • ★★★★★ 

    symphony No.5  |  三重県  |  不明  |  2005年05月22日

    この演奏が発売されてから、この曲の最も好きな演奏です。当時としてはあまり有名でなく、マーラーといえば、バーンスタイン、ショルティ・・・と思っていましたが、この演奏を聴いてから権威主義?から脱却できたような気がする。今でもインバルは好き嫌いが激しいですが、私にとっては最高のマーラー指揮者です。特にコーダのコラールの部分は最高です。87年の東京公演はCDにはならないのでしょうかね?テンシュテットほど人気ないから無理ですかね?

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