『トロヴァトーレ』全曲 ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮&演出、ウィーン国立歌劇場、ドミンゴ、コッソット、カバイヴァンスカ、カプッチッリ、他(1978 ステレオ)
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フランキスト | アメリカ | 不明 | 2006年01月07日
ドラマにリアリティを感じさせないカラヤン演出。舞台の間の悪さ、生気の無さが劣悪なリブレットに拍車をかけ、どこか茶番劇になってしまっている。ヒロインは声が出ていない。男性3人は好唱だ(マンリーコのカヴァレッタだけはバツ)。だが、今ひとつ薄味でカラヤンの兵隊のような印象は否めず。コッソットだけが唯一、枠を突き破るような存在感があり、さすが。ただ、高音のピッチが軒並み低く、実に聞き苦しい。カラヤンの指揮はワーグナー風で、フレーズ、テンポに違和感がつきまとう。とはいえ、レベルが高い中での文句。購入価値はある。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Tom | 宮城 | 不明 | 2005年12月19日
カップッチッリのルーナを初めて見たが、彼独自の解釈も、はじめは違和感があったが、見れば見るほど納得。コッソットは声そのものは少々キツくなってきているが、ド迫力の演技。ドミンゴはまだ若々しさの残る、張りのある声だが、やはりハイCは出ていない。しかし、なんと言ってもカラヤンだ。音の作り方といい、テンポといい、やはり彼のヴェルディに対する考え方には納得いかない。というわけで、個々の歌手を目当てにするのは良いだろうが、「ヴェルディの《トロヴァトーレ》というオペラ」を見たい人にはあまりお薦めできない。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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hans von karajan | japan | 不明 | 2005年12月14日
視覚・聴覚ともにオペラの醍醐味を堪能できる名盤。若々しくスケールの大きなドミンゴと、迫真の演技力と高貴な歌唱のカバイヴァンスカ。この二人の叙情的で神々しい雰囲気のなかに強引に割り込むカプッチルリの生々しく豪快な声。ソプラノとテノールが主役のイタリアオペラにあって、バリトンを重視したヴェルディのオペラはこれくらいのメンバーでこそ真価がわかるというもの。帝王カラヤンとウイーンフィルの重厚でオペラティックな演奏もすばらしく、全盛期の帝王の颯爽とした姿も懐かしい。忘れちゃいけないコソットの凄さはまさに別格。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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アンディの父 | 東京 | 不明 | 2005年12月06日
カラヤンの指揮、歌手陣の素晴らしい歌声、客席を含めた全体の雰囲気、何をとっても最高です。絶対お買い得のDVDです。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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takafumi | Tokyo | 不明 | 2005年11月04日
これは特別なイベントにおける、特別な演奏です。カラヤンの指揮姿も音楽も颯爽としていて、緊張感にあふれています。大きな感銘にひたれるDVDです。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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たか | 東京 | 不明 | 2005年11月02日
カラヤンのヴェルディは必ずしもイタリアオペラっぽいとは言えないかもしれないが、このウイーンでのライブはカラヤンのトロバトーレの中で最も良いだけでなくセラフィン/スカラ座のCDと並んでこの曲のベストチョイスと言える。特にルーナとアズチェーナはこれを越える演奏が今後もあるかどうか。音質はRCAから出ていたCDに及ばないが(マイクが違うのか?)鑑賞に差し支えない。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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トドカラ狂 | 名古屋市 | 不明 | 2005年10月31日
比較的動きの少ない舞台ですが、衣装などは豪華絢爛。最近の経費節減舞台とは全く異なる贅沢さです。歌手陣もドミンゴはじめ、怪しげな雰囲気を醸し出しているコッソットなど、素晴らしい出来です。指揮のカラヤンもまだまだ若々しく、最後のカーテンコールに出ている様子も嬉しい映像です。久々に帝王カラヤンの緊張感あふれるオペラを聴くことが出来ました。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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