歌劇『トロヴァトーレ』全曲 カラヤン&ウィーン国立歌劇場、ドミンゴ、カプッチッリ、コッソット、他
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れいくー | 奈良県 | 不明 | 2012年07月09日
ルーナ伯爵ではバスティアニーニ、レオノーラではカラス、アズチェーナではシミオナート、マンリーコではコレッリ、フェルランドではザッカリアが私のBESTではありますが、カプッチルリ、コッソット、ドミンゴを揃えたこのディスクはカラヤンの巧みなタクトも加わり最上のトロヴァトーレだと思います。 カラヤンには上記の歌手陣のほとんどを揃えたザルツブルク音楽祭の白熱のライヴ録音もありますが、録音の事、映像の有る無しを考え併せると、このDVDに軍配をあげざるをえません。 こんなに素晴らしいトロヴァトーレの映像を我々に残してくれたカラヤンに感謝します。 ありがとうございました。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ユローヂィヴィ | 大阪府 | 不明 | 2012年03月09日
マンリーコがドミンゴ、レオノーラがカバイヴァンスカ、アズチューナがコソット、ルーナ伯爵にカップチッリ、そしてフェランドにファン・ダムという超豪華メンバー。 CDのスタジオ録音でもないのによくこれだけ揃ったものです。しかもこのときマンリーコは別のテノールが歌うはずだったのが急遽ドミンゴに変更になったというから二度びっくり。 まずカラヤン指揮のウィーン国立歌劇場管弦楽団の反応がいい。ヴェルデイのいきいきとした旋律を見事に(のりのりで)演奏している。 ウィーン国立歌劇場合唱団にしても演奏も演技もいい。特に第一幕。 ただ第二幕のこれはカラヤンの演出の問題だろうが、合唱団の配置(立ち位置)が詰まりすぎていて舞台を観ていてごちゃごちゃした分かりにくいものになっている。しかも合唱団の役はジプシーなので、その衣装が暗くよけいにそう感じてしまう。 間が空きすぎてもいけないし、離れすぎると歌いにくかったりするのだろうか? それとも映像で観ているからそう感じるのだろうか? 難しいところだ。 DVDの映像監督はブライアン・ラージが多いが、ここではギュンター・シュナイダー=ジームセン。カメラ・ワークがとてもよかった。 あまり関係ないことだが幕を閉めるタイミングが若干速いような気がする。 この作品のタイトルは「イル・トロヴァトーレ」つまり吟遊詩人だが、本当の主人公はアズチューナなのだろうか? コソットの歌唱がすさまじく、アズチューナの役が要求するものを見事に歌い切り、演じている。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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烏 | 広島県 | 不明 | 2010年01月06日
男性歌手陣はドミンゴをはじめ、カプッチッリ、ヴァン・ダムといずれもきわめて充実。女声陣は、カバイヴァンスカの上品さはともかく、声にはやや好みが分かれるかもしれない。コッソットは、力量はやや劣るが大熱唱でカヴァー。一方、演奏陣ではウイーン国立歌劇場管は文句なし。カラヤンもコンサートとは違って、オペラではなかなかの実力者ぶりを発揮している。演出もカラヤンが自ら担当しているようだが、まずは妥当。ただし、古臭さは否めない。なお、画質・音質はともに1978年の収録とは思えないレベル(いい意味で)。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ちゃい | 東京都 | 不明 | 2009年03月31日
とにかくコソットです。歌はもちろん、まさしく何かが乗り移ったかのような演技で、存在感は圧倒的。また、カプチッリという歌手は、今までリゴレット等のスタジオ録音でしか知らず、マイナスイメージが強かったのですが、ここではまったくの別人です。直線的ですが、物凄い声量で迫ってきます。唯一の欠点は、カバイバンスカのクセのある発音と金切り声ですが、ここでは触れなかった他の歌手や合唱が素晴らしすぎます。トロヴァトーレ好きなら、ぜひ押さえておいた方がいいです。字幕にイタリア語があるのも嬉しい。もっと早く買えばよかった。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Yuniko | 新潟県 | 不明 | 2009年01月17日
豪華な舞台、強力な歌手陣、そして精緻にして生気あふれるカラヤンの指揮。前奏曲の最初の和音から目と耳が画面に釘付けになり、一瞬たりとも緊張をゆるませない。歌手陣は誰もが最高度の名唱だが、中でも呪いと情念の塊のようなコッソットがものすごい!幕切れ、主役4人=ドミンゴ、カバイヴァンスカ、カプッチルリ、コッソットが愛憎をぶつけ合う場面は何度聞いても鳥肌が立つ。 カラヤンを迎えるウィーンの聴衆たちの熱狂も熱く伝える貴重な記録に感謝。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ito | 神奈川県 | 不明 | 2007年07月14日
この曲のベスト・パフォーマンスの一つ。ドミンゴ、コソット、カプッチルリは最強のトリオといってもよい。中でもコソットはド迫力でこれ以上の名唱はめったに聴けるものではない。カプッチルリは同年に録音したEMI録音の方が出来が良いようだ(指揮は同じくカラヤン)。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ito | 神奈川県 | 不明 | 2007年06月18日
ドミンゴは見事な出来だが、第1幕でのロマンツェではレヴァイン・メト盤(DG)のパバロッティのカンタービレに軍配が上がる。ただ、パバロッティの声が全体的に楽天的ながこの曲では問題。なお、レヴァイン盤ではレオノーラをマルトンが歌っているが、これはドラマティコの威力を生かした名唱。是非聴いていただきたい。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ito | 神奈川県 | 不明 | 2007年06月17日
さて、カラヤンのオペラにおけるベスト・パフォーマンスは私は‘69年のザルツブルグにおける「ドン・ジョバ」だと思いますが(とにかく壮絶の一語!A・クラウスが素晴しいドン・オッターヴィオを歌っています。)、皆さんはどう思いますか。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ito | 神奈川県 | 不明 | 2007年06月17日
ドリームキャストによる「トロバトーレ」。ドミンゴ、カプッチルリ、コソットの3人は最強のキャスト。カバイヴァンスカも熱演しているが、盛時を過ぎており声の安定感に欠ける。カラヤンの指揮は豪奢だがややくどい。カラヤンはこの年(78年)にEMIに「ドン・カルロ」の名録音を残しており(カレーラス、カプッチルリ、フレーニ等)オペラの当たり年だったのか。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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たか | 東京 | 不明 | 2007年03月30日
TDKが海外で出しているフレーニのフェドーラ(スカラの方)とサバリッシュの影のない女(来日公演)も国内で出してほしい。それから88年のポップのアラベラもぜひDVD化を希望する。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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hans von karajan | japan | 不明 | 2005年12月14日
視覚・聴覚ともにオペラの醍醐味を堪能できる名盤。若々しくスケールの大きなドミンゴと、迫真の演技力と高貴な歌唱のカバイヴァンスカ。この二人の叙情的で神々しい雰囲気のなかに強引に割り込むカプッチルリの生々しく豪快な声。ソプラノとテノールが主役のイタリアオペラにあって、バリトンを重視したヴェルディのオペラはこれくらいのメンバーでこそ真価がわかるというもの。帝王カラヤンとウイーンフィルの重厚でオペラティックな演奏もすばらしく、全盛期の帝王の颯爽とした姿も懐かしい。忘れちゃいけないコソットの凄さはまさに別格。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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アンディの父 | 東京 | 不明 | 2005年12月06日
カラヤンの指揮、歌手陣の素晴らしい歌声、客席を含めた全体の雰囲気、何をとっても最高です。絶対お買い得のDVDです。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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takafumi | Tokyo | 不明 | 2005年11月04日
これは特別なイベントにおける、特別な演奏です。カラヤンの指揮姿も音楽も颯爽としていて、緊張感にあふれています。大きな感銘にひたれるDVDです。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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たか | 東京 | 不明 | 2005年11月02日
カラヤンのヴェルディは必ずしもイタリアオペラっぽいとは言えないかもしれないが、このウイーンでのライブはカラヤンのトロバトーレの中で最も良いだけでなくセラフィン/スカラ座のCDと並んでこの曲のベストチョイスと言える。特にルーナとアズチェーナはこれを越える演奏が今後もあるかどうか。音質はRCAから出ていたCDに及ばないが(マイクが違うのか?)鑑賞に差し支えない。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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トドカラ狂 | 名古屋市 | 不明 | 2005年10月31日
比較的動きの少ない舞台ですが、衣装などは豪華絢爛。最近の経費節減舞台とは全く異なる贅沢さです。歌手陣もドミンゴはじめ、怪しげな雰囲気を醸し出しているコッソットなど、素晴らしい出来です。指揮のカラヤンもまだまだ若々しく、最後のカーテンコールに出ている様子も嬉しい映像です。久々に帝王カラヤンの緊張感あふれるオペラを聴くことが出来ました。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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