『魔笛』 フリッチャイ&ベルリンRIAS交響楽団 シュターダー、シュトライヒ、オットー、ヘフリガー
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NAKO | 神奈川県 | 不明 | 2012年01月27日
セリフを役者がやっている以外は、隠れ?名盤の気がする。 フィッシャー=ディースカウのパパゲーノは、もう少し自然児っぽさが欲しいという点で、賛否両論あるかと思うが、後年の録音より自然だし、周りの役の歌い手たちとのバランスも良いように思う。パミーナのシュターダーは、声だけで十分に気高く可憐なお姫様。 タミーノのヘフリガーは彼らしい誠実な歌唱で、ヴンダーリッヒのロマンには及ばないところがあるが、そのエヴァンゲリスト的生真面目さが、役の純真一途なところを描き出して、これはこれで一つの理想形と思う。 フリッチャイの意図するところなのだと思うが、非常に高水準にバランスが取れた演奏に思われる。ザルツブルグの人形劇がこの録音を使っている理由がわかる気がする。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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