Sym.4: Klemperer / Po
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一人のクラシックオールドファン | 兵庫県 | 不明 | 2009年12月14日
大指揮者の振る数あるブラームスの交響曲盤で比較的地味なものでオーケストラがPHOであるところがこのオケの実力過小評価の所以かもしれません。さて、私はその第4番(1957年の録音でタイムは@12’17A10’16B6’33C9’42です)をLPで聴いているのですが中々一筋縄では行かないというか幾分屈折した曲運びは「怪物」らしさを窺えます。第1楽章の出だしそのさりげなさが私などスタートで決まると思っている者にとっては頼りなくも感じたのですがその不満感は徐々に解消・・・自分の気持ちを表に裏にひっくり返してたどり着く納得感へつながって行きます。その辺りの魅力について追加すれば終楽章のコーダからエンディングにかけての他の盤では味わえない諦観モードニュアンスがクレンペラーならではの帰結かと思います。決して聴く者に対して迎合的な演奏とは申せませんが最高盤とランクします。なお、本盤は廃盤ですが他の同演奏盤があるはずですので要確認ですね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ペ・チャン・カト(だ人本日) | 岐阜市 | 不明 | 2005年06月18日
外面的な派手さはそれほどでも無いのかも知れませんが、聴き込むほどに内部にメラメラと燃え盛る青白い炎の激しさを感じます。個人的にはワルターと双璧で、他の有名指揮者の演奏が霞むほどです。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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鞍馬丸 | 埼玉県 | 不明 | 2005年02月13日
終楽章パッサカリアのコーダ処理の巧みさは、シューリヒトに並ぶ炯眼振りです。知性が熱を帯びて爆発する!…まさに言い得て妙。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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