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シューベルト(1797-1828)

CD 交響曲全集 シュタイン&バンベルク交響楽団(4CD)

交響曲全集 シュタイン&バンベルク交響楽団(4CD)

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    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2010年04月21日

    2008年に亡くなったホルスト・シュタイン(本盤演奏録音時推定57〜58歳)はNHKSOの名誉指揮者としても我々には馴染みある指揮者でその風貌からも印象的な人でありました。単に職人気質的な演奏だけに留まるのではなくそのキャリアから生まれる演奏は中々捨てがたいものがありました。あまり録音盤はないのですがやはりバンベルクSOとの盤を聴きたくシューベルト交響曲集をサンプリングしました。代表的な「未完成交響曲」は1986年の録音で演奏タイムは@14’36A11’12、第1楽章は勿論反復演奏込みであります。堂々としたドイツ風武骨さの中にやや派手な感じがします。ややテンポが中間部速いように思った第2楽章はまぁまぁ。1985年録音の「ロザムンデ」序曲(11’01)は初め重々しい感じから少し軽くなりますが重心低さは変わらず力強くメリハリをつけていきます。第1舞踏(10’41)は規則正しい拍子に悲愴感・勇壮感を滲ませ後半は穏やかに運ぶのですがシューベルトの執拗さが付きまとった曲、有名な第2舞踏(7’56)は変奏・転調を繰り返すものでシュタインの個性といった点までは私はあげられません。1985年録音の第9番「ザ・グレイト」交響曲は演奏タイムが@13’48A16’05B10’47C12’07、反復演奏の第1楽章が出色の出来?スケール感は今一なのですがゆったりした出だしや最終コーナー〆に向かっての長いボーイングでの溌剌さは印象的です。端正な第2楽章もシューベルトのしつこい繰り返しがあるものの最後の余韻は素敵です。やや散漫な第3楽章を経て最終楽章は締めて行きます。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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