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マーラー(1860-1911)

SACD 交響曲第5番 クラウディオ・アバド&シカゴ交響楽団(シングルレイヤー)

交響曲第5番 クラウディオ・アバド&シカゴ交響楽団(シングルレイヤー)

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  • ★★★★★ 

    乱筆不治  |  東京都  |  不明  |  2021年03月07日

    かつて金管楽器を演奏していた者にとって、この演奏は、仰ぎ見るような素晴らしいものです。確かに、マーラーの演奏としてふさわしいかと言うと、いろいろとご意見はあるものと思います。ただ、金管楽器の技術面からすると、この演奏を超えるものは、今度出てこないのではないかと思います。ハーゼス先生のトランペットを筆頭に、ホルンもトロンボーンもすごい!!しいていえば、トランペットのトップと、それ以外で、力量の差が目立ってしまっているかも。そして、ハーゼス先生は、例によって、完璧に譜面通り演奏するので、他の演奏と違って聴こえる部分があって、あらために譜面を見直すきっかけになります。

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  • ★★★★★ 

    古き良き時代  |  大阪府  |  不明  |  2019年06月04日

    アナログ録音だったと思いますが、録音の良さは今でも特筆ものです。 演奏は後年のベルリンとの安定感のあるものとこのシカゴとの覇気あるもののどちらも捨てがたいと思います。 同じくシカゴとの6番も同様の名演でした。

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  • ★★★★★ 

    abbadondon  |  栃木県  |  不明  |  2014年12月29日

    5番の数あるCDの中でも秀でている1枚。 アダージェットの美しさはシカゴ交響楽団が 管楽器ばかりではなく弦楽器においても世界有数の楽団だと分かるし、 やはりショルティ全盛期時代のシカゴのパワーはすごい。 そしてマーラーの複雑な音楽をまとめあげているアバドの指揮ぶりが 後のベルリンフィルとのライブ5番よりこちらのほうが さまざまな面で優れていることが良くわかる。

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  • ★★★★★ 

    司那夫金  |  所在地  |  不明  |  2012年11月23日

    アバドのマーラーの交響曲のディスクのうち、各曲の第一回録音の再売の批評が、レコード芸術9月号の100ページに載っていた。 驚いたことに、ここに書かれた批評は私にとって、9番10番の批評の一部を除けば、徹頭徹尾 「まさにその通り!」と納得&共感しまくりの批評だった。批評家の意見とこれほど意見が一致した体験は、いまだかつて記憶にない。さてこの第5番だが、恥ずかしながら私はこの曲がよく理解できていない。この曲に内在する情熱というものが、およそ人間の感情というものと、どこかすれ違っているように思えるのだ。よって私は、個人的にこの曲に「カラ回り交響曲」と名付けている。そんな曲だから、例えばテンシュテットやバーンスタインのように激情的に演奏されても、聴けば聴くほど冷めて行くという現象に陥っていた。そんな中、このアバドの演奏を聴いていると、演奏そのものが面白く、「あぁこういう解釈もできるのか」みたいにアタマで聴いて充分楽しめる。発売当時は一世を風靡したであろうこの演奏だが、その後この路線で演奏された名盤をあまり見かけないことを考えても、貴重なマーラー史の記録であるとともに、私にとっては唯一楽しめる同曲の演奏であるといえる。

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  • ★★★★★ 

    eroicka  |  不明  |  不明  |  2012年05月17日

    1980年の録音。当時、47歳の上り坂のアバドの若々しい覇気と歌心に、ショルティが鍛えたシカゴ交響楽団の強靭なアンサンブルと奏者の妙技が結びついた名盤。特に金管や打楽器のパワーは最高だ。アバドは93年にベルリンフィルとも録音を残しているが、この最初の録音の方は、全曲の演奏時間が3分ほど遅く、表情が丁寧に描かれ、弦の歌いまわしや響きもきめ細やかだ。後者は幾分淡白な感じで、作品に語らしむという姿勢から小細工を弄しないという晩年のアバドらしい姿勢が感じられるが、素晴しい演奏であることは認めながらもあえていうと、何か物足りない。ルツェルンでのDVDも然りだ。その後、死に至る病を克服して独自の境地に至り、その枯淡の魅力はペルゴレージの録音などに端的に現れている。しかし、昔日の颯爽とした演奏を懐かしむ古いファンは多いだろう。アバドは、巨匠・円熟・大成という境地に達した代わりに、失ったもの(例えば若さ・情熱・覇気…)も大きいというのは、言葉が過ぎるだろうか。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年07月12日

    本盤におさめられたマーラーの交響曲第5番は、アバドによる2度にわたる同曲の録音のうち最初のものに該当するが、ベルリン・フィルとの新盤(1993年)よりもはるかに優れた素晴らしい名演と高く評価したい。私は、アバドが最も輝いていたのは、ベルリン・フィルの芸術監督の就任前、ロンドン交響楽団やシカゴ交響楽団などとともに数々の演奏を行っていた時期(とりわけ1970年代後半から1980年代にかけて)であると考えている。ベルリン・フィルの芸術監督就任以降は借りてきた猫のように大人しい演奏に終始するようになり、胃がんによって病に伏すまでの間は、大半の演奏が今一歩の凡庸な演奏に陥っていると言えるのではないだろうか。前述のベルリン・フィル盤もその最たる例であると言えるところであり、私もマルチチャンネル付きのSACD盤を所有しているが、演奏全体に覇気が感じられないのが大いに気になった次第だ。それに対して、本演奏におけるアバドの力強い生命力が漲った力感溢れる指揮ぶりは実に凄まじい。第1楽章からして、ベルリン・フィル盤には感じられないような気迫溢れる推進力が漲っており、各楽章のトゥッティに向けて畳み掛けていくような力強さは圧倒的な迫力を誇っていると言える。それでいて、第4楽章や各楽章の緩徐部分における歌謡性豊かな表現には汲めども尽きぬ情感が満ち満ちており、その歌心溢れる柔和な美しさには抗し難い魅力があると言える。その意味では、本演奏はいい意味での剛柔バランスのとれた名演に仕上がっていると言えるのかもしれない。また、当時のシカゴ交響楽団は、音楽監督であったショルティの下、スーパー軍団の異名をとるほどの力量を誇っていたが、本演奏でも持ち前の超絶的な技量を惜しげもなく披露し、望み得る最高の演奏を繰り広げていることも、本名演に大きく貢献しているのを忘れてはならない。録音は、従来盤が今一つの音質であり、前述のベルリン・フィル盤がSACD化されていることもあって、その陰に隠れた存在に甘んじていたと言えるが、本演奏こそがアバドによるマーラーの交響曲第5番の代表盤であることを考慮すれば、先日、SHM−CD化による高音質化が図られたのを大いに歓迎したいと考える。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年07月12日

    本盤におさめられたマーラーの交響曲第5番は、アバドによる2度にわたる同曲の録音のうち最初のものに該当するが、ベルリン・フィルとの新盤(1993年)よりもはるかに優れた素晴らしい名演と高く評価したい。私は、アバドが最も輝いていたのは、ベルリン・フィルの芸術監督の就任前、ロンドン交響楽団やシカゴ交響楽団などとともに数々の演奏を行っていた時期(とりわけ1970年代後半から1980年代にかけて)であると考えている。ベルリン・フィルの芸術監督就任以降は借りてきた猫のように大人しい演奏に終始するようになり、胃がんによって病に伏すまでの間は、大半の演奏が今一歩の凡庸な演奏に陥っていると言えるのではないだろうか。前述のベルリン・フィル盤もその最たる例であると言えるところであり、私もマルチチャンネル付きのSACD盤を所有しているが、演奏全体に覇気が感じられないのが大いに気になった次第だ。それに対して、本演奏におけるアバドの力強い生命力が漲った力感溢れる指揮ぶりは実に凄まじい。第1楽章からして、ベルリン・フィル盤には感じられないような気迫溢れる推進力が漲っており、各楽章のトゥッティに向けて畳み掛けていくような力強さは圧倒的な迫力を誇っていると言える。それでいて、第4楽章や各楽章の緩徐部分における歌謡性豊かな表現には汲めども尽きぬ情感が満ち満ちており、その歌心溢れる柔和な美しさには抗し難い魅力があると言える。その意味では、本演奏はいい意味での剛柔バランスのとれた名演に仕上がっていると言えるのかもしれない。また、当時のシカゴ交響楽団は、音楽監督であったショルティの下、スーパー軍団の異名をとるほどの力量を誇っていたが、本演奏でも持ち前の超絶的な技量を惜しげもなく披露し、望み得る最高の演奏を繰り広げていることも、本名演に大きく貢献しているのを忘れてはならない。録音は、従来盤が今一つの音質であり、前述のベルリン・フィル盤がSACD化されていることもあって、その陰に隠れた存在に甘んじていたと言えるが、本演奏こそがアバドによるマーラーの交響曲第5番の代表盤であることを考慮すれば、今般、SHM−CD化による高音質化が図られたのを大いに歓迎したいと考える。

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  • ★★★★☆ 

    ろーちぇ  |  埼玉県  |  不明  |  2011年07月10日

    83年LSOとの来日公演は文字通り「熱演」でしたが、複数の旋律線が絡み合いながら音楽を織り上げていく様に興奮しました。LPに比較して曲の後半ほど各パートの音が「立つ」感じが鮮明になっていました。CSOのパワーに圧倒されます。

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  • ★★★★★ 

    abbadondon  |  栃木県  |  不明  |  2010年10月09日

    後のBPOとの演奏よりこちらのほうがはるかに良い。 特に4楽章「アダージェット」の美しさは気宇のもの。 しっとりと歌い上げシカゴ響の弦がこんなに美しい? と金子謙二氏の言葉を改めて体験した。 爆発力を売りにするショルティ盤と聴き比べて欲しい。 同じシカゴがこんなにも違う響きをかもし出すことを。

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  • ★★★★★ 

    コーキロマンハ  |  兵庫県  |  不明  |  2010年07月19日

    シカゴ交響楽団のパワーとスペックの高さを見せ付けられる演奏。アバドの解釈も良い。マーラーの世紀末的混沌さとボヘミアの牧歌的な側面さがよくコラボしていて素晴らしい。

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  • ★★★★☆ 

    エーテルの風  |  長野県  |  不明  |  2009年09月12日

    余談かもしれないが,このジャケットはマーラーの第7交響曲に関するエピソードを彷彿とさせる。指揮者もオケもムチャクチャ上手いとは思うが、それが感動につながっているかと言われれば疑問だ。個性的と言うよりも空回りのような感もある。だが、この当時のアバド/シカゴでのみ成し得た才気溢れる演奏であることは間違いない。

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  • ★★★★★ 

    翁の筋肉  |  滋賀県  |  不明  |  2009年01月08日

    マーラー第5交響曲の数あるディスクの中で、もしかして最も個性的な演奏なのかもしれない。 音符は確かにマーラーのものだが、行間(音間?)は、まったく別人のココロと入れ替わっている。とにかく音が、徹頭徹尾生き生きしていて、躍動感にあふれている。これほどまでに異質な?マーラーに変貌させてしまった当時のアバドの天才さには、ただただ頭が下がる。

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  • ★★★☆☆ 

    たけちゃん  |  福島県  |  不明  |  2007年04月19日

    シカゴ響の演奏、素晴らしいです。プロ演奏家集団たる楽団はこう或るべきだと言わしめんばかりの、究極・完璧さをひたすらに追求する真の職業人の集まりであることを感じさせてくれます。 アバドの指揮、奇異に感じる部分など皆無、マーラーの交響曲第5番という作品の極めて妥当な解釈であり、対旋律の処理もお見事、終盤の盛り上げ方もただただ「立派」の一言に尽きます。 でもすみません、私は何度この演奏を聴いても途中で寝てしまうのです。アバドさん、本当にごめんなさい。相性の問題ですよね。きっと、恐らく、たぶん...

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