24 Preludes: Ashkenazy

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  • ★★★★★ 

    古楽器奏者  |  東京都  |  不明  |  2010年08月17日

    う〜ん、素晴らしい!個々の作品に関してはアシュケナージ以上の演奏もあるかもしれない。無論日本公演で何曲か抜粋しての演奏があったが、リヒテルに決して引けをとらない演奏だった。その上で、全24曲をまとめるとすれば、アシュケナージの右に出るピアニストはいないのではないだろうか。それにしても、好き嫌い、感性が合う合わないは別として、このように素晴らしい演奏をするアシュケナージに対し、楽譜に書かれたすべての音を打鍵していないとか装飾が間違っているとか、レビューの中で何故そのような中傷をしようとする者どもがいるのか、まったく理解に苦しむ。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2009年09月14日

    アシュケナージについては、一部評論家の間では、厳しさがないとか甘口であるとか芳しくない批評がなされている。確かに、最近、エクストンに録音したシベリウスやエルガーの交響曲などを聴いていると、そのような批評もあながち不当なものとは言い切れない気もする。しかし、ラフマニノフの交響曲やピアノ協奏曲を指揮したり、ピアノ協奏曲やピアノ独奏曲を演奏する限りにおいては、アシュケナージは堂々たる大芸術家に変貌する。本盤の前奏曲集も、卓越した技量の下、力強い打鍵からラフマニノフ特有の憂愁に満ち溢れた繊細な抒情に至るまで、緩急自在のテンポを駆使した圧倒的な名演を成し遂げている。亡命し、死ぬまで故国ロシアへの望郷の念を抱き続けたラフマニノフの音楽に、時代背景は異なるものの、同じく亡命を経験したアシュケナージは深く共感を覚えるのだろう。逆に言えば、作品への深い共感と愛着がないと、本盤のような血の通った超名演を成し遂げることは出来なかったと言うべきだろう。SHM−CDとピアノ曲の相性は抜群であると思うが、本盤も、SHM−CD化によって、重量感や鮮明さがより一層増し、ブリリアントな音の輝きが印象的になった。

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  • ★★★★★ 

    CHOPINIST  |  大阪府  |  不明  |  2009年07月23日

    現代最高のラフマニノフ弾きを象徴する最高の録音です。 1曲ごとの個性と、24曲としてのつながりの両方を兼ね備えた 名盤といえるでしょう。

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