弦楽四重奏曲第13番、第5番 クレモナ四重奏団
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風信子 | 茨城県 | 不明 | 2019年01月22日
もう好きにならずにいられない 第5番のこの愛らしさはどうだ 四つの弦の語らいが睦じい 親愛の情が溢れている 安寧の中のウキウキ感は第2楽章へ スケルツォとメヌエット両方がある第4番を除くと ここにメヌエットの踊りがあるのは作品18の6曲中第5番だけ 歓びの遊戯の後には平和の変奏曲が奏でられ フィナーレまで幸福感が消えることはない クレモナQuar.が名器を揃えて美しく歌い上げている この音楽に相応しい演奏となった この親密な語らいが発展し深まったのが第13番だ 後期6曲中最も華やかで魅力溢れる音楽では情の篭った言葉が次々と紡がれていく 思い遣る優しさが伝わってくるとき わたしはたくさんの人を思い出す なんと優しい音楽なのだろう クレモナQuar.の奏でる音の色と歌い口が静謐で抑制されていることで一層深みを増した ベートーヴェンの身内をいっぱいにしていた愛の希求と発露を忘れまい あなたも如何1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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