無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲 ギドン・クレーメル(1980年録音)(2SACD)(シングルレイヤー)
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古き良き時代 | 大阪府 | 不明 | 2020年01月31日
名演奏・名録音でした。 全ての音に「こうあるべし」の意思さえ感じられました。 但し、あまりに上手すぎるので、余韻が残らない感じがします。再録音盤との差はその辺でしょうか?1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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まーきー | 徳島県 | 不明 | 2016年02月27日
正直、アタックが強すぎて、聴いていて疲れる。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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四郎右衛門 | 大阪府 | 不明 | 2013年04月06日
Zukofsky, Zehetmair, を聴いてこの盤を聴くと、頗る真っ当な演奏に聞こえます。然も装飾音がかなり入り、これら両 Z の後では些か古めかしくも感じます。Zehetmair は同じ頃、Zukofsky は更に十年前なのですが。然し、この二人の Z は今でも、魅了、惑溺という点では最高です。最近のものでは Madroszkiewicz. solo violin / Bach に沈潜、また、技ではこの盤が筆頭でしょう。ただ音楽は聴く人の主観であり好みと思っています。その意味では前三者に星一つ開きます。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Phronesis | 千葉県 | 不明 | 2012年12月16日
絶対に新録音よりもこっちのほうがいい。新録音は新たな発想の表現というよりも、脈絡のない思いつきをぶち込んだだけ。リズム感が堅固なこちらのほうが曲の論理的な構成を明瞭に示している。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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砂林 | 埼玉県 | 不明 | 2012年08月25日
頭が重すぎる演奏家はグールドを含めて苦手だ。アルゲリッヒとのベートーヴェンのソナタを来日公演した際、ライヴがお気に召さず、公演後の放映用にスタジオで再録したのはある意味聴衆を愚弄した行為といえなくもない。 この録音は安定的な技巧本位で大変まっとうな出来だと思う。いい音色だし。 これは当方の嗜好によるものだが、かつてVENETIAから出た無伴奏パルティータ集は、演奏一生懸命/思惑なしの佳演だったことで、今も愛聴している。ああいうスタンスを貫いてほしいと思う人は少なくないはずだが…1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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KS | 兵庫 | 不明 | 2008年05月16日
クレーメルの演奏には本当に圧倒された。彼はリズム感が非常に冴えている。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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バッハッハ | R66 | 不明 | 2008年01月03日
おまけ。ゴルドベルグ変奏曲のことを良く「他に類例の無い変奏曲」と評論家は言うけど、そのような人を信用してはいけません。だってその人は「シャコンヌ」とう超有名曲を聴いてないわけだし、もし聴いていてそのようなことを書くなら、楽曲分析が出来ずに適当なことを書いているだけなんですね。この録音でクレーメルは対位法の極限に挑戦しています(新録は和声と対位法のせめぎあい)。シゲティらのフレージングとは無縁です。あの方法で変奏を描き分けることは無理。不可能。クレーメルの方法とは全く関係ない。新録も同じ。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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バッハッハ | R66 | 不明 | 2008年01月03日
「シャコンヌが素晴らしい」と書くのは簡単。書いたら説明義務が生じる。当然のことだ。シャコンヌの主題は通奏低音と対して変わらない。この短い主題は30回変奏される(ゴルドベルグと同じだね(笑))。ここを描き分けできなければこの曲は駄目です。絶対駄目。相当な技術が必要で、全てを備えて始めて挑戦が許される曲です。この変奏の描き分けが歴代最高の出来です。だからこの演奏は文句無く素晴らしい。現代楽器を使ったものとして、ほぼ完璧なリズム処理。ただ、今ならもっと凄い演奏が出来るかも、という意見には賛同したいものだ。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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御輪日明 | 鳥野 | 不明 | 2007年01月26日
辛口コメントとは、決して印象批評ではなく、知識的にも妥当で同意を得られる必要が有る。強奏の鋭さと古楽器を経験した現状を結び付けられているようだが、現代楽器と古楽器では奏法による音の大きさ等様々な違いが有る。クレーメルの奏法は現代楽器の可能性を追求であることは明らかで、例えば舞曲の取り込みにしても、旧録はリズムを明確に刻んだが、新録では導音としての舞曲処理として、あの特徴的な強奏は読み解くべきだろう。奏者の戦略が分かれば誤解はしないだろう。方法論の統一が見事だ。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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火へんに華 | 千葉 | 不明 | 2006年09月17日
ECMから出た新盤の頁では辛口のコメントを残したが、旧盤についても一言書き添えておきたいと思う。とにかく、新盤のラディカリズムには痺れる。例えば、パルティータ1番のテンポ・ディ・ポレアの強奏の鋭さから生まれるコントラストなどは、古楽器を経過したバッハを如実に印象づける。こちらの旧盤はそこまで苛烈な表情を見せない。舞曲的ですらある。クレーメルほどの造形力を持つ奏者は稀だ。その資質を生かし、破綻せずに、かっちりと纏め上げたのが旧盤。しかし、今度は破綻していないのが面白くない。人間というのは贅沢な生き物だ。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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井上トロ | 長野県中野市 | 不明 | 2005年10月18日
クレーメルにとってこの録音は、彼のその後の演奏の通過儀礼と考えます。新盤と聞き比べても遜色の無い、この時点での彼のやりたかった事が明確に表現されています。弦楽器の技術云々は私には解りませんが、この旧盤を聴くと、この頃の彼の演奏の魅力に、常に音楽的感動を覚えます。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ひのき饅頭 | 愛媛県 | 不明 | 2005年06月23日
いくらスペースの関係とは言え、書き方が適切でなかったため、追記します。「普通、弦楽器奏者はフレージングを乱さないため、スラーのつなぎ、つまり普通はボーイングの返しとなるところを、目立たせないために全力を尽くしています。クレーメルはこのボーイングの返しにあたる部分で、驚くような技術をつぎつぎに投入しています。」と、書いたほうが適切です。分かりにくい表記でした。申し訳ない。全くクレーメルの技術は凄まじい。それ以上に彼のフレージングの読みは素晴らしいものです。普通の奏者なら大絶賛モノです。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ひのき饅頭 | 愛媛県 | 不明 | 2005年06月20日
迫力満点で分かりやすいので、入門用としても最良。スラーの部分でも瞬間レガートを入れたり、様々な工夫が凝らされており面白い。細かいところまでしっかり表情をつけているが、ハーモニーが表情に負けているところが気になる。ここ10年のあまり強弱をつけなくなったクレーメルが、現在この曲集をどう扱うか興味がある。ハーモニーの推移を明確化するためには強弱をつけることが大切だが、あえて強弱をつけず、ハーモニーの推移を明確化できたら・・。クレーメルなら可能かもしれない。彼ならもっと凄い演奏が出来るはずだ。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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