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マーラー(1860-1911)

CD 交響曲第9番 クレンペラー&ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(2CD)

交響曲第9番 クレンペラー&ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(2CD)

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  • ★★★★★ 

    LFA  |  千葉県  |  不明  |  2021年03月08日

    バルビローリ、ベルリンフィルとほぼ同時期の録音、EMIはクレンペラー盤のほうが売れると見込んでいたが、実際はバルビローリ盤のほうが売れ、今でも名盤として知られている。私としては、クレンペラー盤の枯れた、諦念とも思える演奏のほうが好みである。いずれにしてもマーラーの第九番には名盤が多くとっかえひっかえ、様様な演奏を比較している。

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  • ★★★★★ 

    ルシータ  |  東京都  |  不明  |  2016年06月02日

    2012年のリマスター版と言うことで購入しました。音質は歪感も少なく滑らかで美しいです。この演奏が素晴らしいことを再認識いたしました。

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  • ★★★★☆ 

    naoko  |  鳥取県  |  不明  |  2013年01月09日

    待望のSACDシングルレイヤー化!だが、聴いてみて複雑な心境。所詮、レコード(記録)はレコード。生演奏には敵わないと知りつつ、リマスタリングやフォーマットによってこうも音が変わるとは!大雑把に言えば先般発売されて好評のフランス製マーラー全集と同傾向で、すっきりした音。低弦や木管の存在感は薄くなり、過去のCDのような武骨さはほとんど皆無である。つまり、少なくともCD時代にクレンペラーを知った世代が持っていたクレンペラーの印象は払拭されると思う。フランス製CDとの違いは、音の立体感。2chにもかかわらず、音像に奥行きがある。このため、辛うじて、低弦や木管の存在感は生きている。だが、繰り返しになるが、いい意味での武骨さはほとんど感じられない。第3楽章など、昔のCDは愚鈍な印象だったが(それが他の演奏とくらべて、ある意味、新鮮だったのだが)、むしろこのSACDでは洗練すら感じられる。幻想を追い続け、オリジナルアナログ盤を買い求めるべきか、それとも、これが本当の音だと信じるべきか。今回のSACDの音の良さは認めつつ、過去のCDも処分できない。音以外のことに触れると、やはりオリジナルジャケットの復刻はうれしいし(親切にも当時の英文解説も添付)、ブックレットには当時のレコーディング・データも記載されている。おそらく、このシリーズは他の盤も同じような丁寧な装丁がなされていることだろう。まだこのSACDのレビューは他になさそうなので、どなたか感想をぜひお聞かせいただきたい。

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  • ★★★☆☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2011年01月29日

    名演として名高く、みなさまの評価も高いこの演奏。相当久しぶりに聴きました。実にゴツゴツした手触りで、流麗さのかけらもない。意図的なのか、リズムの刻みは武骨で音色は美感を欠く。指揮者のせいでしょうか、アンサンブルは頻繁に乱れ、特に管楽器が「入り」でとまどって変な音を出したりして、仕上げとしてはかなり出来が悪い、というほかないでしょう。頑固一徹な(そして結構変な)男の個性的演奏と言えます。正直、感心はもとより感動もいたしませんでした。ニューフィルハーモニアが、最晩年のクレンペラーのフォローをし切れず、いろいろなあらが残ったままの結果として出されているように思います。ほぼ同時期のウィーンフィルとのライヴでは、さすがにそこはウィーンフィル、自分たちの矜持を守って破綻を回避しつつよくやっていました。但し、「この曲はこうなのだ!」という確信のような強さがあって、それがこの演奏に独特な「風格」を与えています。それを好意的に受け止めるか否かが評価の分かれ目かなあ。世評高い演奏ですが、こうした仕上がりの一種独特なありようを心得たうえで覚悟してお聴きになることを、未聴の方にはお勧めします。

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  • ★★★★★ 

    monty  |  神奈川県  |  不明  |  2010年02月17日

    クレンペラーのマーラー録音のなかでもこの9番は格別。遅いテンポのなかで音楽は壮大さを見せつつも停滞やべとつきは感じさせず、自然に脈動しながらすっきりと流れていく。余計な色づけは排し、全てを取り払った後に残る作品の核心が宿す情感を厳しい輪郭の響きで浮かび上がらせる。1967年キングズウェイホールにおける録音。HQCD化は成功でシャキッとした透明度の高い音質。冴えない音質の輸入盤でこの演奏に出会ってしまった方は買い直す価値大だと思う。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2010年02月05日

    マーラーの交響曲第9番は、間違いなくマーラーの最高傑作であるが、それだけに古今東西の様々な大指揮者によって数々の名演がなされてきた。これらの名演には、それぞれ特徴があるが、どちらかと言えば、楽曲の性格に準じた劇的な演奏が主流のような気がする。特に、ワルター&ウィーン・フィルや、バーンスタイン&COA、テンシュテット&LPOなどが超名演とされているのもその証左と言えるだろう。そのような数々の名演の中で、クレンペラーの演奏は異色の名演と言える。これほどの劇的な交響曲なのに、殆ど微動だにしない、ゆったりとしたインテンポで通した演奏は、純音楽的な同曲の名演を成し遂げたカラヤンやバルビローリなどにも見られない特異な性格のものと言える。それでいて、マーラーが同曲に込めた死との戦いや、生への妄執や憧憬などが、我々聴き手にしっかりと伝わってくるというのは、クレンペラーの至高の指揮芸術を示すものと言えるだろう。あまりのスローテンポのため、例えば、第3楽章の後半や終楽章の頂点において、アンサンブルに多少の乱れが生じるが、演奏全体から滲み出てくる同曲への深い愛着と情念を考慮すれば、殆ど気にならない演奏上の瑕疵と言える。HQCD化による音質向上効果は著しく、この異色の名演に華を添える結果となっている。

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  • ★★★★★ 

    ギネス  |  川崎  |  不明  |  2008年11月15日

    曲を客観的に捕らえた大人の演奏。聴きつくされたはずのこの曲が別の曲に聴こえて来る。マーラー管弦楽法にもの新たな発見が出来る名盤だろう。残念なのはEMIの65年頃から70年頃までの録音全てに言える事だが、収録がオーバーレンジでフォルテシモで音が歪むことである。マスターテープが駄目だからマスタリングの期待は今後も無理だろうか?

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  • ★★★★★ 

    naoko  |  米子  |  不明  |  2008年04月20日

    もはや言及するのもおこがましい盤。しかし同じくEMIから出ているラトル/BPO盤を聴くと、この録音がいかにユニークでありながら、且つ、普遍的であるかを思い知らされる。VPO盤、エジンバラでのNPO盤、エルサレム(ラジオ?)響盤、どれも素晴らしいが、安心して、長く聴けるのは、このNPOとのスタジオ録音。ライブでの破綻も少なく、録音もまぁまぁ。しかし、クレンペラーが楽譜ではなく、曲そのものと対極しているのがわかるし、あの「情熱の氷づけ」も感じさせる。

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  • ★★★★☆ 

    セサミン  |  水道橋  |  不明  |  2006年02月26日

    マーラーがこの曲のオーケストレーションに仕掛けた語法の数々の罠。特に第4楽章の罠を明確に聴きたい人はクレンペラーの録音が一番良いと思う。諦めたというか、放棄したというか、歌を徹底的に死滅させたために、他の録音より曲の構成とレトリックが抜群に聴き取りやすく、その潔さが全く素晴らしい。

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  • ★★★★☆ 

    為朝  |  沖縄県  |  不明  |  2005年09月18日

    1968年のウィーンライブ、1970年のイスラエルライブと比較しては、明らかに劣るが、スタジオ録音だから仕方ない…。

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