交響曲第7番『レニングラード』 井上道義&大阪フィル
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風信子 | 茨城県 | 不明 | 2019年03月11日
豪快雄渾に鳴らし切った”レニングラード” これまで持っていた楽曲の印象がガラリと変わってしまった 驚きと一緒に新鮮な感興の波に洗われた 主旋律が独り浮き出るような部分は皆無だ 全てのパートが主体的に鳴り人格を持ったようだ ”第7番”にはモチーフの繰り返しが執拗に感じられる演奏が多く 実は辟易とすること屡だった 当然無駄に長さを感じるのだった だが 井上道義&大フィルの演奏には倦怠も退屈も感じない レニングラード包囲戦の最中に書かれた事実から 抵抗と勝利へのシュプレヒコールのように言いなされてきた因縁から解き放たれている 全曲がこれ程有機的に繋がって聞こえた演奏を知らない 深い共感と感銘を湛えながら静かに水の輪が広がっていく湖水の波のように身に沁みてきた 井上道義の人柄と人生の軌跡が刻まれた演奏と言ったら言い過ぎだろうか 美しいレニングラード交響曲である あなたも如何4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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みのる | 埼玉県 | 不明 | 2016年04月01日
最初から終楽章まで一気に聞きとおしました。圧倒的スケールの大きさ気迫と勢いをかんじました。第5番以上の作品と感じました。井上道義氏が人間賛歌と呼んだ意味が少しわかった気がしました。健康に留意されこれからも前進を続けられますように応援したいです。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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