ピアノ・ソナタ全集 ケンプ(9CD)
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チバリスト | 千葉県 | 不明 | 2021年07月11日
リマスターで見事な全集としての存在価値があるアルバム。 ケンプはベートーヴェン弾きとして定評があるが、比較的短期間に一気に録音されたこともあり、ベートーヴェンに対する対峙の仕方に一貫性があるため、一気に聞きとおせる利点がある。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ハッチ | 愛知県 | 不明 | 2013年05月13日
50代以上にとってのベートーベンのピアノソナタは、ケンプかバックハウス。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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eroicka | 不明 | 不明 | 2010年02月10日
主要な曲は持っているのだが、安く売っていたのでダブり承知で衝動買い。聴きなじんだ有名な曲も無名な初期の作品も品格ある演奏だ。同時代の峻厳なバックハウスが剛とするならば、穏健でロマン的でヒューマンなケンプは柔といったら、図式的過ぎるだろうか。録音も適度の残響と距離感で録られており、けばけばしさや虚飾のない音作りが好ましく、バックハウス盤とともに座右に置いて長く聴くに値するものだ。ケンプはSP時代の方がロマン的で、技巧的にもモノラルLP時代の脂の乗りきった時期の方が圧倒的に好ましいが、解釈の深さ、哲学性ではやはりこのステレオ盤に利があり、できるならばDGのモノラル全集と併せて聴いていただきたい。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ねこちゃん | 横浜 | 不明 | 2005年12月02日
技術を音楽と切り離し、単なる道具(楽器)の扱い方の問題、という観点だけに限定すれば、このケンプの演奏は技術不足といえます。だから、というわけではありませんが、私はケンプのベートーヴェンならモノの旧盤をとります。50年代(特に初め頃)のケンプは、ピアニストとして絶頂期にありました。ケンプというと弱々しい、という印象をお持ちの方、50年代のモノ録音を聴いてみてください。覇気みなぎる充実した演奏が揃っています。ベートーヴェンのほか、DECCAへのリストやブラームスも絶品。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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