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ブルッフ (1838-1920)

CD ヴァイオリン協奏曲第1番、第2番、スコットランド幻想曲 ハイフェッツ、サージェント&ロンドン響、他(1947〜54)

ヴァイオリン協奏曲第1番、第2番、スコットランド幻想曲 ハイフェッツ、サージェント&ロンドン響、他(1947〜54)

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2009年11月15日

    ブルッフは、実力のわりに過小評価されている作曲家の一人だと思う。同時代を生き、親交もあったブラームスの名声と比較すると、あまりにもお寒い限り。ヴァイオリン協奏曲第1番は、4大ヴァイオリン協奏曲に次ぐ名声を受けてはいるものの、あとはスコットランド幻想曲などが知られている程度。本盤におさめられたヴァイオリン協奏曲第2番のCDは数えるほどしかなく、3曲ある交響曲に至っては殆どCDがない状況。楽曲の親しみやすさや、特に、ヴァイオリンによる協奏的作品や合唱曲の質の高さからすれば、非常に残念なことと言えるだろう。そのような中で、ハイフェッツのような歴史的ヴァイオリニストが、ヴァイオリン協奏曲第1番、スコットランド幻想曲をそれぞれ2度、演奏の機会に恵まれないヴァイオリン協奏曲第2番の録音を遺してくれたことは、大変素晴らしいことであると考える。有名なヴァイオリン協奏曲第1番やスコットランド幻想曲は、後年の録音の方がより深みがあるとも言えるが、本盤の演奏は、後年のものにはない、切れ味鋭い技巧による名人の一筆書きのような趣きがある。ヴァイオリン協奏曲第2番も、同様の性格の演奏であり、ブルッフの名曲を集めた至高の名演集として高く評価したい。Blu-spec-CDによる高音質化もいつもながら好調である。

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