交響曲第6番『田園』、第1番 フルトヴェングラー&ウィーン・フィル(1952)(平林直哉復刻)
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くまたろ | 東京都 | 不明 | 2016年05月06日
これまで《田園》におけるフルトヴェングラーのテンポの遅さに違和感を覚え馴染めずにきた。だが、この盤をはじめとする復刻盤を聴くようになって、ウィーン・フィルの各楽器、とくに木管群を理想的に響かせようとしていたことがよくわかった。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ドンナー | 神奈川県 | 不明 | 2015年06月15日
グランドスラム・レーベルによるオープン・リールからの復刻盤。確かに平林氏が記すように、このベートーヴェンの1番と6番のブライトクランク・ステレオは、もともと録音が良く、また、曲の性格、オーケストラがウィーン・フィルであること、晩年の巨匠のスタジオ録音で造形的に整っていること等を踏まえて、かなり素晴らしい音でこの名演を堪能することが出来た。弦楽器や管楽器が実に惚れ惚れする音色を響かせており、6番の終楽章など、非常に感動的である。かねがね、私は平林氏にはオリジナル・モノの英EMIオープン・リールからベートーヴェンを復刻してほしいと思っていたのだが、ブライトクランクの素晴らしさを聴くにつけ、その気持ちも失せてしまった。なお、解説書がエルヴィン・ミッタークなる人物によるフルトヴェングラーに関する短いエッセイで、貴重である。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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