トップ > 音楽CD・DVD > クラシック > ベートーヴェン(1770-1827) > ピアノ協奏曲第5番『皇帝』、第3番 エッシェンバッハ、小澤征爾&ボストン響、ヘンツェ&ロンドン響

ベートーヴェン(1770-1827)

SACD ピアノ協奏曲第5番『皇帝』、第3番 エッシェンバッハ、小澤征爾&ボストン響、ヘンツェ&ロンドン響

ピアノ協奏曲第5番『皇帝』、第3番 エッシェンバッハ、小澤征爾&ボストン響、ヘンツェ&ロンドン響

商品ユーザレビュー

  • ★★★★★ 
    (4 件)
  • ★★★★☆ 
    (1 件)
  • ★★★☆☆ 
    (0 件)
  • ★★☆☆☆ 
    (0 件)
  • ★☆☆☆☆ 
    (0 件)

レビューを書いてみませんか?

レビューを書く

検索結果:5件中1件から5件まで表示

  • ★★★★★ 

    rela-cla88  |  愛知県  |  不明  |  2021年03月09日

    爽やかで若々しい皇帝です。エッシェンバッハ 33歳、小澤 38歳くらいですかね。「皇帝」と言うより「皇太子」と言ったほうが良いですかね。PENTATONE のリマスターは相変わらずの凄さで、ボストンシンフォニーホールのアコースティックをバランス良く録りきっています。軽快な響きがホールに舞い上がるような感じがします。エッシェンバッハは少し早めのテンポで、軽快かつ高貴な音を奏でています。小澤のサポートもピアノの響きに上手く寄り添っていて、私には、意外にも?結構ベートーヴェンらしい雰囲気が感じられました。PENTATONE の小澤の幻想が良かったので、続いて購入しましたが、こちらも本当に素晴らしい演奏でした。皆さんにも一聴をおすすめします。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    ゲゲゲアサ  |  神奈川県  |  不明  |  2015年07月24日

    1970年代のドイツ・グラモフォンのリマスタリングにしては、オーケストラの奥行き感があって、リマスタリングの音を弄くり回した悪いリマスタリングになっていない。エッシェンバッハのピアノとボストン・小澤のコンビネーションは悪くない。 エッシェンバッハのはつらつとしたベートーヴェン「皇帝」はとても壮快で聞き応えがある。 このような演奏こそリマスタリングの価値があるのではないだろうか。欲を言えばピアノのマイクが少し近すぎるように思う。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★☆ 

    meji  |  神奈川県  |  不明  |  2015年05月04日

    70年代のDGレーベルといえば「ドイツ古典〜ロマン派の名曲に重点を置いたプログラミング」「ドイツ系の巨匠を一同に集めたアーチスト陣容」「間接音よりも直接音を重視し隈取がはっきりしたメリハリあるサウンド」が当時の日本人の嗜好に合致し、大いにもてはやされたものだった。この当時のDGは過剰なまでのマルチマイク、マルチトラック路線を推し進めており、音決めはマルチトラックマスターテープをスタジオに持ち帰ってから行なわれていた。その結果オーケストラも合唱も全て横一列平面に並び、楽器同士が干渉することなく分離し、楽音とレゾナンス成分さえ分離して聴こえる独特のハウスサウンドからは、オーケストラの違いやピアノやバイオリン等ソロ楽器の銘柄の違いはもちろんのこと、録音エンジニアの違いや録音会場の違いすら聴き分けることが難しいものが多い。尤も当時の家庭にあったオーディオ装置や再生環境のもとでは、このようなサウンドの方が良い音に聞こえたことも事実であり、こうしたDGの音作りをDGのエンジニアの責に帰すようなコメントは差し控えたい。さてこのディスクは、プロデューサー、トーマス・モーリーの手によるものであるが、DGレーベルであってもサウンドはけっしてDGのものではない(詳細はバーンスタインのカルメンや小澤の幻想に書いたので、ご興味のある方はそちらをお読み頂きたい)。SACD再生が始まると同時に聴こえるホールの暗騒音だけでこの録音が信頼置けるものであることを確信させられるが、皇帝冒頭のオーケストラの広がりと奥行きや、ボストンシンフォニーホールのナチュラルなリヴァーブ、ハンマーやペダルのアクションノイズまでもがリアルなピアノの音を耳にすれば、この録音が2年前にK・ウィルキンソンがシカゴで収録した、アシュケナージ&ショルティ盤(Decca)に引けをとらないレベルに達していることに容易に気付くはずだ。星四つに留めたのは、エッシェンバッハのピアノがややデリカシーを重視するあまりppが弱すぎ、楽音が有するメッセージのみならず美しさまでもが希薄になりがちなことと、若かりし日の指揮者の芸不足により、ベートーベン特有の鳴らないオーケストレーションの各所において、鳴りきらないもどかしさを感じさせることが理由である。ところで今回のシリーズは、高音質を売りにした割には、ブックレットにマスタリング機材やマスターテープに関する詳細情報が書かれていないし、第3番コンチェルトの録音情報が間違っていたり、オリジナルジャケット写真すら掲載されていないなど、完成度の低いパッケージングには改善を望みたい。最後に、ユニバーサルからは小澤やバーンスタインのシングルレイヤーSACD-SHMが発売されるようだが、演奏も録音も首を傾げたくなるものが多い上に値段が高すぎる。フィリップスからDGへとSACDリマスタリングの仕事を広げてきたペンタトーンには、次はDeccaやEMIの優秀録音を手がけてほしいものだ。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    SeaCrow  |  東京都  |  不明  |  2014年12月12日

    まだ「爽やかな若手〜中堅ピアニスト」だった頃のエッシェンバッハの代表盤。両曲とも、基本的には爽やかで明快な演奏ですが、ところどころで、後の指揮者としての彼の芸風に繋がる暗さが見え隠れするのが興味深いです。オーケストラ・パートは、いずれもオーソドックスながら的確なもので、不満は感じません。PentatoneによるSACD化については、自分はSACDの2chステレオ環境でしか聴けませんが、当然のごとく成功していると思います。フィリップス・サウンド以外で同社の復刻録音を聴くのは初めてとなりますが、この時期のDG録音に、これほどの情報量が詰まっていたのかと、驚かされました。続編に期待します。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    C.G.A  |  愛知県  |  不明  |  2014年11月28日

     指揮者としてのエッシェンバッハには魅力を感じないが、この盤での彼のピアノは瑞々しくて良い。何より、それぞれの曲でのバックのオーケストラが素晴らしい。小澤征爾もヘンツェもとても良くコントローしていて気持ちがよい。また、ペンタトーンによるリマスターは期待通りであった。SACD4チャンネルで試聴したが、センスの良さを感じさせる。今後もグラモフォン時代の小澤ボストンによる名盤リマスターを発売してくれることを期待したい。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

検索結果:5件中1件から5件まで表示