交響曲第5番、スラヴ行進曲 小林研一郎&ロンドン・フィル
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またたび度々 | 宮城県 | 不明 | 2021年07月20日
小林のチャイ5は、第1楽章で主部に入って第1主題を唄ってトッティーへ移る際にテンポを極端上げるのが特徴であった。この表現方法はゲルギエフやその他、ロシアの指揮者などが採る手法である。個人的にはこの方法は好きではないのだけど。このCDは小林の円熟を経て、この点が良い方向に向かうのを期待したのだが、結果は悪い方向に向かってしまった。主部に入って第1主題を唄う所からテンポが極端に上がってしまうようになってしまった。更に第1楽章の終結ではティンパニーまで追加してしまうというオリジナルすら失いかねない状況だ。あまり酷さに以降を聴く気が失せてしまった。よく分からないがコバケンは、ただコバケンなだけで、いまいち評価が上がらないのは、こうした点に理由があるのかも知れない。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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和尚 | 大分県 | 不明 | 2017年04月13日
作りすぎた演奏である。止まりそうなところもある。それでも演奏に流れや勢いがあればよい。しかし、ロンドンフィルはそれを着実に実行しているが、小林に慣れていないように感じる。冒頭のクラリネットの弱音からどこがおずおずの演奏である。しかして、小林の第5の中では一番買いにくい演奏である。ぜいひとも竹馬の友で急成長した日本フィルとライブで採録してほしい。期待していただけに残念至極である。ファンであるだけに残念である。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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